ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



祝福の心が大切だって、教えてもらってはいるけど、でも、人をほめるなんて、嫌なもんだよね。無理する必要、ないんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『ストロング・マインド』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 祝福も、最初のうちは、わざとらしく感じるものです。心にもないことを言っているように思えますし、嘘をついているように感じることもあるかもしれません。しかし、そういうものではないのです。
 「人を祝福する。人をほめる」というのは勇気が要ることなのです。とても勇気が要ります。なかなか、ほめられません。特に、「自分が関心のある領域において、人をほめる」というのは、とても難しいことです。
 例えば、アメリカの大金持ちのビル・ゲイツをライバルにしているような、コンピュータ会社の社長が、「ビル・ゲイツって、すごいなあ」と言うのは、やはり、なかなか大変なことです。そうは言っても、なかなかできることではありません。
 以前、松下電器(現パナソニック)の中村邦夫氏が、社長就任時に、「ソニーさんはチャンピオンですからね」と平気で言いましたが、彼は、やはり、その後、会社を立て直しました。大変な赤字になっていた松下電器をV字回復させたのです。
 その再建の前に言ったのが、「ソニーさんはチャンピオンですからね。われわれはチャレンジャーです」という、現実とは正反対の言葉だったわけです。
 実際には、松下のほうが先輩で、ソニーはあとから追いかけてきたのです。しかも、ソニーは「モルモット」と言って笑われていました。「ソニーが新製品を出し、売れるかどうか実験して成功したら、あとから松下が乗り出してきて、似たような製品をつくる」というケースが多かったわけです。
 それを、「ソニーさんは横綱です。チャンピオンですからね」と、相手を持ち上げて言ったのです。そのように言うのは、なかなか怖いことですが、松下を見事に再建したのですから、大したものです。
 そのように、敵やライバルを公平に見てほめられる、あるいは、敵の製品を見て、「これは優れものだね」「わが社では、これは、できていないのではないか」「これは、なかなかすごいぞ」と言えるというのは、なかなか大変なことなのです。
(189~191ページ)

人を祝福するというのは、勇気が要ることである。

特に、自分が関心のある領域において人をほめるのは、とても難しい。

敵やライバルを公平に見て、ほめるというのは、なかなか大変なことである――。

人をほめ、祝福する心を持つというのは、勇気がいるし、なかなかできることではないからこそ、あえてそうすることで、成功できる。

今日のお教えは、そんなふうにも理解できるんじゃないでしょうか。

過去の先輩たちの例に学んで、祝福する心の大切さを確認し、祝福する努力をしていきたいものだと、改めて私は思っているのです。

『ストロング・マインド』

 大川隆法著


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