ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



去年のこのブログでは、フロイトって、どこに還ったのか、はっきり書かれてなかったよね。実際は、どんな様子だったのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『フロイトの霊言ー神なき精神分析学は人の心を救えるのか』(幸福の科学出版)で、そのフロイトが招霊された直後のインタビューの模様を、次のように紹介しておられます。

綾織 1939年に亡くなられて、それ以降、ずっと、その場所にいらっしゃるのですか。
フロイト まあ、そう……、何? 「1939年に亡くなられて、それ以降、ずっと」とは、どういうことかな?  
綾織 今は、2012年です(収録当時)。亡くなられてから、70年以上たっているわけですけれども……。
フロイト 70年。うーん、70年。70年。うぅーん。
 君は、少し妄言癖があるから、精神分析をかけてみたほうがいい。
 君は、「未来人だ」と、私に言おうとしてるんだ。まあ、そういう人はいるよ。患者で、ときどき来るからさ。
綾織 いえ、39年に亡くなられて……。
フロイト まあ、いいよ、いいよ。未来人ね。君は、未来から来たんだ。
 幼児体験に、何か、傷があるんだと思うよ。幼児のころ、未来に対して、すごく大きな夢を抱いていたのに、それが挫折したはずだ。君は、それを忘れ去っているんだよ。
 「未来には、きっといいものが来る」と思っていたのに、何か挫折を経験して、それが深いところに沈んでいる。深層意識に沈んでいるんだ。それを、えぐり出せば、君の、その未来人幻想が消えるから。
綾織 お亡くなりになったあとのことは、覚えていらっしゃいますか。
フロイト ああ?
綾織 1939年にお亡くなりになったあとのことを思い出していただけますか。
フロイト 「あとのこと」って、どういうこと?
綾織 1939年にお亡くなりになったことは、認識されているわけですよね。
フロイト うーん。私は、夢解釈をよくしているからね。だから、今、目が覚めてやっているのか、夢のなかで研究しているのか、そのへんの区別が、よくつかないんだ。もしかしたら、夢といっても、自分の夢のなかにいるだけでなく、他人様の夢のなかに入り込んでる可能性もあるんだな。
綾織 もしかしたら、お亡くなりになったのではなくて、お眠りになっている可能性があるのでしょうか。
フロイト そうそう、だから、今、眠っている間に、深層心理の世界というか、無意識の世界のなかに入り込んでいって、探検しているうちに、なんか、穴ぼこに入っちゃったような感じがする。
 精神分析医として、これをどう解決すべきか、今、考えているところだ。
 君の言う時間は、よく分からないんだが、寝てるときには、時計を外すので、持ってないしなあ。
(28~32ページ)

フロイトは、1939年に自分が亡くなって70年以上たっているとインタビュアーが言うのは、妄言癖であり、精神分析をかけてみたほうがいいと考えている。

また、インタビュアーは、幼児のころ、未来に対してすごく大きな夢を抱いていたのに挫折したはずであり、その深層意識に沈んでいる挫折経験をえぐり出せば、未来人幻想が消えると考えている。

今、目が覚めているのか夢のなかなのか区別がつかず、精神分析医として、これをどう解決すべきか考えている――。

精神分析を始めたことで高名なフロイトは、1939年に亡くなったわけですが、このやり取りで分かるとおり、自分が死んだことをまったく認識していませんでした。

そして、単に死んだことが分かっていないだけでなく、何かというと“精神分析”しようとするなど、インタビュアーが何をどう言っても耳に入らない状況だと思えます。

霊の存在を知る人にとっては、あの高名な精神医学の大家が、こんなやり取りしかできないことに深い悲しみを覚えるところですが、唯物論者の方には、この霊言自体が理解不能なのかもしれません。

しかし、世界の真実というのは、霊は実在して、あの世で永遠の生命を持っており、人間は肉体と霊でできていて、あの世からこの世に魂修行をするために生まれてきているわけです。

死後70年以上もあの世で惑っている、こんな霊の実態をみるにつけても、一人でも多くの方にこの世界の真実を知ってもらわなくてはならないと、改めて私は思っているのです。
 

『フロイトの霊言』

   大川隆法著


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