カント哲学って、ほんとにむずかしいよね。大川隆法先生はどう評価しておられるのよ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『カント「啓蒙とは何か」批判』――「ドイツ観念論の祖」の功罪を検証する(幸福の科学出版)のまえがきで、以下のように説いておられます。
カント哲学の難しさには定評がある。それゆえにこそ現代まで「謎」が残って研究する者が絶えない。
本書、『カント「啓蒙とは何か」批判』は、ある意味で近代・現代のやり直しである。「もしカント哲学が、わかり易い言葉で真理を説いていたら、現代社会は一体どうなっていたか」のシミュレーションである。
私たち「幸福の科学」の活動も、一種の現代の啓蒙であり、政治・経済・国際問題・科学・宗教、いろいろなところでカント思想の末流とぶつかっている。
できるだけ内容を判りやすくするために、哲学の専門用語は避けたが、それでも一定の難しさは残っているだろう。
別にカントの思想全体を否定しているわけではない。カントが中世思想からの離脱に「翼」を与えたことは認めつつも、カントの「批判」に「反批判」を加えたということである。
(3~4ページ)
「幸福の科学」は、一種の啓蒙活動であり、政治・経済・国際問題・科学・宗教と、いろいろなところでカント思想の末流とぶつかっている。
本書は、もしカントがわかり易い言葉で真理を説いていたら、現代社会は一体どうなっていたかのシミュレーションである。
カントが中世思想からの離脱に「翼」を与えたことは認めつつも、カントの「批判」に「反批判」を加えた――。
本書のタイトルを見るだけでは、ただちにそれとは分かりませんが、もちろん本書は、そのイマニエル・カント霊本人の「霊言集」です。
カント自身が呼び出されて、あの難解なカント哲学の真意を、現代日本語を用いて解説したら、どうなってしまうのでしょうか?
天上界のカントは、現代の国際情勢をどう見ているのでしょうか?
また、いま何に関心を持っているのでしょうか?
それが、この一冊で現代日本で明らかにされている。
その凄さの実感と驚きを、哲学の分野に興味関心を持っている方にはもちろんのこと、一人でも多くの知を求める方に知っていただけたらと私は思っているのです。
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『カント「啓蒙とは何か」批判』
大川隆法著
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