直木賞作家の景山民夫さんって、亡くなった直後、2カ月ぐらいもお風呂場やトイレに現われていたなんて、大川隆法先生が語っておられたことがあったと思うんだけど、あれって、ほんとだったのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『小説家・景山民夫が見たアナザーワールド』(幸福の科学出版)で、その景山民夫さん本人の霊の言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。
亡くなったあと、ちょっと総裁先生に迷惑をかけたことは事実なんです。
ちょっと急だったもんだから、心の準備が十分できてなくて、何度か総裁邸に姿を現し、『ボルネオホテル』(景山氏のホラー小説)風に出てしまったので(会場笑)、「場所を選んで出てきてください」って、だいぶ言われました。
「トイレとか、お風呂場とかに出てくるので、かなわん」と言われたことがあって(笑)、すみません。これについては、失礼をお詫びしなきゃいけないんです。
「亡くなったときに、末期の水を飲まなかったのがいけなかったのか」と、ずいぶん言われたんですが、まあ、それは、そうかもしれない。最初、「水場ばっかり出てくる」って言われたけど、まあ、そうだねえ。二、三カ月ぐらいでしたね。(中略)
いや、私は口が悪いからさあ。ちょっと悪さをする癖があって、脅したり、からかったりするのが好きなもんだから、どうしても、「総裁をおどかしてやろう」なんていう気が、ちょっとあってね。(中略)
(笑)あ、いや、ちょっとあってさ。いやあ、総裁は、「私は、霊界に精通している」と言ってらっしゃるけど、「総裁だって、幽霊は怖いんじゃねえか」と思って、ちょっと脅したの。(中略)
「先生は、どう反応するかな?」(笑)と思って、ちょっとだけね。いや、これは悪かったね。ちょっと失礼したかなあ。
先生の悟りが本物かどうか、ちょっとだけ試してみて、「動じなかったら、やっぱり本物だけど、もし、怖がるようだったら、まだまだだ。修行が、まだ十分でないんじゃないか」とね。
まあ、九つ年上だったもんだから、少し、からかい気分もあったことはあったので、トイレに出てみたりした。
あと、お風呂場に出てこられると、さすがに嫌だろうね。「お風呂場はないでしょう? 勘弁してください」っていう感じ?(中略)お風呂場だったら、逃げ場がないよねえ。(中略)
だから、お風呂場にも、二、三回、出てやったことはあるんだけど、総裁は、やっぱり、さすがでしたね。動じませんでした。
全然、動じなくて面白くないから、私は、「先生、意外に鍛え方が足りませんね。このへんが、たるんでます。このへんの贅肉が、いかん」とかさ……。(中略)
そうそう。ご指摘申し上げたんですけど、総裁は、「人間は、中身である。君、まだ肉体にとらわれているようでは駄目だ」と、こう幽霊に対して言い返してきたから、「さすがだなあ」と思いましたねえ。
(41~51ページ)
亡くなったあと、ちょっと総裁先生に迷惑をかけたのは事実である。
ちょっと悪さをする癖があって、脅したり、からかったりするのが好きなもので、「総裁をおどかしてやろう」という気が、ちょっとあった。
「総裁だって、幽霊は怖いんじゃねえか」と、ちょっと脅して先生の悟りが本物かどうか試そうと、トイレやにお風呂場に出てみたりしたが、総裁はさすがに動じなかった――。
いやあ、景山さんったら、いくら霊になっちゃったからといって、大川隆法先生を脅かそうなんて、直弟子の一人として許されないでしょ、と思うのは私だけではないと思います。
なんで景山さんの霊言集をなかなか出されなかったのかが不思議だったんですが、じつはこんな失礼な出来事があったりすれば、それは自然なことだったのかも、とか思ったりもします。
それはそれとして、こんなお茶目なエピソードが語られているのも、実際に霊界に還った景山さん自身だからこそ。
本書で「霊言」というもののすごさを、改めて私は感じているのです。
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『小説家・景山民夫が見たアナザーワールド』
大川隆法著
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