読売新聞グループ本社代表の渡邉恒雄って人、ナベツネって呼ばれてたと思うけど、まだ存命のマスコミ界の大物だよね。どんな人なのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ナベツネ先生 天界からの大放言──読売新聞渡邉恒雄会長守護霊インタビュー』(幸福の科学出版)のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。
まえがき
巨大マスコミで長年君臨していると、様々な批判の銃弾を浴びて、責任を取るかたちで辞職に追い込まれるのが常だ。そのため、マスコミのトップは顔も名前も一般国民に知られていることは少ない。その中にあって、「ナベツネ」こと渡邉恒雄さんは、折々に話題を振りまきながら、不沈戦艦のように浮かびつつ、自らも砲弾を発射する稀有な存在である。
ポピュリズム批判程度の本で人生の最後にするのではなく、「人生の達人としての秘訣」のようなものを何か引き出せないかと思ったのが、私の率直な気持ちだ。私の思い通りのものはつくれなかったが、質問者の関心がジャーナリスティックなところにあったからだろう。私の母より六歳も年上で、かつ、世界最大の新聞の現役主筆であり続けられる人生の先輩に、「本心」から「先生」とつけてしまった次第である。
守護霊意見が、一部、読売新聞の会長としての公的立場とくい違うところもあろうかと思うが、「酒でものんで、若い者たちに話をしたら、こんなこともあるかもね。」ぐらいに思って下されば幸いである。
あとがき
おそらく「ナベツネ先生」は、正直で、気持ちの大きい方だろうと思う。そして人の気持ちを読み解く能力に特長をもっておられる方かと思う。
「『幸福実現党』に議席を獲らせてやりたい」とおっしゃった時、たとえ守護霊霊言であるにしても、政党幹部諸氏は感激していた。マスコミの「談合的黙殺シフト」に、皆、耐え忍んで来たからである。
ドイツの首相は宗教政党出身であるし、今、アメリカの大統領選を争っているロムニー共和党候補も、青年時代、モルモン教徒の宣教師としてフランスで伝道していた。宗教を信じる者が、国を正しく導くべく政治家を志すことは、決して道徳に反することでも、異常なことでもない。そのあたり前のことが、あたり前にできるように、大マスコミの果たすべき使命も大きいと信じてやまない。
(1~2、152~153ページ)
同じマスコミ人であっても、朝日の主筆やNHKの放送総局長などに対する態度と、えらい違いです。
大川隆法先生が、一連の守護霊インタビューの中で、「人生の先輩」として、これだけ敬意を表しておられる人は、初めてではないでしょうか。
大きな器を感じさせる高い視点で、説得力のある意見を述べる守護霊。ナベツネ先生こと渡邉恒雄氏は、期待以上の「大物」でした。
本書の刊行から10年の月日がたちましたが、大川隆法先生が述べておられるように、続編として、「人生の達人の秘訣」といった話を、ぜひ読んでみたいものです。
いずれにしても、マスコミに興味がある方はもちろん、世界最大部数を誇る読売新聞を今もまだ率いる人物が、何を見て何を考えているのかに興味がある方、必読の文献であると私は思っているのです。
|
『ナベツネ先生 天界からの大放言』
大川隆法著
|
↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)