嫉妬しちゃうじゃない。なんだかわかんないけど、どうにもならないのよね? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、書籍『ハウ・アバウト・ユー?』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
「他の人と比較して、あらゆる面で絶対に負けない」ということはありえません。何かが優れていても、何かは劣っているものです。
人間が嫉妬心を感じる相手とは、基本的に、自分が関心のある領域の人、要するに、「自分のライバルになるようなタイプの人」であり、それ以外の人には感じないのです。
例えば、私が毎日、運動をしていても、それは、健康のためにする程度のものであって、「スポーツ選手になろう」と思って運動をしているわけではありません。私が「オリンピック選手に嫉妬する」ということは、まずないのです。なろうとも思いません。
「ヤワラちゃん」の愛称で親しまれている谷亮子選手が、柔道で金メダルを取ろうが取るまいが、何の嫉妬心を感じることもありません。
ところが、かなり高いレベルの実力を持っていた元スポーツ選手だったら、どうでしょう。
現役を引退し、結婚して、今はママさんになっている人が、「ヤワラちゃんは、ママになってもメダルを取ろうとしている」という姿を見たら、嫉妬心が出てくるのではないでしょうか。
「私は完全に引退しているのに、彼女はまだ現役でやっているのか」と思い、嫉妬心を感じるでしょう。
「嫉妬を感じる」というのは、やはり、自分が関心を持ち、「そのようになりたい」と思う領域の人に対してなのです。そういう人に対しては嫉妬を感じますが、それ以外の人には感じないのです。
嫉妬心は、自分にとって関心がある領域の人に感じるものなのです。
この嫉妬心についても、頑張って心の持ち方を変えなければ、幸福にはなれません。
みなさんは、嫉妬心でギラギラしている人を見て、それが幸福な姿に見えますか? 「あの人は嫉妬心が強いな」と感じたとき、その人のようになりたいと思うでしょうか。
なりたいとは思わないでしょう。
(162~165ページ)
人間が嫉妬心を感じる相手とは、自分が関心を持ち、「そのようになりたい」と思う領域の人に対してであり、それ以外の人には感じない。
嫉妬心でギラギラしている人を見たとき、その人のようになりたいとは思わないものである。
嫉妬心については、頑張って心の持ち方を変えなければ、幸福にはなれない──。
誰かに嫉妬してしまって悩んでいる人は、けっこう多いのではないでしょうか。
でも、嫉妬心の原因を、こんなふうにクリアに教えていただくことで、自分の心の対策もたちやすくなる気が私はしているのです。
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『ハウ・アバウト・ユー?』
大川隆法著
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