趣味多忙日記

リアルに作るだけが模型じゃない、思うまま気ままに模型製作。
鉄道模型/鉄道ゲーム/鉄道実写に関する話題等

noteは毎日更新中!

https://note.mu/karanda_videos
本ブログは毎週水曜更新中!

ジェリコの壁。

2012-10-20 23:28:18 | --路面電車とローカル地鉄
繁忙期真っただ中。

お友達も繁忙期で「土日は寝るっ!」とか言っちゃってるもんだから、一人予定もなく



ふらっと乗り鉄することにしました。

スタート地点は名古屋駅の隣、枇杷島駅。


この辺り、具体的には名古屋-稲沢までは、

東海道線を走る長距離貨物と、稲沢で折り返し名古屋ターミナルへ入る貨物がひっきりなしに走るため、

旅客線二線と、稲沢から名古屋ターミナルまでの貨物線(通称、稲沢線)の複々線となっているんですが、

そんな稲沢線の枇杷島駅には旅客ホームがあって、時折気動車が停まってるのを見ることができます。




とゆーわけで、今回の旅は、

名古屋駅の隣「枇杷島駅」から春日井市の「勝川駅」までを結ぶ

東海交通事業 城北線という私鉄の旅です。

JR東海のローカル線じゃないよ。




先述したとおり、名古屋の隣駅。

東京で言えば神田だったり有楽町だったりそんなポジションにあたる駅ですが…

城北線は単行気動車が、1時間ヘッドという

その辺の地方私鉄もびっくりする運転頻度となっています。

だから、乗りに行くのもちょっと勇気が必要ですw


ちなみに、すぐ近くにはあの西枇杷島駅もあります。


気動車。JRとは明らかに違う、古さを感じる(テープ?)自動放送が入った後、

発車ベルもなくぬるっと発車。

そして



離陸!

枇杷島駅を出るとすぐに高架線へ入ります。

なんと、城北線、全線複線高架。

もともと国鉄が作っていた貨物のバイパス線かなんかを勿体ないから使ってるノリで、設備“は”異常に豪華です。

関東で言うと武蔵野線ですね。

路盤もしっかりしているらしく、単行気動車は結構なスピードで走っていきます。




目的地である小田井(おたい)駅に到着!

ここに来たかったのだ。




高架、気動車。当然眺めは良く、名古屋北部のランドマーク、アストロタワーが良く見えました。


さて、ホームから降りましょう。




ホームから階段を下りると、コンコースにでます。

恐ろしいほど閑散としてますが、それもそのはず。降りたのは俺だけ。

見てわかるように、立派な高架駅なんですが、壁が無い。




コンコースから降りると自転車置き場に時刻表。

駅員はおろか、改札も無い。


その、時刻表。



心なしか、やる気も無い。

いやいや、最近はイベント列車も走らせて頑張ってるんですよ~。


改札も無ければ駅母屋もなく、壁も無ければドアもないのでどこまで駅だかわかりませんが、

とりあえず駅の外に出てみます。すると…




おおおっ!

城北線の高架を支える巨大な構造物が現れます。

今回の旅の目的。これが見たかったんです。




この小田井駅、国鉄時代は2面4線の駅として計画されていたそうで、

枇杷島方面へ向かう線と、岐阜方に向かっていく支線の分岐駅となる予定だったそう。

重貨物列車を通すためにがちがちの頑丈になってるんですね。


ちなみに矢印の建物が城北線の本社、東海交通事業鉄道部の事務所。




駅施設のしょぼさと走る気動車のしょぼさに比べて

なんと立派な高架橋。

名古屋北部の下町地域で比較的屋根も低い街の中、でんと横たわる巨大なコンクリート。

大迫力です。


でも、降りたのは私一人。


実は、すぐ近所に



めーてつの上小田井駅。

鶴舞線も乗り入れてきて、名古屋方面・栄方面共アクセスしやすく




完全に人の流れから外れてる城北線は蚊帳の外、ってことみたいです。




位置関係。

小田井駅が高高架になってるのは名鉄を跨ぐためなんですね~。


次の列車まで1時間あるので、西春駅まで行ったりして時間つぶし。

時間つぶしのために乗りに来たローカル線でさらに時間つぶし、なんだかなぁ





小田井駅に戻ります。

やっぱこの高架が一番すげぇ


次の列車に乗って、二駅先の味美(あじよし)駅へ。

小田井を出ると城北線は終点の勝川駅付近までずっと、名古屋環状線と名二環に寄りそうようにして走っていきます。




味美駅。

降りた列車を撮る。

うすうす気づいてるかもしれないけど、城北線はこの1両の気動車しか走っておらず、

片道20分ぐらいで行ったり来たりしてます。

えぇ、複線である必要ま~~ったく無いんですww






名二環の高架が覆いかぶさるため薄暗い。人気も全くなく、まるで廃墟。

降りた先に歩道が無いのでさらに地下道まで下がらないと駅から出れませんw


味美駅。近くにこちらも名鉄の味美駅があって

名古屋方面へ行く人は完全にコチラを使うので、またも蚊帳の外。

うーむ、城北線の存在意義・・・w




今回見たかったものその二。今度は、名二環、名古屋環状線、城北線が絡み合う壁。

名二環の勝川インターと太田川で上下方向もうねうねしてますね。

こちらもまた、空が広い住宅地に現れる“異物”です。

ジェリコの壁。




せめて背後の高速道路が無ければ単行の気動車でも違和感ないかもしれませんが。。。


味美の次は終点、勝川。

JR中央線と接続します。

終点なのでもうちょっと立派なのかと思いきや



そーでもなかった。なんだろうこのやっつけ具合w

こちらも改札とかなく、階段をのぼったらそのままホームです。




目の前には中央線の高架。




勝川駅ホームから中央線勝川駅へは連絡通路が伸びてます。

その通路わきにあるコレ、城北線唯一の洗車設備です。


そして



留置線。

さっきの気動車とこれとで所属車輌は全てです。全2両。

留置線も、複線のどん詰まりで終了。




ちょうど今日がカフェ・トレインの日だったらしく、留置線の気動車にはヘッドマークがついてました。




車庫の先で連絡通路は途切れます。

JRの勝川駅はまだまだ先です…。




乗り換えは住宅地をちょっと歩かないといけません。


振り返ると




ぶった切りw

本当は勝川で中央線につなぐ予定だったみたいですが、こちらも未成のまま終了~って感じですね。


というわけで城北線。

貨物のバイパス線として作って、放置されて

私鉄が気動車走らせてみたけれど、パッとせず

でも不思議と廃止話とかは出てこないんですよね。なんでだろ。


ある休日のショートトリップでした。

おわり。


おまけ



暇つぶしの西春駅にて

今回は本当におまけでしたw


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

↑小田井の高架は必見!見るだけなら名鉄上小田井で降りるのが便利かな?w
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝の山 2

2012-09-30 19:18:48 | --路面電車とローカル地鉄

←(1)のつづき




【吾輩は猫である】

明治村の建物の写真を並べていきます。

枚数が多いのでサムネイルにして並べます。

建物の詳細はよくわからないから、こちら参照。




北里研究所本館、品川燈台ほか。

品川燈台前の電停には動いてない方の電車がシートに覆われて昼寝しておりました。




入鹿池。人工池、完成は1633年だそうで、何気に明治村のどの建物よりも古かったりするw




市電が復活するまで唯一の足だった村内バス。

今も、市電なごや駅から北門(駐車場)方面へは唯一の交通機関になっていて、結構たくさんの人が乗ってます。




宇治山田郵便局。

今も「博物館明治村簡易郵便局」として、なんと現役。




一番右の教会。江戸末期の日本人に教会を作らせたらこうなりました、ってデザインが面白いです。

どー見ても火の見やぐらな尖塔がユーモラス。




ごっつい建物も保存されてます。

川崎銀行本店(左二枚)はなかなか凄いカタチで保存されてますね…w




電車もゆるゆる走っておりますが、ツリカケモーターの唸りはなかなか大したものです。




七条電停からは七条通りが伸びております。

突き当りには明治村村長室「東山梨郡役場」



凸凹が少ない建物なので、模型にしやすそうですね。




三重県庁舎と大井精肉店

大井精肉店の隣、食道楽で売っているコロッケーはマジで美味かったです。




終わり。


とゆーわけで、これらの建物をどう模型にしてくかがこれからの課題です。

ちゃんと走るバスも作らないといけませんね。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

↑次は蒸気機関車復活後やなー
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝の山

2012-09-29 21:26:28 | --路面電車とローカル地鉄


再びの明治村。

相変わらず天気には恵まれません…(泣)


台風が接近する中、なぜここに再びやってきたかというと



コチラ。

昨日から明治村の保存鉄道のうち、京都市電の運行が再開されました。





ツリカケの音と鐘の音が山間にこだましています。

やっぱ、これがないと明治村らしくないですよね。













思ってる以上に広大な敷地の明治村。

徒歩でまわると、最深部まで行くのに小一時間かかってしまいます。

一方、市電に乗ってなごや駅まで行き、なごや駅からとうきやう駅までSLで行けば30分かそこらで到達できますから、

観光客が周遊する為にも必要な交通機関ですね。

とうきやう駅は駐車場に直結なので、車で来た人を品川燈台までスムーズに運ぶ移動手段でもあります。


で、SLのほうはというと



こちらも、もうじき復活のようで。

ぴかぴかに整備された状態でとうきやう駅に展示されておりました。




客車もセット。

こちらは新宮鉄道の客車だったかな。オープンデッキです。




相方のこちらの客車はダブルルーフが特徴的です。




今回展示されていたのは9号機。マジで日本一カッコいい現役蒸気だと思う12号機はピットインしておりました。

何にせよ、復活が待ち遠しいですね。




転車台も主を待っておりました。


とゆーことで。

秋の明治村、楽しいですよ(^^)


勿論建物の写真も(また)200枚近く撮ってます。

今回は夕立もこなかったから、隅々まで撮りまくってきましたよ~!

ってことで、次回に続く。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

↑カップルで来たら絶対楽しいよね。

こういうとこ行きたがるタイプの彼女も欲しいです…なんちゃってw
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KeepLeftの法則

2012-08-28 00:37:16 | --路面電車とローカル地鉄
続・阪堺電車



The・併用軌道な写真が撮りたくて、東玉出付近にやってまいりました。


この辺り。

写真を見てなんとなく気づくかと思いますが、




線路がやけに“寄って”るんですw

しかも、この道路

こんだけ幅があるにも関わらず、中央線はなんと線路の上下線の間。

すなわち、北行の車線はえびす町方面の線路と共用してる、ってことです。

なんというw

こんだけ幅があれば、線路を専用軌道にして、こっちに2車線作れるのに・・・って思ってしまうんですが、

何か事情があるんですかね。


そんな道だから、電車がくると



こーなる。

そして当然



こーなるw




電停はこんな感じで、歩道から直接乗れるため、便利っちゃ便利。

カッコよく言えば、サイドリザベーションってことですね。

“こっち側だけ”ですが




訪問時、沿線で看板の塗り替えを行っていました。

下町情緒あふれる区間ですが、意外と車も多くてちょっと危なそう。


ここで振り替えると、向こう側の区間は



こんな感じに道の真ん中を走ってますから、ちょうど今立っているあたりから、じりじりと左に線路が寄っていくみたいです。

キープレフトってやつですか?w



ここから、再び南をめざし、あびこ道の車庫を見て



今度は上町線に乗り、こちらの併用軌道へ。




またスリリングな併用軌道ですねぇw


帝塚山4丁目のあたりから、しばらくこんな感じで狭~い道を走ります。

律儀に電停は安全地帯があったりするもんですから、車は大変ですね。

写真のように、安全地帯脇の狭い道を通ってくるか、電車の如く安全地帯を走り抜けるかのどちらかでした。




しかも、意外と路駐が多い。

ここに限らず沿線の併用軌道はどこもそんな感じでしたが。

だから、路駐車両をよけようとして線路に割り込んだ車が盛大に鳴らされるって事が何度かありました。


少し北に歩いた姫松電停では



こんな光景。

ドライバー泣かせですねぇ(^^;

直進不能は時間帯指定なので、この時間は直進“可能”である点にも注目。

つまり、安全地帯を抜けていけということですねw




下町情緒あふれる良い区間だと思いますが。


続く


----------



モジュ、線路配置を考え中。

やっぱり色々盛りすぎると煩くなるし、意外と各線の上下方向での建築限界がシビアになりそうだったから、

地鉄エンドレスは取っ払っちゃいました。




路面はもうちょっと高低差つけてもいいかな?って思ってます。

あと、自動運転できなかった時のために、エンドレス運転可能にしておきたいですねぇ。

あくまで応急措置として、ですが。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

↑とゆーことで、大人の夏休み終了です
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観光しない旅

2012-08-26 22:19:57 | --路面電車とローカル地鉄
連休。

観光。





わーーーーーすごーーーーい


終わりw

いや、このブログ的にはただの観光記とかいらないでしょ?


1枚目は蒲郡。

脳内でスピッツの『渚』がエンドレス再生中w

2枚目は大阪。18切符を使い切るために一人旅でした。

ほら、18切符って5回だから、二人二人と使うと1回分残るじゃん?


とりあえず通天閣で知らん兄ちゃんと仲良くなって、串かつでビール飲んで

ちょっとだけ観光気分を満喫したから、こっからは趣味満載で。




通天閣脇の素敵な駅へ。




一昔前の地方私鉄臭がプンプンする

最近の地方私鉄は近代化が進んでるから、むしろこういう路面電車のほうが

地方私鉄らしい風景が残ってるんですよね。

だから、路面電車が好きなんです。




有名な『住吉』のクロスにやってきました。




線路がすげぇ

片方は併用軌道、片方は専用軌道なので、かつて全国各地にあったような平面交差のようです。




待合室もなかなか古風




ブースには職員さんがいるようで、電車がくるとマイクで「次電車が右折しま~す」のように放送してました。




交差点を直進すると次が終点の住吉公園駅

ここもかなり歴史を感じる駅でした。

駅入口入るとまず居酒屋でしたw




ということで、阪堺電車。

次回は住吉を離れ、併用軌道を走るシーンを載せたいと思います。


------------------




モジュ。ベースを造成中です。

当初イメージした画と実際の線路配置があってることを確認。




悪くないかな?

路面電車のループ線は、今の位置だとあんまり意味が無いから、

向かって右手に移しました。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする