趣味多忙日記

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模型にしたい駅(廃駅)とついでに竹鼻線

2017-07-16 23:50:57 | --岐阜県のローカル線
世間は三連休、出かけようにも高速大渋滞で、名古屋へも行けませぬ。

仕方ない、いい機会ですから、ちょっと気になっていた駅を見に行ってきました。

その駅とは、2001年に廃線となった名鉄竹鼻線の「八神駅」

南濃大橋渡ってちょっと走ったところなので、20分ぐらいですかね、ドライブです。



地図でみるとこのへんです。

地図の範囲内に鉄道が一切ないです。2001年まではここに、竹鼻線が通っていました。




八神駅。廃止から16年経ってますが、ホームがしっかり残ってます。




既に写真に写りこんでますが…

この駅




ホーム裏に火の見櫓が立ってるんです。

いかにも「田舎電車の駅」って感じで、好ましいですね。

模型にしたい風景です。

現役時代に来たかった(もっとも、走る電車は名鉄本線と共通運用のVVVF新鋭車だったりしますがw)




振り返るとこんな感じ。中央を横切る築堤が廃線跡です。

これは、廃線になっても仕方ないかな…って風景ですね。


こんなに何もない感じなのに、八神駅は集落の真ん中に設置されてるので、

駅前はこんな感じに、なかなかせまい。



今は、羽島市による鉄道代替バス(いまだに代替バスを名乗り続けてます)が1時間に2本走ってるそうです。


満足しました。おわりw



…では、せっかくの(1日だけしかない)休日が勿体ない

八神駅に接したついでに、竹鼻線の「生きている」区間も見ておこうと、車で15分ほど北上しました。




やってきました新幹線、岐阜羽島駅です。


名鉄竹鼻線、現在は、岐阜県の笠松駅から新羽島駅を結ぶ路線(新羽島駅は厳密には名鉄「羽島新線」)で

全線岐阜県を走る路線で、なんとなくですが、名鉄一「地味」な路線だと思うんです。

Linemap of Takehana Line

↑wikipediaより

起点の笠松駅は「オグリキャップ」生誕地、笠松競馬の目の前にある駅で、

ここから江吉良駅までが竹鼻線、江吉良から新羽島までの1区間が羽島新線

もともとは竹鼻鉄道という私鉄だったそうです。


実は、そろそろ引越を…と考えておりまして

次住む家は、静かで、国道から遠くて、小さな電車が走っていて、職場にほど近くて、ほどほどに便利なところがいいなと

で、この竹鼻線沿線が、条件に合致するんですね。

なんてったって、羽島市は新幹線と名神高速の岐阜羽島!

名古屋へ買い物に行くときは基本車!なので、インターチェンジがあるのはありがたいのです。


ちゅーことで後半は、住みたい駅を探す旅(なんじゃそりゃw)




新羽島駅からスタート

このぶった切り感。城北線を思い出しますが、

これでも岐阜と岐阜県唯一の新幹線駅である岐阜羽島を結ぶ、大事な大事な幹線なんです




…大事な大事な幹線ですが、新幹線から乗り換える人は、いませんでした。

だって乗客は私だけだからw


竹鼻線は地元民中心の路線で、ダイヤも新幹線となんとな~く接続してるって感じの、自由気ままな路線です。

ちなみに竹鼻線は15分に1本、新幹線は30分~40分に1本。竹鼻線のが本数多いんですね。

(言わずもがなですが、岐阜県民は新幹線(とくに、東京方面)に乗るときは、名古屋駅を利用します。。)

羽島で乗る人は少ないですが、こっから各駅ごとに徐々に乗客を拾っていきます。


まずは



こちら、竹鼻駅から。

竹鼻って、ちょっと面白名前です。


竹鼻線の魅力は、とにかく「主張しない」ことだと思うんです。

江ノ電のごとく、街並みにすっとおさまってる感じ、背伸びしない、威圧しない感じが、魅力的なんです。




こんな感じに溶け込んでます。




線路ヘロヘロで、柵があっても低いので、威圧感がないのです。




ふらふらしてたら電車が来ました

15分に1本、全線単線なので、単純に計算すると7.5分に1本電車が走る計算です




赤パーーーンツ!!!!!!!笑


てくてく歩いて、「羽島市役所駅」から電車に乗って、次のに降りたのは「不破一色」駅です。



えっと、駅前広場です…




駅舎全景です

この溶け込み具合、パネェっす。。笑






民家の軒先が入口なんですよ

なんか干してあるし

これが、路面電車ならわかりますが、コレは名鉄の、フルサイズの鉄道ですから…




駅前踏切(幅1.7メートル!眺めてたら、バモスが華麗に通過していきました!笑)






駅があるところは、どこもこんな感じの密集地ですが

駅間はまっすぐ一直線!の区間が続きます。

まっすぐ直線で、駅近くになると急カーブがあり、集落の真ん中に駅がある、の繰り返し。

開業時、集落ごとにこまめに駅を作っていって、間は田園地帯だったからまっすぐ敷いたんでしょうね。

と、そんな歴史なんかを感じながら、今度は不破一色から南宿駅まで2駅を歩きます。




沿線風景はなかなか魅力的。

こう撮ると、地方私鉄みたいですが




立派な名鉄です(しかも、7.5分に1本の「岐阜では」なかなかの高密度)

奥のアパート、屋根が崩れてます。。




赤パーーーーーーーンツ!笑




なんかおる




不破一色駅から30分ぐらい歩いて

まずは「須賀」駅に。

北側に歴史のありそうな鉄橋がありました

(橋脚に大量の亀がいて、カメラを出したら一斉に逃げたw)




待ち構えてパチリ

ちなみに、ワンマンではないです。全列車車掌常務。




須賀駅の西側にまわったら橋脚が横から見られる場所がありました。

柿は岐阜県の名産です。




赤パーーーーーーーンツ!

羽島まで行って、戻ってきたんですね。




さらに30分歩いて、目的地の南宿(みなみじゅく)駅に到着。

ここは交換駅です。




相変わらず駅周辺は密集してますな。

密集した街に溶け込むように南宿の駅はあります。




溶け込むように…ここは全然溶け込んでないけどw

駅周辺が込み入ってるのはここも一緒です。




で、この駅なんですが、ちょっと面白くて

ホームへは、このように誰でも上がれるんですが




ホーム上に、改札があるw

電車に乗る人は、ホームにあがってから、この改札を通過しなければならないのです

もちろん、改札を通らずに電車に乗れちゃうんですが…w




こういうことらしい。




たまたまホームにいた小鉄君と一緒に撮影。




名鉄電車はいつもピカピカで、美しいですね

(汚れが目立ちにくい色、とも言う)


さらに歩こうか、とも思いましたが、結構距離があるみたいなので

1駅電車にのって、柳津駅へ

ここは、



珍しく駅前広場がちゃんとある!のですが、それもそのはず

最近移転したらしく




もともとの駅はこんな感じの、やっぱり入り組んだ場所にあったみたいなんです。

中央の肌色の歩道が駅跡です(移転は10年前ぐらいなので、割と最近ですね)


ここも集落の真ん中を抜けていく。ので




しっかり溶け込む。

ここなんか、架線が無ければ「西濃鉄道です」って言っても、わからんですよね。

この辺りは電車も徐行で、ぐりぐりと抜けていきます。




あ、




赤パーーーーーーーンツ!←言いたいだけ

右手の雑草をぼふぼふ言わせながらギリギリを通過していきました。




という感じで、竹鼻線




なんだか“普段着の鉄道”って感じがして、すごく好ましい路線だなと思いました。

この先、西笠松と笠松の2駅は行きませんでしたが、だいたい雰囲気知ってるので…。

岐阜駅からのアクセスも良好、名古屋へも行きやすく、新幹線の恩恵も受けられて

それでいて、再開発されることもない、ありのままの風景が残されている感じ

すごく気に入りました。

理想は不破一色…利便性を考えると(イオンモールが二つある)柳津か?


しばらくは、家探しにあちこちさまようことになりそうです。

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。。
コメント (6)
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北恵那鉄道を見に行く

2017-05-03 19:08:06 | --岐阜県のローカル線
早朝の、中央線

貴重な?普通列車の中津川行に乗りました。

半日だけのゴールデンウィークの、私流の過ごし方。

10両編成でガラガラ、のんびり走る普通列車は、1時間半かけて中津川を目指します。



(瑞浪駅にて、特急列車退避中(名古屋を30分後に出る特急に抜かされる。。))




終点の中津川まで乗り通し。時刻は朝8時。


私の今作っているモジュール、恵那峡交通線ですが(↓)



モデルとしたのは実在した「北恵那交通」線。

その北恵那交通、廃止から40年近く経った今でも遺構がわんさか残っているとのことでしたので、

今回、モジュール作成の参考に、現地の空気を吸ってこよう、ということで

最寄り駅から始発電車に乗り込んだのでした。


そうなんです、廃線になった鉄道を見に行くため“だけ”の旅なのですw


さて、中津川駅を降りて、地下道を駅裏へ出ると、早速



においますねぇ、両脇の建物や道路配置が、駅前っぽいです。

正面の名鉄協商が、起点の中津町駅の跡、だそうです。

正面にでん!と駅舎兼本社があったはず。

(当時の様子などは、リンク先→http://tsushima-keibendo.a.la9.jp/kitaena-tounou/kitaena2.htmlなど
  Web上に様々な写真がありますので、並べてご覧いただくと、イメージしやすいかと思います)





この駐車場の場所が中津町駅でした、とのことです。


面影は…



なるほど、確かに北恵那鉄道だ




駐車場端には、国鉄中津川駅への連絡線跡。




俯瞰、全体の位置関係

ごちゃごちゃっとした古い街並みと、王子製紙の間にぽっかり空いたスペースが中津町駅ですね。

かまぼこ屋根の倉庫?は、古い写真に写っているので当時からのものだと思います。

真ん中の道路は最近できたもだと思いますが、ぐにゃりと曲がっているのが意味深ですね。




王子製紙の脇、これは完全に軌道跡でしょう。


中津町駅を一通り写真を撮ったら、次を目指します。

軌道跡に並行する道を5分ほど、すぐに木曽川に到達。

結構アップダウンが激しくて驚きました。“日本一高くて日本一遅い”と揶揄された北恵那鉄道、結構なところに線路敷いてるんですね。。



木曽川の『玉蔵橋』に到着。

ここで、左を向くと…




はい、こちら




北恵那鉄道最大の遺構、木曽川橋梁に到着です。




今にも電車が走ってきそうな

40年経ってもしっかり健在。




鉄橋自体は大正生まれで、東海道線のどこかで使われていたのだそう。

珍しい構造ですね。




玉蔵橋の上は、北恵那鉄道から社名が変わった北恵那交通が

ほぼ線路跡に並行して路線バスを走らせています。

ちょうどバスがやってきたので後ろからパチリ。


この玉蔵橋自身も、1960年代に架橋された

なかなかの年代モノ。

北恵那鉄道全盛期から存在しているので、この場所で撮られた電車の写真もたくさん残されていますリンク先など見ていただければ)




玉蔵橋と木曽川橋梁、仲良く並んで架かってます。

木曽川橋梁の近くに行ってみます。




ゴツいね




意外と近くで見れる場所がなく

この角度で精いっぱいでした。

廃鉄橋には見えませんな。


てくてく歩いて鉄橋近くに来ました。




築堤脇には遊覧船の乗船場がありましたが、休止されたようです




年季の入ってそうな看板ですね。




木曽川橋梁をしこたま眺めたので、次のスポットへ。

こんな感じの田舎道が続いてます、いい雰囲気の場所ですね。住みたい。

奥の山は“苗木城”というお城があった、その名も「城山」

この苗木城はなかなか見事な山城で、すごいです。国の史跡。

今日は見に行きませんでしたが…。




城山近くになると明るい雑木林に入ります(左の石垣が意味深ですネ)。




その先に…おっ




おおおっ

これはまた立派な廃鉄橋です。




見事!としか言いようがない




普通の廃線跡なら『最大の遺構』レベルのガーダー橋

写真以上に、すんげー高いです。




某ヨッキさんが好きそうw




位置関係をおさらいするとこんな感じでした。






模型にしたいなぁ(川を)




滞在約2時間でしたが、大満足のトリップでした。

しかし、廃鉄橋と駐車場を見るためだけに中津川まで行くというのは、我ながら…w

(写真の北恵那バス、馬籠宿行ですが、外人さんがたくさん乗っていきますね。会社が盛業中で何よりです)


-以下参考-

北恵那鉄道 現役時代写真(鈴木写真変電所 様HP内)
http://www.filmscan-print-s.com/0523-KITAENA-01.html


ローカル線「北恵那鉄道」廃線記録8mm映画
コメント (7)
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続?西濃鉄道

2017-01-06 23:10:23 | --岐阜県のローカル線
意外な人気?西濃鉄道、載せてなかった写真を一気に並べます。

なお、写真は先日撮影したものと、2015年3月撮影のものが混在しています(撮影年は写真の下に付します)ので

もしかしたら今は風景違うかもしれません。ご了承ください。


■線路の風景


▲視線を下げると、へろへろ具合が(ry (2017)


▲右側の塀、ドアが付いていますね(2017)


▲線路に面して(2017)


▲おばちゃん登場(2015)


■踏切風景


▲踏切から橋(2017)


▲境内軌道(2017)


▲Q.線路はどこでしょう?(2017)


▲踏切注意はともかく、柵が…。(2017)






▲有名?な張り紙。いつもの時間に貨物列車が走ります。これをみるとだいたい列車の時間がわかります(2015)




▲踏切注意。…踏切?w(2015)


■赤坂本町駅






▲実は西濃鉄道、戦前の15年だけガソリンカーで旅客営業していたそうで、

80年?が経た今も、民家の裏にホームがそのまま(そのまま!)残ってます。

奥の踏切が昨日の記事で最初に登場した、宿場町の踏切。(2015・2017)


■美濃赤坂駅




▲西濃鉄道本社(2017)


▲ネコ社『模景を歩く』最初の特集はこの車庫でした(2017)


▲よく見ると、茶色のDDが車庫内に!これもたまに走るみたいです(2015)


▲JR美濃赤坂駅。巨大な貨物ホームは木造!(2017)


▲JRの旅客列車は日中3時間に1本走ります。え(2015)


▲JRの駅舎が素朴すぎて、素朴すぎて。(2015)


▲木!造!


■廃線群(昼飯線)

前回の記事で、西濃鉄道は約2キロを営業する…と書きましたが

実は、美濃赤坂周辺に昼飯線(ひるいせん)という廃線跡が2キロぐらい伸びていて、

こちらの散策もなかなか楽しいので、あわせて紹介します。



▲廃線群へようこそ(2017)


▲末期ローカル私鉄と言われれば、そのように見えなくもない(2015)


▲思いのほか状態が良い(2015)


▲…わけないかw(2015)


▲線路どうしたw(2015)


▲途中にはヤードが埋もれています(2015)


▲警手小屋は各踏切に!(2015)


▲ここで終点…かと思ったら、この先もまだまだずっと廃線跡が続いているようです。いずれ行きたいが、私有地。。(2015)


■周辺街並み






▲この街並みでも一見の価値あり!もっと評価されるべき(2015)

赤坂本町駅もその踏切も、この街並みの中唐突に現れます。


ちなみに廃線群のそばには立派な古墳もあります。




魅力的な鉄道、西濃鉄道。

近くには養老ミート本店、養老公園(養老の滝)、天命反転地公園

岐阜のマチュピチュといった

メジャーだったりマイナーだったり観光地も点在してますから、家族旅行のついでに、どうでしょうか。

(養老町の中心部もなかなかの(ryで見どころ満載w)


以上、岐阜県民からの宣伝でした。いや、まじで西濃鉄道、2キロの中に魅力詰め込みすぎて、半日は居られます。
コメント (10)
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続・キハざんまいの日(後篇)

2015-02-28 07:48:52 | --岐阜県のローカル線

前篇のつづきです。

むしろこちがメインだったりして。




岐阜でキハたちを撮ったあと、大垣に移動します。

大垣駅は、言わずと知れた“大垣夜行”の終着駅。

さらに、養老鉄道【旧近鉄】、樽見鉄道【旧国鉄樽見線】が乗り入れる大ターミナルです。


ここで、次の目的地を目指すために

養老鉄道の大垣駅へ移動します。



この雰囲気…素敵じゃないっすか?

↑写真にもありますが、自動改札などはなく、この時代にラッチで改札してるんです。

電車が来ない時間には駅員さんが掃除してたり、乗客と雑談していたり。イイですねぇ。




駅が素敵なら走る電車も素敵。

近鉄を追い出された旧型車たちが活躍しています。

関西でいうところの能勢電鉄的ポジション。

右手の、オレンジの電車に乗って東赤坂駅へ移動。




なんとなく。

なんとなーくですが

米国のインタアーバンを連想させるデザインですね。

とか思いながら、東赤坂駅から約1キロ歩いて、




やってきました線路際。

これ「西濃鉄道」の線路です。

てことで、午前中の残りは西濃鉄道撮影です。

この鉄道、平日は3往復、休日は1往復の貨物列車“のみ”が走る、貨物専業の私鉄なんです。

ちょうど、11時代に午前の列車が走るのを撮りにきました。




↑の地図で細い線が西濃鉄道。

みてのとおり、実は最寄り駅はJRの美濃赤坂駅なんですが

この美濃赤坂駅に来る列車は



日中3時間に1本しかないのでw

1キロ近くある東赤坂駅から歩くことにしたんです。

(実はこの後、大垣駅から1時間に1本バスが走ってることを知って愕然とするんですが…w)




ローカル私鉄西濃鉄道。

沿線の踏切にはこんな張り紙が。

“いつもの時間に”列車が走ります、とのこと。

地元民じゃないとわからんですよね。。笑




その西濃鉄道の線路はこんな感じ。

カックン接続、沈んでるけど大丈夫か―?w




同じ場所から美濃赤坂方面を見るとこんな感じ。

民家の玄関は線路に面してます。ポストに新聞入れようと思うと線路を歩かないといけない。

左手のかずさや茶舗はお店が線路に面して入口が。

ポールを揺らして高床車がごろごろ走ってきそう。




線路をとことこおばちゃんが歩いてきましたw

のんびりした光景です。




と、遠くからホォ~ホォと警笛を鳴らしながら

機関車がぬぅっと現れました。

歩くぐらいのスピードで、ほんとにゆっくり

のっそのっそ走ってきますw

こんな線路なので、警笛ほぼ鳴らしっぱなし。なんだろう、タイっぽいw




ゆ~~~~~~~~っくり走ってきます




振り返るとこんな感じ。

木がいいアクセントになってくれてます。




ホキががちゃがちゃ走っていきました。


これで午前中の便は終わりなので、午後便まで周辺をふらふら散策することにしました。




写真を撮った場所の近くに、鉄道ファンに有名な「石引神社」があります。

ここ、




境内を線路が抜けてくんですw

参道を線路が横切るってのはよくありますが、境内を線路が通っていて

しかもホキががちゃがちゃ走ってくってのは、珍しいんじゃなかろうか。


神社を抜けて、また町のほうに戻りました。

やっぱり電車屋としては、この街中をぎりぎりで抜けてく感じが好き。




玄関踏切。

線路際には植木鉢なんかも並んでます。




かずさや旅館前。

もうちょっと線路が土に埋まっててくれると勃起ものなんですがw




その近くには旧街道の踏切。

ワイヤー式…ではなく

ワイヤーだったところに遮断機をつけたらしい。


ところで、この西濃鉄道、

過去にはガソリンカーで旅客営業もやっていたそうな。

実は、この踏切のすぐ脇には




かつてのホーム跡が残ってます。

↑↑の踏切写真の右のほうに石碑が写ってますが、ここに

「旧赤坂本町駅跡」と刻まれていました。

しかし、これそのまま模型にできそうな眺めだよね。




見事です。

あ、これ、線路上で撮ってるわけじゃないですよ。

開いている踏切から撮ってます。




これなんですがww




踏切…




踏切?ww




えと…これ現役の線路なんです

土日も含めて毎日列車が走るんです


そうこうしているうちに、開けた場所に到着。




はい、ここが

JRの美濃赤坂駅です。

一応、東海道線の駅なんですよ~。




巨大な貨物ホーム。




駅舎も素晴らしい木造です。




ホーム側から…




B6ががちゃがちゃ走っててもおかしくない景色。

平成20年代ですよ、これ。




駅の近くには西濃鉄道の車庫があります。

今日はDE10が走ってますが、実はもう一両

西濃鉄道の“自社発注の”ディーゼル車が現役で残っており

今日は残念ながら庫内におりますが、いずれ走る姿も見たいですね。




この車庫自体、なかなか素晴らしい佇まいですよ。

ネコの特集誌「模景を歩く」の第1回はこの西濃鉄道を特集してましたね。




ぐるっと一周。

実はこの間に、昼飯線の廃線跡なんかも散策してきましたが

長くなるので省略。

もどってきたら、昼間唯一の列車がホームに入ってました。313系が大垣との間を往ったり来たり。

電車がホームに入ってくると結構多くの人が集まってきてびっくり!




で、313の到着を待っていたかのように

DE10牽引の列車が戻ってきました。

13時過ぎ。

ちーなーみーにー

貨物時刻表にはこの列車14時過ぎと記載されてるんですが

正々堂々ダイヤ無視w

そういえばさっきの踏切の手書き時刻表にも13時過ぎと記載されてましたね。

まー、自社線内を走るだけなので

JRへの引継さえ間に合えば、ダイヤはなんでもいいんでしょうね。




広い構内にぞろぞろ入ってきました。

なかなかの長編成ですよ。


こんな列車が街中をがちゃがちゃ走り

線路はへろへろ、ところどころ埋まりかかっている

こんな素敵な風景が、今も岐阜県の西の端に広がってるんですよ。

今回はDE10しかいなかったので、あの茶色いディーゼルが動いているのもまた撮りにきたいですね。



ちゅーことで

キハからの西濃鉄道訪問記でした。


また気が向いたら、昼飯線の廃線歩きも載せちゃいますw


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長閑な…ってやつ

2014-12-01 00:15:28 | --岐阜県のローカル線
たまの休日。

我が家から車で5分程行ったところに、こんな駅があります。



樽見鉄道の十九条駅です。

近くに美味しいインドカレー屋があって、そこで昼飯を食べるついでに

この駅まで足を延ばしてみました。

ちょうど車を停めると同時に列車がやってきました。




駅名票に味がありますね。

樽見鉄道はもと国鉄樽見線。この駅が国鉄時代からあったかどうかは知りませんが、なんとなく国鉄ローカル駅のニオイを感じますね。




発車したと思ったら急停車。

列車左手の倉庫で子供がかくれんぼをしていて、

どうやらその子供が列車の前に走り出たようです。

見てのとおり線路際に柵などはなく、線路も子供たちの遊び場になっとるんですね。




子供たちをやり過ごして走っていきました。


駅から少し歩いてみました。



駅周辺は富有柿の産地。

駅北側は線路両側に広大な富有柿農園が広がっております。遠くの山々まで高い建物が一切ない、長閑な風景。

ちなみに富有柿はここ瑞穂市が発祥の地。時々職場などで食べますが非常に美味しい柿ですよ。




もちょこっと歩くとこんな感じの場所に出ます。

右も左も柿農園。こういう、何も無い場所って案外好きなんです。街灯も無いので夜はちょっと怖いと思いますが。。




列車がやってきました。

被写体を小さく、風景を大きく入れるのはワタシの好みの構図ですw




列車と道と柿農園以外に何もない風景。

曇り空も相まって、まさに長閑そのものの風景であります。

大好きなんスよね、こういう風景。

美味しいカレーも食べておなか一杯、雨が降ってくる前に退散しました。


*****

モジュール。



左手に駅ホームを制作、線路にバラストも撒きました。

ちょっとホームが引っ込みすぎちゃいましたが、このぐらい下げないとアメ車が走ったときに擦るんです。

ホーム自体はスチレンボード、コンクリート表現はグレインペイント、端部のレンガ表現は河合のレンガシートを使用。




真ん中の橋は可動橋を想定しています(実際には動きません。本線なんで、ヘタなことはできないです。。)

とりあえず色だけ塗りましたが、さてどうしましょう。トラスでごつごつにしてやりましょうか。




右手のトンネル部分も徐々に製作開始。

まずこの本線周りを制作して、水を流してからじゃないと上部(路面電車部分)の制作に移れないので

計画的に作業を進めます。


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