JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

汚名 マイクル・コナリー 著 古沢嘉通 訳

2020-10-21 17:15:10 | 



毎度おなじみのマイクル・コナリー、ボシュ・シリーズ、もちろん買って読み始めた。ところがどうも状況がおかしい。8月の後半にかって読み終わったのが10月の半ば、なんと2か月近くかかってしまった。
本よりもこちらの状況がおかしい。会社に行くのが週1回か2回、それも車で行くから、その間は音楽(そっちで何を聴いているかは別に書きたい)、会社もたまに行くのでやることがあって、さぼって本を読んでいる暇もない。
自宅でも楽なDVDとかに流れてしまって、読書週間がかなり変わってしまった。
ということは本と関係ないからどうでもいいか。

今回の本、ボッシュが潜入捜査までするアクションも入っているのだけれど、2か月かかった原因はすこしこちらにもある。
潜入捜査の薬品に関する事件と、ボッシュが30年前に捉えた死刑囚の再審の2つ話が平行するのだけれど、どちらもちょっと中途半端な感じ。
潜入捜査の方もあれ、これで終わりというところ、黒幕と呼べる人物の影は薄くおわるし、薬物の方も法廷場面になって面白くなるかなってところで結構簡単に行ってしまったような感じ。
最後、これは面白そうだと思うところは、どうやら次回作となって、まあ長いお付き合い、この程度のものがあってもしょうがないか。

ということで口直しのおなじみジャズを聴くシーン。

 ボッシュは『ケミストリー』というCDをポーズに差し込み。音量を中程度に設定した。テナーサックスのヒューストン・パーソンとロン・カーターが共演するアルバムだった。現在進行中の音楽による会話の一部であり、彼らの五番目かつ最新のコラボレーションだった。~
深夜の作業にはうってつけのアルバムだった。

それともう一つ

 ボッシュは自宅のまえに覆面パトカーが停まっているのをみた。 ~ ボッシュはカマシ・ワシントンの「チェンジ・オブ・ザ・ガード」の音量を下げた。

といいうことでいつものようにロン・カーターがすきなのはこれもしょうがないけど、新しいのもきいていてくれてうれしい。
コメント
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