JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

思っていることを改めて話す IT TAKES TWO / MYRIAM ALTER

2020-10-24 20:17:22 | 聞いてますCDいいと思う


大好きなミュージシャンのアルバムは落としたくないと思う。毎年のようにリリースしないし、広く知られている人ではないし、派手なアルバムを作らないから気を付けてないといけない。その人はMyriam Alterの新しいアルバムはベースとのデュオ作品だった。アルバムには"A portrait of Myriam Alter"とるように、ここでアルターのエッセンスと言えるものをべース相手に録音したのだろう。ベーシストはこれの前作でも弾いていたNicthys Thysです。と言っても前作で多くピアノを弾いているのは,おなじみMichel Biscegliaです。アルター基本的には作曲家の方が重点で下記のアルバムでも、3,4,5,6はピアノを別の人に任せています。じゃピアニストとしてを問題にするのあら、残念ながらそれほど高いインプロを行うわけではありません。
ただこの人のアルバム、さっきも書いたMichel Biscegliaだったり、Kenny WernerやMichel Benita,Ron Miles,Marc Johnson,Joey Baronなどが参加していて演奏の程度は高い。
そこにアルターの曲というのが魅力だ。

彼女のホームページにディスコグラィーがでていた。

1. 『 Reminiscence 』 1994年 B.Sharp
2. 『 Silent Walk 』 1996年 Challenge
3. 『 Alter Ego 』 1999年 Intuition
4. 『 If 』 2002年 Enja
5. 『 Where Is There 』 2007年 Enja
6. 『Cross/Way』 2015年 Enja
7.『It TakesTwo』 2020 年 Enja

今度の作品まで7作でとなっていて、落とした作品はなかったのでホッとした。

この人と会ったのが『 Reminiscence 』だった。2006年で澤野公房からのリイシューだった。



その後,覚えていたのでEnjaからの新譜『 Where Is There 』ではまった。



完全にはまったので、過去にさかのぼったのが2枚。『『 Silent Walk Alter Ego 』。



この後は 古い『 If 』をか買って、当時は全部なったと思たけれど、以上になった。ジャけが違うのでネットで買ったけれど、同じの2枚だった。



そして、久しぶり出会って、うれしくなったのが前作『Cross/Way



そうやって買ってきて今度のアルバムだけれど、ベースのイントロからは始まるピアノはアルターの曲そのものだからこちらは、もうそこでうっとりとしてしまう。
ただ自作でもピアノをあまり弾かないようにインプロを突き詰めてはいかないから、その面会わない人はいるだろう、だけどサブタイトル通り”肖像”というとおりアルターの曲の、ですから作曲者の持ち味がここでは色濃く伝わる。
もう一つ、ベースが冒頓とシングルトーンを弾くと、チャーリー・ヘイデンを聞いているようなところもあり、好きな人にはお勧めだ。

  

アルターこう見るとカーラと感じがにているけれど、カーラは1936年うまれで84歳だから、こちらは少し若い75歳、でもヨーロッパのジャズ作曲世界を継承していくような感じがする。

ちょっと地味といいえば地味なアルバムだけれど、アルバムをすべて聞いてしまった。
今度のアルバムがまさに今日のエッセンスで、それを管なりアコに展開していくのだろう。
なんだかアルターと、思っていることを改めて話しているような、そしてその後、気持ちが落ち着くような気分だ。




IT TAKES TWO / MYRIAM ALTER

Myriam Alter (p,comp)
Nicolas Thys (b)

1.True Love
2. Missing You
3. Life is cool
4. Together
5. Longing
6. Nostalgia
7. Spontaneous
8. For Louise
9. Serenity
10. Blue Sky
11. Deep Feelings
12. Forever
13. Life is light
14. Hand in hand
15. Dancing
16. Smiling
コメント
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