ミシェル・ビセリアの新しいのを見つけたので注文した。届いたので見るけれどちょっとおかしい。このアルバム、タイトル「ORCHESTRAL WORKS 1 」とあるようにビセリアの曲を彼の指揮でブリュセル・チェンバー・オーケストラが演奏したものです。アルバムの5~7曲目は大好きなアルバム「BLUE BIRD」の曲でした。
でアルバムに行くまえにどうもおかしいとうことなんだけど、MICHEL BISCEGLIAは日本でしょうかいされだしたころから、ミシェル・ビスチェリアとか、ビススグリアとかマイケル・ビスゲリアとか書かれてずっと安定しない。ある時期からミシェル・ビセリアと呼ぶようにしたけれど、どうも安定しない。それでこんどのアルバムみてみたらジャケの名前がMICHEL じゃなくてMICHELINOになっていたのでこ、こっちとしたらどうもおかしい感じ。
ミシェリーノというのが本名なのでしょうか、このクラシックに入れるような作品、ジャズに分けられない作品にはこの名前を使うことしたのだろうか。
実はこのアルバムの後に同じ名前で出したのを見つけた。
どうやらブリュッセルにある美術館のクロード・モネの展示イベント用にモネの作品を曲としたアルバムが出ていました。(Claude Monet, The Immersive Experience” で検索すると素晴らしい映像が見れます)CDはなくて配信でしか手に入れられないようでしたが、ファンだからしょうがない配信で入手しました。
ということでどうでもいいことをつらつら書いてしまいましたが、「ORCHESTRAL WORKS 1」の方、これが私的にはとてもいい。
1曲目から3曲目はオーボエとオーケストラのための曲でとても美しい。オケとオーボエがこんなにうまくマッチしたのを聞いたことがない。(もちろんオケを聴く量は少ないけど) ビセリアの音楽活動は広がっていて映画音楽などの活動が多くなっている(「BLUE BIRD」も映画のための曲集)けれどオケのスコアーもこなしているのだろうな、この1~3曲目には驚いた。もっと驚くのはBlue Birdの曲で、混成合唱が歌う。完全に宗教合唱曲になっているけど、聞いていればこれもクラシック。
このごろこちらの分野にも親しんでいるので、何の問題もなし、ビセリアの音楽活動の幅の広さにうれしくなる。
モネ題材のアルバムもMICHELINOでこちらもモネを題材とした映像音楽として素晴らしいと思う。ミッシェルいやミシェリーノ、いつかアカデミー音楽部門の候補にきっと上がってくるのでないだろうか。
ORCHESTRAL WORKS 1 / MICHELINO BISCEGLIA
01. Concerto for Oboe and String Orchestra - Prelude
02. Concerto for Oboe and String Orchestra - Passaggio
03. Concerto for Oboe and String Orchestra - Scherzo Tornello
04. Adagio for Strings
05. Nunc Dimittis (from the Film Blue Bird)
06. Waiting for the Birth (from the Film Blue Bird)
07. The Birth (from the Film Blue Bird)