JAZZ最中

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ハーモニックを求めて Abrazo Peirani - Parisien

2020-10-02 22:17:53 | 聞いてますCDおすすめ


パリジャンとペイラーニとのデュエット作品が続いている。ライブでもかなり一緒に演奏しているようで、パリジャンがゆるぎないポジションを得たようでとにかくうれしい。
最近買ったのにもコンサート版で演奏していたばかりだ.



コンサートなんかでもかなりテクニカルな見せ場を作っているようだ。

このデュオ・アルバムも出だしというようかデュエットなので二人のいきづかいがそのまま音楽になっていく感じで1曲目のでだしから凄いと思う。
この二人が共演しあ最初のアルバムから聞いてきたけれど、インプロ部分が広がってきていて実に自由に曲に互いがアプローチしているようになったと感じる。
なんでこの二人がいっしょにい印相を続けているかを考えているのだけれど、私的にはこれはサックスのエミールの希望が大きいように思う。
リード楽器のソプラノ・サックスはハーモニック奏法はあるものの基本単音によるフレージングになる。かたやアコーディオンはある意味リードがなる楽器でソプラノ・サックスに音域もかなり同じところにある。
二人の演奏を聴いていると、エミールはこのアコーディオンの音とでサックスのハーモニック音を広げて自分のサックス音世界を広げているように思う。
シングルのおとメロディが実にふくよかなハーモニー世界になっていくように感じる。

という事でこのアルバム、これまでの二人の演奏形態がどんどんと深まって、テクニックと相まって凄くなっている。3曲目ピアソラの” Fuga Y Mysterio ( Astor Piazzolla)”などピアソラの曲の或る意味新しい名演となっていると思う。

これを聞いてエミールのファンが増えていくことと期待する。

Abrazo Peirani - Parisien

Vincent Peirani / accordion
Emile Parisien / soprano saxophone
Recorded by Boris Darley at Studio Besco, December 19 – 22, 2019

1 The Crave ( Jelly Roll Morton)
2 Temptation ( Xavier Cugat)
3 Fuga Y Mysterio ( Astor Piazzolla)
4 Between T’s ( Vincent Peirani)
5 Deus Xango ( Astor Piazzolla)
6 Memento ( Emile Parisien)
7 A Bebernos Los Vientos ( Tomás Gubitsch)
8 Nouchka ( Vincent Peirani)
9 F.T. ( Vincent Peirani)
10 Army Dreamers ( Kate Bush)


コメント
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