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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

秋の芳香 THREE FOR GETZ / PAOLO RECCHIA

2013-10-25 21:46:20 | 聞いてますCDいいと思う


Luca Mannutaのアルバム「My MUSIC」などで吹いているPaolo Recchiaがギターとベースをバックに録音した、元気印いや違った安心印のアルボーレレコードの21目のアルバムです。このレコード会社CD番号の1からのお付き合い、だから21もとてもうれしい。
スタン・ゲッツをオマージュしたゲッツのゆかりの曲集です。

1曲目の出だしとてもいい。やわらかい季節の香りが漂ってくるような感じです。
熟練のリスナーに大変人気のあるスタン・ゲッツですが私あまり聴いていない。ジャズを聴き始めたころは、コルトレーンがいたし、ゲッツはボサノバを吹いていたからケッなんて思っていた。
だからゆかりの曲といってもあまりピンとこない。
2曲目はそのボッサ、アルトだからテナーよりウエット感と軽やかさがまして、アルトでゲッツを演るのは正解かもしれません。
3曲目ギターのそろからこれも良い、なつかしい感じでこうやってフレーズを紡いでいってくれるアルト・サックス、久しぶりに聞いたような気がします。
4曲目、ギターのカッティングのというかリズムののりがちょっと気になる、このギタリスト電気の通ったギター音がちょっとビビるのも気にかかったけれどこっちの耳がおかしいのかもしれません。
5曲目はナイロンだと思うけれどこっちのほうが良い。曲もヘイデンの好きな「First Song」だし、ゲッツのバロンとのデュオ・アルバムのような悲壮感がなくて、そこがやわらかい感じで良い。
演奏はベース(こちら安定感あり)とギターが寄り添うようにアルトをサポートしていてなんだかホッとします。

気が付けば秋真っ盛りとなって、このアルバムちょうどいい季節に現れた感じです。


THREE FOR GETZ / PAOLO RECCHIA

Paolo Recchia(as)
Enerico Bracco(g)
Nicola Borrelli(b)

2012年10月31日イタリア-ローマ LavinioのVideo Eikon Media Studio録音


1. Indian Summer
2. Carpetbagger's Theme
3. Grandfather's Waltz
4. Three Little Words
5. First Song
6. Hershey Bar
7. O Grande Amor
8. Voyage
9. The Peacocks

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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秋の風 (Suzuck)
2013-10-28 18:25:19
あんまり冷たくない秋の空気を持ってますよね。
悲壮感や重たさはないけど、とても心地よいアルバムだと思いました。

とりあえず、、佐渡の牡蠣で牡蠣フライを試しました。もう少し、大きくなると良いなぁ。
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佐渡の牡蠣 (monaka)
2013-10-29 21:31:10
Suzuckさんこんいちはmonakaです。

秋はゆっくりもしてくれず、そちらではもう曇り空の日々が始まっているのでしょか。
先日仕事で長岡までいってまいりました。
さすが佐渡までは届かず、佐渡の牡蠣フライ、なんだなんだどう違うのだ、佐渡の牡蠣フライはかなりの衝撃を、たとえばこちらのLAGEぐらいインパクトあります。
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