
[LP]
今後古いLPは最初にこう表示します。ずいぶん前から自分LPについてか家居るので、気がついたら表示しなおします。
ハンプトン・ホースに関しては,時代的には重なっていたけれど、レッド・ミッチェルとか、バーニー・ケッセルなんかの古い時代の演奏が有名で、このアルバムが出たのが1969年で、”マイルス・イン・ザ・スカイ”と同じ時期に購入したのですが、このようなアルバムを買ったのはちょっと褒めてあげたい。
それぐらい良い演奏で、1曲目おなじみの“Hanpus Blues”はスタンダードの一節から始まるじゃれた演奏。
日本にもしばらくいて、ウマサンと呼ばれて親しまれていたのは、知識しかありませんが、親近感が沸いたものでした。
2曲目は早いパッセージのピアノとドラムスの掛け合い、今聞いてもモダンな感じです。
3曲目もブルージーな演奏で、ハンプのピアノというタイトルの所以みたいです。
世界を旅行しているなか、ドイツでヨアヒム・ベーレントの監修で吹き込んだのがこのアルバム、ベースがエベルハルト・ウェーバー、ドラムスがクラウス・ワイズ気鋭の若手でした。
4曲目の“枯葉”このころのピアノで人気なのはW・ケリーなんかでしたが、いまひとつなじめませんでした。
B面1曲目“What Is This Thing Called Love?”こうして聴いていて、音に臨場感があるのは、録音もいいのでしょうが、久しぶりに聴くアナログプレーヤーでのピアノ音というのも効いています。
2曲目の“Sonora”は誰の曲だかわかりませんが、ジョビンの曲のように聴こえます。
4曲目“My Foolish Heart ”バラッドの中に確りした芯のある、この時代のピアノマンといっていいアルバムだと思います。
HANP’S PIANO / Hanpton Hawes
Hampton Hawes Trio
Hampton Hawes (p)
Eberhard Weber (b)
Klaus Weiss (d -2,4,6,7)
Hans Georg Brunner-Schwer Studio, Villingen, West Germany, November 8, 1967
1. Hamp's Blues
2. Rhythm
3. Black Forest Blues
4. Autumn Leaves
5. What Is This Thing Called Love?
6. Sonora
7. I'm All Smiles (Waltz For Debbie)
8. My Foolish Heart
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