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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ザ・プロフェッサー  ロバート・ベイリー 著 吉野弘人 訳

2019-03-19 11:27:37 | 


予備の文庫は持っていたけれど、大好きな分野なのでまずこれを買ってみた。「ぐいぐい読ませる!読んで胸が震える!傑作法廷スリラー!とあるから、法廷ものが大好きなこちらにとっては躊躇はない。
読み始めたけどちょっと戸惑う。
法廷ミステリーといえば、スコット・トウロー、リチャード・ノース・パターソン、マイクル・コナリー、ネルソン・デミルなどを思い浮かべてしまうから、この新人にはそれを望んではいけない。
若い方の主人公の性格が薄っぺらかったり、悪役が簡単に証人殺したりで、後半に向けての場つくりなんだろうけれど、法廷小説といいうより、犯罪物という感じでこれはダメかなとも思った。
中盤以降で法廷場面になるとさすがに弁護士、ちょっとひねりも聞いてくる。
悪役が結局墓穴を掘るみたいな感じで、それなりに気持ちは良く終わらせるのだけれど、名を上げた方たち(方たちなのだ)とは比較してはいけない。
けどシリーズになったらしい、若い方も成長して落ち着いたら次はもっと面白くなりそうな気もする。


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