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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

工房で作る The art of dreaming / JACQUES SCHWARZ-BART

2012-06-23 22:25:42 | 聞いてますCDおすすめ


サックスの人はまるで知らない名前だったけれど、バtィスト・トロティニヨンがピアノをひいているし、ベースの人も知っているしということで買ってみました。

カツンとしっかりしたドラムスで始まって、ストレートな音のサックスがさわやか、トロティニョンが存在感あるピアノを弾いて再びバルト、フレージングもあってなかなか良い。
2曲目のバラッドは柔らかい音で、コルトレーンのバラッドというよりC・ロイドという感じ、でもこの感じは久しぶりだ。
グチャとなりだしたところをトロティニョンが引き取ればもう大丈夫。
3曲目はトロティニョンのグルービーな曲、このテナー知らない人だけれど(魚のジャケはジャケだけ知っていた)若くはない50才、カリブ海グアドループ出身でパリで政治学を学んだ後テナーをはじめ、その後バークレーで師事を受けたという一寸ジョシアにつながる感じです。
4曲目ベース・ソロにつけるトロティニョンのバッキング、いつも凄いと驚かされるセンスです。
6曲目バルトの曲名は“ララバイ・フロム・アトランティス”で、カリブ海生まれのロマンチシズムが伝わります。一寸ショーターのバラッドに似ています。
7曲目は軽快、リズミックな曲で、バラエティに富んだ曲並びもすばらしい、トロティニョンがここでは結構モーダルに弾きます。
9曲目ベース、ドラムスでカリビアンなリズムを作ってピアノも乗っておもしろい。トロティニョンがのびのびしているところがおもしろい。
10曲目、最後の短いバラッドがとても美しい。

この前にJAMES FARMを見たけれど、アルバムのイメージが似ていて、アーロン・パークスをここではトロティニョンが務めている感じでとても意思疎通のできた、そして高度の表現力をもったグループで、次も録音して欲しいと思う。



ジャケには録音風景の写真があって、とても和気藹々としている。



録音場所にはジャケにした絵がかざってあったり、でこれはいいグループだ。



アメリカが牧場だったから、こちらフランスでは工房 「アトリエ・夢」って感じです。


The art of dreaming / JACQUES SCHWARZ-BART

Jacques Schwarz-Bart(ts)
Baptiste Trotignon(p)
Thomas Bramerie(b)
Hans Van Oostrehout(ds)

1. Blues Jonjon
2. It’s Pain
3. Peyotl
4. Moods
5. Now
6. Lullaby from Atlantis
7. Massassoit
8. Dlo Pann
9. Emile
10. Voir


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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楽しそ~♪ (Marlin)
2012-06-24 17:33:16

monakaさん
こんにちは。

ジャケットを開いて、録音風景が見られるのっていいですよね。

どこか 裏方を見せてもらったような。

聴く前にワクワクします♪
楽しそうな感じのアルバムですね。


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当たり (monaka)
2012-06-24 21:48:03
Marlinさん、こんにちはmonakaです。
よいアルバムはジャケも楽しいことが多くて、伝わってきますね。
知らない人を買って当たりだととても嬉しいですね。これはそれのよい例でした。
返信する

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