なぜ買ったかは忘れてしまったけれど、コレッリの合奏協奏曲が気に入っていて、時々聞いている。
中古屋さんにフラッとはいって安いクラシックのアルバムを買うのがここのところの欲求不満解消法になっている。そこで見つけたのがこのアルバム。知る人なら当たり前なのだろうけれど、この「ヴァイオリンと、ヴィオローネまたはチェンバロのためのソナタ 作品5 Vol.1」はバロック音楽の金文字塔と言われるらしい。そういうことも知らないで、よさそうと買って当たるのは、中古買いの慶びです。
ここのところバイオリンも少しづつ増やしているのはちょっと訳があるけれどそれはまたのはなし。
このバロック・バイオリンを弾いているエンリコ・オノフリさんはコレッリと同じ場所の生まれだからか、この演奏歓喜に満ち溢れているようで、良きイタリアを思い出させてくれる。これがイタリアなのだ。
そしてこれもよかったのはヴィオローネ(バロック・チェロ)がとても良くてチェロの人が聞いてもとても面白い。あんまりおもしろいので性器の値段でVol.2の方うもポチった。
sonate a violin e violone o cimbalo Op.5 Vol.1 / Enrico Onofri & Imaginarium Ensemble
・ソフィア・カルロッタ王女への献呈文(語り:E.オノフリ)
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第1番ニ長調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第7番ニ短調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第3番ハ長調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第9番イ長調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第5番ト短調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第10番ヘ長調
エンリコ・オノフリ(vn)
イマジナリウム・アンサンブル
録音時期:2012年10月27日-30日
録音場所:カッシーナ・ジャルディーノ(クレマ・イタリア)