オクサンのバイオリン発表会が横浜で開かれて、リハもあるので早めに馬車道に行く。始まるまでは1時間以上あるので、久しぶりにUNで時間をつぶしました。って6枚も拾ってしまった。チェロ関連が2枚中古ジャズが2枚に新しく出たのが2枚。
その中古がこれ。一時期全アルバムをそろえようかと思ったテナーが二人、見ていたら知らないジャケがあったので久しぶりに買ってみた。それにしてもガトーの方は驚いた。これはまるで知らなかった。
面白いのは2枚ともシネ・ジャズ。シネ・ジャズといえば「死刑台のエレベーター」だけれど、そこでテナーを吹いているのがバルネ・ウィランなのはご存じのとおり。
1958年の映画けれど翌年には、ケニー・クラークと組んで映画「奴らを殺せ」の音楽を担当している。「jazz sur seine」というアルバムとカップリングされているのがこのバルネのアルバム。死刑台に似ているのはしょうがないか。
そしてガトーの方のアルバムは1965年と68年の映画音楽。
ピエロ・ウミリアーニという(有名な人らしい)の映画音楽。後の方の題はなんと「フリー・セックス地帯を行く、天国か地獄か」
という題だから恐れ入る。
バルネの映画音楽をなぞったようなところが面白いし65年はそれで始まって68年のほうではフリーのところがあったりガトーらしい太いうなりが出てきたりで面白い。
ってどちらもほとんど人は関係ないようなアルバムかもしれない。UNにあったことはあったのだけどやっと売れたんだろうな。