JAZZ最中

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ピカピカの機能 PERMUTATION / ENRICO PIERANUNZI

2012-03-14 22:30:25 | 聞いてますCDおすすめ


出だしからピアノ、ベース、ドラムスが塊のように走り出します。これには驚く、特にアントニオ・サンチェスの驚異的なドラミング、今まであまり認識していなかったのでこれは嬉しい。
2曲目、奏法がこれまでと違うわけではないけれど、まさに現在の演奏と呼びたいのは、トリオの関係がピッタリと機能しているからでしょう。
4曲目、ポロンと弾いているようで、単色の水彩で陰と薄明を見せるような演奏です。
5曲目、イタリア・バロック風、哀愁アルメロディはこれまでピエレヌンツェがづっと演奏してきたもの、ピアノの品格が備わっているのです。
6曲目、スコット・コリーもこれまであまり相性よくなかったけれど、ふくよかながら、個性あるベースソロでこれも良い。
7曲目は静かな、ソフトに仕上げる機能付き。
8曲目は高速完全フル機能展開です。

63歳になるピエラヌンツェさん、新しいトリオにして、益々機能アップしたのが驚きです。
このトリオがすごく機能していて、すごいすごい聞いていたらへんなことをおもいだしました。

奥さんが手伝いで数日実家にいき、最後の日に久しぶりに太陽がでがので、汚れ物を洗濯してやろうと思ったものの、我が家にある機械が働いてくれません。何度トライしてもしばらくするとエラーの点滅がピコピコして、かなりこちらの精神を逆なでします。
洗濯10分コースや60分コースはわかるものの、入れた洗剤の量をかぞえたり、わが家コースだゴシゴシコース、ナイトコースにやわらかコース、スチームはどうする、除菌はするかと、まったくわからん。
それもタッチキー押すだけ、昔みたいに洗剤いれて、時間を手でひねったら動くのも、今良いと思う。

ピエレヌンツィの歳に関係ないトリオ機能から、飛んでしまったけれど、結構このアルバム聞いてそこ感じたのでした。もちろん、すごいトリオ機能のピエラヌンツェがすごいという話でした。

4時間ぐらい失敗失敗で、午前中からはじめた洗濯機をエラー表示の確認チャックから水の元栓をオクサンが閉じていることが解り、洗濯物を干したのは3時過ぎ、・・やれやれ。

PERMUTATION / ENRICO PIERANUNZI

Enrico Pieranunzi(p)
Scott Colley(b)
Antonio Sanchez(ds)
2012年作品

1. Strangest consequences
2. Critical path
3. Permutation
4. Distance from departure
5. Horizontes finales
6. Every smile of yours
7. Within the house of night
8. The point at issue
9. A different breath

コメント (6)
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