JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

凄いメンバーのバイオリン Maiden Dance / John Blake

2009-10-14 22:20:15 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんでバイオリンの楽器コーナーを必ずチェックするのは理由があります。
深くそこには触れないで、このアルバム、バイオリニストは知りませんでしたが、メンバーが凄く豪華、ジャズ・ロック風のノリなのか、など想像しましたがメンバーだけで拾う価値有りです。
どんなものが始まるのか、ところが1曲目、ビックリ、バイオリンの静かなメロディで始まります。アンビエント化と思えば続くC・マクビーのベースソロにはもっとビックリ、メロディアスなアコベのピッチカートソロ、これが良い。
2曲目はモーダルなジャズ・ロック、やはりこう来たかですが、これより10年近く前の、マイク・ノック(piano)とマイケル・ホワイト(violn)を思い出すのは、バイオリンとピアノにリズムという楽器構成だからでしょうか。
ただバイオリンの音も私は苦手なこすれ音が少なく耳には悪くない。
3曲目はこれが4ビートでスタンダード、オーソドックスなバイオリン・ジャズですが、リズムは甘くならない、さっぱりとしていて、ここではケニー・バロンのピアノメロディが軽やかです。
4曲目、フュージョン系のメロディにはコーラスも入り、これは時代でしょう、このピアノひいているのマッコイ?というような楽しさもあります。
5曲目、うねるようなバイオリン、ケニー・バロンのピアノが同じようにうねり、その後のラテンタッチはバロンのその後を思わせます。
6曲目、マッコイのオリジナル・ワルツはマッコイらしいリズムにメロディで、バイオリンがとてもモーダルになります。
7曲目はスパニシュな曲で、ここではバロン、若さも感じて微笑ましい、ここでも短いけれど素晴らしいマクビーのソロ、チャールス・ロイドの時代から好きだった感じが聞けてそれだけでも満足です。

Maiden Dance / John Blake

Cecil McBee bass
Wilby Fletcher drums
Leonard "Doc" Gibbs percussion
Kenny Barron piano
McCoy Tyner piano
John Blake violin
Alan Blake , Lita Blake vocals

01 CARAVAN OF DREAMS
02 MOVIN'UP
03 BEAUTIFUL LOVE
04 THE OTHER SIDE OF A WORLD
05 MAIDEN DANCE
06 FOR TOMORROW
07 TODOS MIS NINOS
コメント
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