JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

君 やさしさありますか humanity / Tom Harrell Dado Moroni

2008-07-13 17:54:16 | 聞いてますCDおすすめ


blog仲間の中で独特の文章雰囲気を作って、人気のあるサイトがあります。
何時もその文章が凄いと思っていますが、実はそれ以上に紹介されるアルバムが、素晴らしいことに驚くのです。どこでここまで聞いているのでしょうか。
そのblogをみて、欲しいと思っていたアルバムを中古屋さんで見つけて熱くなりました。
イントロに続く2曲目から心がゆったりとゆるんでいきます。Tom Harrellが横にいるような気になりました。単純な悩みも、大きな悩みも、同じく対応しなければと思わせる、気持ちを整然とさせる演奏です。
3曲目、Tom Harrellは普段よりか柔らかい音感に感じ、Dado Moroniのはっきりした音と対比が良い感じです。ディオの素晴らしい演奏にには、そこにいないベースとドラムスを感じます。
4曲目の“I Hear a Rapsody”もシンバルの音は聴こえるし、ベースがウォーキングしているのも聴こえてきます。名演の証拠です。
5曲目、曲のイメージを吹くのはHarrellでペットをこの様に気負わず、やさしく余裕を持って、なお且つ筋を通して吹いています。
6曲目、モンク調のピアノの和音から始まる曲は、完全にHarrellを聴く演奏になってします。
7曲目も同じようにペットが心情を露土するような感じで、このアルバム、特にこの曲というのでなく、通じて凄いペットの情念とそれを受け止めるピアノの巾が合致したアルバムに感じます。
7曲目の最後にピアノのソロが凄いと思うのは、ほかではペットが主になっているからでしょう。
ペットの比重が多く感じながら調和の取れたアルバムに感じるのは、ペットがずっと吹いても、そこにペットの控えたやさしさがあるからでしょう。
blog仲間のすずっくさんの記事をはっきり覚えていません。このように私は聴いたので又そちらにお邪魔することも楽しいことです。

humanity / Tom Harrell Dado Moroni

Tom Harrell(tp.flh)
Dado Moroni(p)

1 Intro
2 The Nearness of You
3 Lover
4 I Hear A Rhapsody
5 Humanity
6 Darn That Dream
7 Poinciana








コメント
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