ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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カラマンシー: フィリピンの食材 スダチのよう 1キロ61円 ビタミン豊富

2010年10月31日 10時56分07秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 カラマンシー マニラ 和食にもぴったり」という記事がありました。

アジアのユニークな食材を紹介するコーナーです。

フィリピンには、「カラマンシー」という柑橘類が人気で、値段も手ごろ、食事やお酒によく使われるのだそうです。

緑色の果物で、スダチのような見かけで、香りはさほどなく、レモンに比べて酸味が柔らかいのが特徴です。
ミンドロ島などの、フィリピン中部、西部が産地です。

食堂でどんな料理を注文しても、小皿に乗ってついてくるそうです。
ビタミンが豊富で、料理に絞りかけて食べます。

ケソン市の市場で、1キロ32ペソ(約61円)で売られています。

シャンプー代わりにも使えるし、浴槽に入れることもあるそうです。

日本食にもぴったりなので、記者の方は、フィリピン赴任以来、自宅の食卓で欠かせないものになったそうです。

和風居酒屋では、焼酎に絞り込んだ「カラマンシーハイ」が定番ということです。
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「カラマンシー」は使ったことがないので、どんな果物だろうと見てみました。

画像が、爽やか系で、デザインとしても使えそうです。
(Google「カラマンシー の画像検索結果」参照)

個人でフィリピンの果物を紹介されているサイトでは、マンゴーと並んでカラマンシーがあります。
沖縄のシークワーサーに似ていて、ビン入りの濃いジュースはおみやげにもいいとありました。

(トロピカルフルーツ」http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9584/fruit.html参照)

「カラマンシー」には、脂肪を燃焼させるシネフリンが含まれていると、カラマンシーの実をピューレにしたものも出てきました。

(「楽天 カラマンシー」http://plaza.rakuten.co.jp/kannsaibayfan/diary/200707190009/参照)


森嶋通夫さん: 経済学者 文化勲章の年金→若手学者の奨学金に

2010年10月31日 09時56分00秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「窓 論説委員室から 勲章の生かし方」という記事がありました。

論説委員の方が、交代で、専門分野で知った興味深い話を紹介されるコーナーです。

11月3日は文化勲章の授与式ですが、過去の受賞者では、森嶋通夫さんが年金を若手学者の奨学金などに使われたのが印象強かったのだそうです。

森嶋道夫さんは、経済学者で、1976年に文化勲章を受章しました。

部の上司が、「もともと勲章は軍人の武功に対するものだった。今の時代にもらっても、利用や保管の仕方に困るだろう。そんなことを、過去の文化勲章受章者から取材しろ」と、若かった論説委員さんに指示しました。

誰に取材しようと考えたときに、森嶋通夫さんを思いついたそうです。

日本の学界は、理よりも情実がものをいうと、英国に渡り、日本社会批判もされていたので、面白い談話が聞けるかもしれない。

ちょうど一時帰国していらっしゃると知って電話をすると、森嶋さんは「まあ、遠慮しときますわ」と答えられました。

その理由を、亡くなる3年前の2001年前に出版された自伝で、分かったのだそうです。

最初は、「名誉はできるだけ受けるべきでない」と辞退を考えられたのですが、年金がつくと知って受けることにされました。

年金を、日本-英国の学術交流に使い、若手社会学者への奨学金にもされました。

それを語るのを照れくさく感じられたのかもしれない。

「17年前は書けなかったが、また忘れる前に字にしておく」ということです。
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年金をそのように使うという方法もあるのですね。

森嶋通夫さんはどういう方か、知らなかったので、検索してみました。

大阪生まれ、京都大学経済学部の卒業。
2004年に亡くなっています。

(ウィキペディア「森嶋通夫」参照)

ノーベル経済学賞の候補者にもなられたことがあるそうです。
亡くなったのは、80歳のときで老衰とのこと。

(「懐疑派ブログ」http://blog.blogtribe.org/entry-f8b71c145a7c19c90a43c3a7534d1b23.html参照)

日本と英国に関する本も多く書かれていて、書評に関連して森嶋さんを書かれたサイトも多くヒットしました。

日本のあり方、教育について考えを述べられたようです。
日本の学生は自分の頭で分析し、問題提起し、考察していくという基本的な訓練がされていないと指摘されている。

これは、ブログを書かれた方も、似た体験をし、質問してきたのは中国からの社員だけだったと書かれています。
(「Chattering Class Diaries」http://mumbaikar.asablo.jp/blog/2010/02/12/4876670参照)

経済学者として活躍されつつ、日本や日本の教育について心配し、著書を数多く残された方のようです。


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