ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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葉加瀬太郎さん: 「コンサートのつもりで来たらショーでした」 パーティーのホストの気持ちで

2010年10月26日 10時29分35秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「仕事中おじゃまします バイオリニスト 葉加瀬太郎さん 楽しんで、楽しませる」という記事がありました。

各界の方の仕事場におじゃまして、仕事への思いや姿勢をうかがうコーナーです。

バイオリニストの葉加瀬太郎さんは、「コンサートはパーティーで、自分はホスト」と考えるのだそうです。

昔の計画では、40歳くらいでバイオリンは置いて、プロデュースをしていこうと考えていました。

2006年に、9歳年上の古澤敏さん(バイオリニスト)と共演したところ、その「バイオリン道を極める姿があまりに美しくて」、バイオリン弾きはやめられないと決心しました。

コンサートでは、お客さんに楽しんでもらうため、あらゆる工夫をします。

情熱大陸や寅さんの曲、その街に合わせた「ユア街ソングつくりまSHOW」、演奏する曲をルーレットで決めたこともあります。

「コンサートはパーティーだから、出し物はホストが考えなきゃいけないじゃない?」という考えからです。

それでも、本番5分前には緊張で「おうちに帰りたい、お風呂に入って酒飲みたい」の心境になります。

「初めてのお客さんが『コンサートのつもりで来たらショーでした』って。イェイ!」

雑事にとらわれずに古典に取り組むため、2007年にロンドンに引っ越しました。

過去は振り返らず、未来もそれほど考えず、いま何ができるかに興味があるということです。
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1968年大阪生まれとありました。
葉加瀬さんは、大阪の方だったのですね。

葉加瀬さんの奥さんは、田 万由子さん(東大卒の女優、タレント)です。
ロンドンに住んでいらっしゃるのは知りませんでした。

ロンドンに住まれるようになったいきさつが知りたいと、「葉加瀬太郎 ロンドン」で検索すると、「イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト - 葉加瀬太郎さん」の記事が出てきました。

(http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/3125/161/参照)

それによると、1996年にセリーヌ・ディオンさんのワールドツアーに同行されたのがきっかけなのだそうです。
3年間に、100回以上のコンサートで、世界中の主要都市を周り、「たった1曲だけのスペシャル・ゲストで、毎晩毎晩、仕事は5分くらいしかないんですけど」。

そこでロンドンに強く惹かれ、2007年の引っ越しにつながったと書かれていました。

こんな有名な方を、1曲の演奏のために、3年間に100回同行してもらうというセリーヌさんのツアーも、規模が違います。

魅力を感じた場所に、引っ越して、仕事を続けることができるというのも、楽しいことだろうと感じました。


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日本人のDNA: 男性1人の全ゲノムを解読 初めて 理化学研究所の角田達彦さん

2010年10月26日 09時16分55秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「日本人1人の全ゲノム解読 理化学研究所が初」という記事がありました。

日本人のDNAとして、本州の男性1人の全遺伝子情報(ゲノム)が明かになり、外国人とは違う場所も多くあったのだそうです。

角田達彦・理化学研究所情報解析研究チームリーダーの研究チームが解読に成功しました。

解読されたのは、本州に住む男性で、血液から取り出したDNAを解析しました。
30億ある塩基対の配列を、5カ月で読み取りました。

これは、2003年に初めて公開された外国人のゲノムとは、300万塩基対が違っていて、うち40万塩基対はこれまでの研究でも知られていなかった違いなのだそうです。

日本人について、全ゲノムが解読されたのは初めてで、日本人の解読が進めば、日本人固有の特徴が分かり、病気の原因研究にも役立つと期待されています。

研究結果は、10月24日の『ネイチャージェネティクス(電子版)』に発表されたということです。
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このニュースは今朝のGooニュースにも掲載されていました。
(「日本人のゲノムを初めて解読」http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20101025-567-OYT1T00200.html参照)

読売新聞の記事を引用していて、ここには解析に米国製の高速解析装置を使用したことが書かれていました。

今回が初めてというのは、意外でした。

全ゲノムの解析というのは、高度な装置と予算が必要なのでしょうか。

今回の角田さんの研究は、どういう経過で研究が可能になったのか興味を感じました。

「理化学研究所」は、どういう所?と検索したら、

「理化学研究所は、物理学、化学、工学、生物学、医科学など幅広い分野にわたり、基礎研究から応用研究まで多様な研究活動を展開している、日本で唯一の自然科学の総合研究所です。」

(「独立行政法人 理化学研究所」http://www.riken.go.jp/index_j.html参照)

「ネイチャージェネティクス(電子版)」を見てみました。

出版される印刷された「ネイチャージェネティクス」の他に、インターネットのホームページでのみ公開されている論文が掲載されています。

角田さんの研究もありました。
(「Whole-genome sequencing and comprehensive variant analysis of a Japanese individual using massively parallel sequencing」http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.691.html参照)

全論文を読むためには、会員になって料金を払う必要があります。

残念ながら、今回調べた範囲では、どういう研究費でこの研究が行われたのかは、分かりませんでした。


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