昨日の朝日新聞に、「オピニオン ビジネス書を楽しむ 耕論」という記事がありました。
テーマを決めて、3人の方がそれぞれの立場から意見を述べるコーナーです。
今回は、「ビジネス書」をどう考えるかがテーマです。
山田玲子さん(ビジネス書評ブロガー)は、フリーで働く女性の立場から。
駅の階段で「ビジネス書を読んでみよう」と思いつき、読んでみた経験があるそうです。
行き詰っていた仕事は、時間の使い方に問題があることが分かり、変えることで心に余裕ができました。
ブログの人気も出て、うまく回転するようになったそうです。
①まず、読んでみよう。
何か1つでも吸収してやろうという気持ちが大切です。
②実行しましょう。
読んだだけで、できた気になっている人がいますが、なるほどと思ったら、行動しましょう。
③ビジネス書は時代の空気を反映しています。
出版前に、かなり市場調査を行って書かれています。
現代は、上司も余裕がなくなっているので、ビジネス書は相談できる頼れる上司という感じということです。
小宮一慶さん(経営コンサルタント)は、書く立場から。
ビジネス書には、2種類あり、
財務表の読み方など仕事に役立つ知識(一部上場の企業に勤めている会社員が主な読者)
経営の原理論や人生論(中小企業の経営者が主な読者)
「企業はお客様がいないと存続できないのだから、利益よりもお客様のことを第一に考えてがんばりましょう」に尽きる。
松下幸之助さんも近江商人もドラッカーも言っていることは同じです。
唐沢俊一さん(作家、評論家)は、出版全体の立場から。
ビジネス書の最大の謎は、著者はベンチャー企業の経営者やコンサルタントで、実際に大成功をした人物ではないところ。
女性がロマンス小説を読んで主人公になった気分を味わうだけのように、ビジネス書はこういう成功をしてみたいと読むもの。
ビジネス書にはまるのは、現実に対して不満を持っている人たちが多いのでは、ということです。
-----------------
なるほどと、とても面白く3人の方の意見を読みました。
3つの意見、それぞれ言えています。
ビジネス書のいいところは、書店で手に取ったときに、買う買わないをすぐに決められるところです。
自分にとって役に立つ、立たないが、他の分野の本よりも分かりやすいように思います。
物の考え方や人生論タイプのビジネス書は、主婦や学生さんにも、「毎日をどういう心構えで生活していくか」を考えるときのヒントになるものが多いと思います。
就職活動で初めてビジネス書を読むようになった大学生の方が、「人生の主人公はあなたです。どんなに偉い人でも、あなたの人生にとっては、あなたの人生を彩る脇役にすぎません」という文章が励ましになったと言っていました。
テーマを決めて、3人の方がそれぞれの立場から意見を述べるコーナーです。
今回は、「ビジネス書」をどう考えるかがテーマです。
山田玲子さん(ビジネス書評ブロガー)は、フリーで働く女性の立場から。
駅の階段で「ビジネス書を読んでみよう」と思いつき、読んでみた経験があるそうです。
行き詰っていた仕事は、時間の使い方に問題があることが分かり、変えることで心に余裕ができました。
ブログの人気も出て、うまく回転するようになったそうです。
①まず、読んでみよう。
何か1つでも吸収してやろうという気持ちが大切です。
②実行しましょう。
読んだだけで、できた気になっている人がいますが、なるほどと思ったら、行動しましょう。
③ビジネス書は時代の空気を反映しています。
出版前に、かなり市場調査を行って書かれています。
現代は、上司も余裕がなくなっているので、ビジネス書は相談できる頼れる上司という感じということです。
小宮一慶さん(経営コンサルタント)は、書く立場から。
ビジネス書には、2種類あり、
財務表の読み方など仕事に役立つ知識(一部上場の企業に勤めている会社員が主な読者)
経営の原理論や人生論(中小企業の経営者が主な読者)
「企業はお客様がいないと存続できないのだから、利益よりもお客様のことを第一に考えてがんばりましょう」に尽きる。
松下幸之助さんも近江商人もドラッカーも言っていることは同じです。
唐沢俊一さん(作家、評論家)は、出版全体の立場から。
ビジネス書の最大の謎は、著者はベンチャー企業の経営者やコンサルタントで、実際に大成功をした人物ではないところ。
女性がロマンス小説を読んで主人公になった気分を味わうだけのように、ビジネス書はこういう成功をしてみたいと読むもの。
ビジネス書にはまるのは、現実に対して不満を持っている人たちが多いのでは、ということです。
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なるほどと、とても面白く3人の方の意見を読みました。
3つの意見、それぞれ言えています。
ビジネス書のいいところは、書店で手に取ったときに、買う買わないをすぐに決められるところです。
自分にとって役に立つ、立たないが、他の分野の本よりも分かりやすいように思います。
物の考え方や人生論タイプのビジネス書は、主婦や学生さんにも、「毎日をどういう心構えで生活していくか」を考えるときのヒントになるものが多いと思います。
就職活動で初めてビジネス書を読むようになった大学生の方が、「人生の主人公はあなたです。どんなに偉い人でも、あなたの人生にとっては、あなたの人生を彩る脇役にすぎません」という文章が励ましになったと言っていました。