ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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インドネシア: バイクの荷台で目をつぶるサル 名前をつける心理とは

2010年10月22日 08時44分09秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「特派員メモ スマトラ島(インドネシア) サルは熟練労働者」という記事がありました。

特派員の方が、担当地や出張での興味深い話題を紹介されるコーナーです。

インドネシアの山道をフルスピードで走るバイクの荷台に、サルが目をつぶって座っているのを、特派員さんは見かけたそうです。

どうしたのか聞くと、「ココナッツ収穫用のサルだよ」という返事です。

サルは木に登ると、実のにおいをかいで熟しているかを判断し、「これだ」と見つけると、両手と片足で実を回して落します。

飼い主の男性が、収穫したココナッツになたで穴を開け、ココナッツジュースをふるまってくれました。
新鮮で、ちょうど飲み頃だったそうです。

技を教えるのに5年かかったと聞き、サルの名前を聞くと、

「ただのサルだよ。ペットじゃないし、名前なんかない」

サルは、仕事を終えると、バイクの荷台で目をつぶって座ったということです。
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かわいそう、偉い、複雑な気持ちがする記事でした。

働いているということなのだと感じます。

鵜飼いの鵜を、思い出しました。
あの鵜は、1匹1匹に名前はついているのでしょうか。

名前をつけるといえば、娘が2歳の頃、お人形を好んで抱いていました。

アメリカに住んでいたときで、スーパーの前で、通りかかったアメリカ人に「お人形は何という名前?」と聞かれました。

バービー人形やリカちゃん人形だったら、自分なりの名前をつけていたでしょうが、その人形は日本風ので「お人形」と家では呼んでいました。

「ただの人形です」と答えると、とても意外そうな表情をされました。

今だったら、皆さん、家庭にあるお人形やぬいぐるみにも、それぞれ名前をつけていらっしゃるのでしょうか。

名前を人間以外のものにつけるというのは、どういう心の動きを反映したことなのだろうと思います。


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レアアース: 中国、生産量は97% 埋蔵量では40%以下 これからをどう考えての決定?

2010年10月22日 07時59分39秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ニュースが分からん! レアアースは中国でしか採れない?」という記事がありました。

ニュースの背景を分かりやすく解説してくれるコーナーです。

レアアースは、生産量では中国が世界の97%を占めていますが、埋蔵量で見ると40%以下なのだそうです。

レアアースは、レアメタル(手に入りにくい金属)の一種で、17種類の元素を「希土類(rare earth)」と呼びます。

15年前までは、アメリカ、インドなどの国も、生産していたのですが、安い中国産のものに押されて生産を止めている状態です。

今回、中国からレアアースが輸入しにくくなったことで、日本政府はアメリカ、オーストラリアにも調達先を広げることにしました。

民間企業では、カザフスタン、南アフリカ、ベトナムで開発に乗り出し、モンゴルでは人工衛星を使って埋蔵状態を調べる予定です。

実際の生産までには10年ほどかかる場合が多く、政府はレアアースの使用量を減らす技術の開発にも力を入れるということです。
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グラフがあり、アメリカは1995年~2003年はかなり生産していたのですが、今は中止になっています。
インドは、現在でも少しずつ生産しているようです。

埋蔵量で見ると40%以下ということは、それ以外の国に60%以上ということですね。

「世界の生産量のほとんどを占める中国が、輸出を停止」と聞くと、大変だと感じますが、こういうふうに他の面から見ると、今は大変でも、打つ手はありそうに思えてきます。

中国はアメリカやヨーロッパ向けのレアアースの輸出も止めたようだというニュースもテレビで伝えていました。

世界の国々は、今回のことを受けて、レアアースの備蓄を増やし、中国以外の国から買うようにするでしょう。

中国は、これからのことをどう考えているのだろうと思います。


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