昨日の朝日新聞夕刊に、「日本一の 好きな花畑で深呼吸 読者が決める「日本一」は?」という記事がありました。
好きな花畑はどこですか?
読者9310人の投票で、
1位 富良野のラベンダー(北海道) 5510人
2位 尾瀬ヶ原のミズバショウ(群馬など) 2270人
3位 ハウステンボスのチューリップ(長崎) 1486人
4位 砺波チューリップ公園(富山) 1179人
5位 灘黒岩水仙郷(兵庫) 869人
6位 滝上公園のシバザクラ(北海道) 805人
7位 花のじゅうたんのシバザクラ(兵庫) 653人
8位 マザー牧場のナノハナ(千葉) 640人
9位 あしかがフラワーパークのフジ(栃木) 610人
10位 越前岬のスイセン(福井) 569人
1位の富良野のラベンダーは、一時は農家1軒だけになってしまった時期もあったのだそうです。
富良野のラベンダーでは、「ファーム富田」が最も有名で、年間100万人が訪れます。
日本でラベンダーが栽培されるようになったのは、1937年に、曽田香料(東京)の創業者がオイルの原料にするため、マルセイユから種5kgを取り寄せたのが最初です。
北海道では、上富良野で農業を営んでいた岩崎久二男さんが、1944年に古本屋で見つけた香料作りの本を頼りに新聞社に問い合わせたところ、曽田香料を教えられました。
1948年に富良野に初めての苗が届きます。
札幌から貨物列車で4日もかかったため、蒸れて半分しか根付きませんでした。
「ファーム富田」の富田忠雄さんは、1953年に、たまたま景色を見て衝撃を受けました。
ピークの1970年代には、富良野全体で250戸が200ヘクタール以上で栽培していました。
しかし、合成香料や輸入香料に押されて、畑は次々と消えてゆき、富田さんの1.2ヘクタールを残すだけになりました。
1975年、富田さんも畑にトラクターを入れてつぶそうとしたしたが、株がバリバリと砕ける音が花の悲鳴に聞こえて、どうしてもつぶせませんでした。
1976年、「今年で最後」と心に決めた畑が見ごろを迎えたとき、多数のカメラマンが畑に押し寄せました。
前年の国鉄のカレンダーに、ラベンダー畑越しに十勝連邦の写真が使われていたのです。
「ファーム富田」は、ラベンダー観光発祥の地と言われますが、富田さんは、
「北海道の農業の歴史に根ざしているからこそ、ロマンを感じてもらえるはず」と話されるということです。
-------------
ラベンダーの香りを嗅ぐと、富良野を連想します。
ずっと盛んだったというイメージがあったので、そのような歴史があったのかと思いました。
好きな花畑はどこですか?
読者9310人の投票で、
1位 富良野のラベンダー(北海道) 5510人
2位 尾瀬ヶ原のミズバショウ(群馬など) 2270人
3位 ハウステンボスのチューリップ(長崎) 1486人
4位 砺波チューリップ公園(富山) 1179人
5位 灘黒岩水仙郷(兵庫) 869人
6位 滝上公園のシバザクラ(北海道) 805人
7位 花のじゅうたんのシバザクラ(兵庫) 653人
8位 マザー牧場のナノハナ(千葉) 640人
9位 あしかがフラワーパークのフジ(栃木) 610人
10位 越前岬のスイセン(福井) 569人
1位の富良野のラベンダーは、一時は農家1軒だけになってしまった時期もあったのだそうです。
富良野のラベンダーでは、「ファーム富田」が最も有名で、年間100万人が訪れます。
日本でラベンダーが栽培されるようになったのは、1937年に、曽田香料(東京)の創業者がオイルの原料にするため、マルセイユから種5kgを取り寄せたのが最初です。
北海道では、上富良野で農業を営んでいた岩崎久二男さんが、1944年に古本屋で見つけた香料作りの本を頼りに新聞社に問い合わせたところ、曽田香料を教えられました。
1948年に富良野に初めての苗が届きます。
札幌から貨物列車で4日もかかったため、蒸れて半分しか根付きませんでした。
「ファーム富田」の富田忠雄さんは、1953年に、たまたま景色を見て衝撃を受けました。
ピークの1970年代には、富良野全体で250戸が200ヘクタール以上で栽培していました。
しかし、合成香料や輸入香料に押されて、畑は次々と消えてゆき、富田さんの1.2ヘクタールを残すだけになりました。
1975年、富田さんも畑にトラクターを入れてつぶそうとしたしたが、株がバリバリと砕ける音が花の悲鳴に聞こえて、どうしてもつぶせませんでした。
1976年、「今年で最後」と心に決めた畑が見ごろを迎えたとき、多数のカメラマンが畑に押し寄せました。
前年の国鉄のカレンダーに、ラベンダー畑越しに十勝連邦の写真が使われていたのです。
「ファーム富田」は、ラベンダー観光発祥の地と言われますが、富田さんは、
「北海道の農業の歴史に根ざしているからこそ、ロマンを感じてもらえるはず」と話されるということです。
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ラベンダーの香りを嗅ぐと、富良野を連想します。
ずっと盛んだったというイメージがあったので、そのような歴史があったのかと思いました。