今朝のGooニュースに、「若年性認知症を抑制か 物質発見」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20090712/5ca522d52fdc7c88639f7dd87dc917d3.html 参照)。
若年性認知症と筋委縮性側索硬化症(ALS)の原因を、既存の薬の組み合わせで、80%以上取り除くことが可能なことが分かったのだそうです。
若年性認知症は、40~65歳で発症し、現在は治療法がないと言われています。
筋委縮性側索硬化症(ALS)は、メジャーリーガー、ルー・ゲーリッグ選手が発症したことで知られ、筋肉が動かなくなる難病で、治療法はまだ開発されていません。
東京都精神医学総合研究所の野中隆主席研究員らの研究グループが、実験で見つけました。
若年性認知症とALSは、「TDP43」と呼ばれるたんぱく質が原因です。
これが蓄積することで、細胞の死滅や病気発症の原因になると見られています。
人の神経細胞に「TDP43」を作り出す遺伝子を組み込み、患者の細胞を再現しました。
この細胞を使って、様々な薬の効果を確かめたところ、ロシアでアレルギーなどの治療に使われていた医薬品と、国内でも市販されている薬剤とを併用することで、細胞内に蓄積した異常たんぱく質を80%以上減らせることが分かりました。
7月11日からウィーンで開かれる国際アルツハイマー病学会で発表する予定です。
野中主席研究員は、
「すでにある薬を使って、ALSなどの進行を大幅に抑えることができる可能性があります。早急に治療薬開発につなげたい」と話されました。
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若年性認知症やALSは、テレビ等でも患者さんが病気と闘っている様子が伝えられています。
すでにある薬を組み合わせることで効果があるのであれば、実際に使われるのも比較的早く実現しそうです。
患者さんやご家族が待ち望んでいらっしゃるのではと思いました。
若年性認知症と筋委縮性側索硬化症(ALS)の原因を、既存の薬の組み合わせで、80%以上取り除くことが可能なことが分かったのだそうです。
若年性認知症は、40~65歳で発症し、現在は治療法がないと言われています。
筋委縮性側索硬化症(ALS)は、メジャーリーガー、ルー・ゲーリッグ選手が発症したことで知られ、筋肉が動かなくなる難病で、治療法はまだ開発されていません。
東京都精神医学総合研究所の野中隆主席研究員らの研究グループが、実験で見つけました。
若年性認知症とALSは、「TDP43」と呼ばれるたんぱく質が原因です。
これが蓄積することで、細胞の死滅や病気発症の原因になると見られています。
人の神経細胞に「TDP43」を作り出す遺伝子を組み込み、患者の細胞を再現しました。
この細胞を使って、様々な薬の効果を確かめたところ、ロシアでアレルギーなどの治療に使われていた医薬品と、国内でも市販されている薬剤とを併用することで、細胞内に蓄積した異常たんぱく質を80%以上減らせることが分かりました。
7月11日からウィーンで開かれる国際アルツハイマー病学会で発表する予定です。
野中主席研究員は、
「すでにある薬を使って、ALSなどの進行を大幅に抑えることができる可能性があります。早急に治療薬開発につなげたい」と話されました。
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若年性認知症やALSは、テレビ等でも患者さんが病気と闘っている様子が伝えられています。
すでにある薬を組み合わせることで効果があるのであれば、実際に使われるのも比較的早く実現しそうです。
患者さんやご家族が待ち望んでいらっしゃるのではと思いました。