ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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つり橋: No.1は祖谷のかずら橋

2009年07月22日 08時25分25秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「日本一の つり橋でゾクゾク 読者が決める「日本一」は?」という記事がありました。

日本一のつり橋はどこだと思いますか?

読者6033人のアンケートの結果、1位は平家の落人が本物のカズラで編んで作った祖谷のかずら橋(徳島県)でした。

重要有形民俗文化財にも指定されています。

  1位 祖谷のかずら橋(徳島) 2697人
  2位 夢の吊橋(静岡)     1391人
  3位 河童橋(長野)      1281人
  4位 谷瀬の吊り橋(奈良)  1142人
  5位 九重夢大吊橋(大分)  1106人
  6位 竜神大吊橋(茨城)    601人
     天ヶ瀬吊橋(京都)     601人
  8位 もみじ谷大吊橋(栃木)  577人
  9位 綾の照葉大吊橋(宮崎)  533人
 10位 風の吊り橋(神奈川)   359人

1位の祖谷のかずら橋の創始は不明ですが、「阿波国図」には、1646年(正保3年)に祖谷地方に7ヵ所のかずら橋が記されています。

カズラ製なのは、平家一族が追っ手から逃れるため、橋を切り落とせるようにしたからといいます。

三好市によると、1923年に、残っていた最後のかずら橋を針金のつり橋に架け替えましたが、5年後にかずら橋を復活させました。

「かずら橋保勝協会」(吉岡高三会長)が、3年ごとに架け替えています。

山に自生するシラクチカズラを伐採し、蒸して軟らかくして、数本を重ねてよじりながら綱を編み上げます。1回に約6トンのシラクチカズラを使います。

18歳のときから十数回架け替えに携わった尾家一夫さんは、「最近はリフトを使うが、昔ははしごをかけて、枝をつたって木に登ったもんだよ」と話されます。
大木によじ登り、20メートルの高さからカズラの太い綱を幹にくくりつけて橋をつり下げる作業は、命がけでした。

2位の夢の吊橋は、「川面のエメラルドグリーンが何とも言えない」(50歳男性)と人気だそうです。

4位の谷瀬の吊り橋は、長さ297メートル、高さ54メートルのスケールで、「怖い」「渡れなかった」という声が多かったということです。
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1位の祖谷のかずら橋に、記者の方が実際に行き、渡ったそうです。

一歩歩くごとにギシッとつるがきしみ、足元が揺れ、「さな木」(橋床の割木)の15cmの隙間からエメラルド色の祖谷川が見え、足がすくんだと書かれていました。

こういう話を聞いて、行きたいと思う方と、しりごみする方といらっしゃるだろうと思いました。


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小栗左多里&ラズロ『オーストラリアで大の字』

2009年07月22日 08時23分40秒 | 本、雑誌
書店で、小栗左多里&トニー・ラズロ『オーストラリアで大の字』(ヴィレッジブックス、2009年)が発売になっているのを見かけて購入しました。

イラストレーターの小栗左多里さんが、旦那さんのトニー・ラズロさんと、外国で体験をするシリーズの3冊目(ハワイ、イタリアに続く)です。

トニーさんは、ハンガリー人の父親とイタリア人の母親を持ち、アメリカで育った方で、「英語でしゃべらナイト」にも出演されていました。

今回も、羊の毛刈り、ラクダに乗る、ペリカンにエサをやる、熱帯雨林でアリを食べる、クリケットをする等、オーストラリアならではの体験をしています。

興味深く感じたのは、アブセイリングという断崖をロープ1本で下るスポーツの体験でした。

3m、15m、30mから選べるそうです。
3mで練習して15mコースへ行くと、「ヨロレイヒー」と言いたくなるような絶壁で、これを後ろ向きに壁に垂直になるよう降りると言われます。

「足、後ろへ」「一歩、倒れて」と指示されますが、トップで降りはじめたトニーさんも「しゅふーっ」と恐怖で変な声を出し始めるくらい怖かったそうです。

5歩くらい進むと壁が目の前にあって怖くなくなり、ちょっと楽しむ余裕も出てきました。

オパールの採掘権も、50メートル四方で年間280ドルで、州に保証金を払えば誰でも掘れるというのもありました。

トニーさんが日本に帰っても「採掘権、買えばよかったんじゃないかな?」と言われるとありました。

日本語でDJをしている忍野さん(女性)のラジオ(FM)の生放送に出演したり、鉄道をボランティア(14歳から92歳)だけで運営しているパッフィン・ビリーの紹介があったりしました。
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小栗さんの本は、絵も丁寧で、読んで勉強になるし、何より、お2人の人柄がいいです。

小さな息子さんを連れての旅だったそうですが、盛りだくさんの体験や料理の話を楽しく読みました。



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