昨日の朝日新聞夕刊に、「日本一の ”池波正太郎の食”にうなる」という記事がありました。
行きたい旅先の食の店はどこですか?
読者5343人のアンケート結果は、
1位 加賀料理「大友楼」(金沢) 1331人
2位 すき焼き「金谷」(三重・伊賀) 1073人
3位 そば「くるまや」(長野・木曾福島) 1007人
4位 すし「松鮨」(京都) 866人
5位 シューマイ「清風楼」(横浜) 791人
6位 料亭「萬亀楼」(京都) 783人
7位 蛤料理「船津屋」(三重・桑名) 761人
8位 喫茶「イノダコーヒー」(京都) 709人
9位 そば「刀屋」(長野・上田) 704人
10位 すき焼き「三嶋亭」(京都) 692人
これらのお店は、作家の池波正太郎さんがエッセーに書かれたものが多いのだそうです。
1位の「大友楼」は、1830年(天保元年)創業の加賀料理の料亭です。
「旅に出て、おもいがけないところで、むかしの東京をおもい出させる料理を口にすることがある」
「金沢の料亭「大友楼」で出す生粋の加賀料理にも、むかしの東京をしのばせる味わいが私には感じられるのである」
(池波正太郎『食卓の情景』新潮文庫)
「大友楼」7代目店主の大友佐俊さんによると、金沢はもともと京都料理が主流でしたが、江戸時代に藩主の前田家が幕府との関係を深めようと江戸の食文化を積極的に採り入れた結果、
「京都風の料理は淡い味に、江戸風の料理は濃い味にと、意識的に強弱をつけています」
加賀料理のもう一つの特徴として、日本海の海の幸、白山山系の山の幸という恵まれた食材を使っていることもあるそうです。
池波正太郎さんの読者は幅広い年齢にわたるようで
「エッセーに登場する店を訪ねる旅をしたい」(60代女性)
「食通が選んだ店はやはり味が違う」(50代男性)
「読むと食べ歩きがしたくなる」(40代女性)
「読みながらよだれが出てくる」(30代男性)
という意見が寄せられたということです。
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池波正太郎さんの食のエッセーは、読んだことがありませんでした。
こんなに影響力のある作品ならば、読んでみなければと思いました。
行きたい旅先の食の店はどこですか?
読者5343人のアンケート結果は、
1位 加賀料理「大友楼」(金沢) 1331人
2位 すき焼き「金谷」(三重・伊賀) 1073人
3位 そば「くるまや」(長野・木曾福島) 1007人
4位 すし「松鮨」(京都) 866人
5位 シューマイ「清風楼」(横浜) 791人
6位 料亭「萬亀楼」(京都) 783人
7位 蛤料理「船津屋」(三重・桑名) 761人
8位 喫茶「イノダコーヒー」(京都) 709人
9位 そば「刀屋」(長野・上田) 704人
10位 すき焼き「三嶋亭」(京都) 692人
これらのお店は、作家の池波正太郎さんがエッセーに書かれたものが多いのだそうです。
1位の「大友楼」は、1830年(天保元年)創業の加賀料理の料亭です。
「旅に出て、おもいがけないところで、むかしの東京をおもい出させる料理を口にすることがある」
「金沢の料亭「大友楼」で出す生粋の加賀料理にも、むかしの東京をしのばせる味わいが私には感じられるのである」
(池波正太郎『食卓の情景』新潮文庫)
「大友楼」7代目店主の大友佐俊さんによると、金沢はもともと京都料理が主流でしたが、江戸時代に藩主の前田家が幕府との関係を深めようと江戸の食文化を積極的に採り入れた結果、
「京都風の料理は淡い味に、江戸風の料理は濃い味にと、意識的に強弱をつけています」
加賀料理のもう一つの特徴として、日本海の海の幸、白山山系の山の幸という恵まれた食材を使っていることもあるそうです。
池波正太郎さんの読者は幅広い年齢にわたるようで
「エッセーに登場する店を訪ねる旅をしたい」(60代女性)
「食通が選んだ店はやはり味が違う」(50代男性)
「読むと食べ歩きがしたくなる」(40代女性)
「読みながらよだれが出てくる」(30代男性)
という意見が寄せられたということです。
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池波正太郎さんの食のエッセーは、読んだことがありませんでした。
こんなに影響力のある作品ならば、読んでみなければと思いました。