ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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ナノばんそうこう: 胃や肺にペタリ

2009年07月08日 07時20分25秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「強くて超薄、ナノばんそううこう 早大など手術用開発、臓器にもくっつく」という記事がありました。

胃や肝臓といった、軟らかくて縫いにくい臓器に使えるばんそうこうが開発されたのだそうです。

厚さは市販のばんそうこうの10万分の1で、手術用です。

カニと昆布から抽出した2種類の糖質を使い、ほぼ1分子ずつの層を交互に積み重ね、約40層の薄膜シート(厚さ75ナノメートル)を作りました。

2つの糖質は、互いに電気的に引き合う性質があるため頑丈です。

組織にぴったりとくっつくため、強い粘着力が得られます。

犬の肺の実験では、直径6mmの穴にばんそうこうを貼ると、約30日で完治しました。

開発した早稲田大学理工学術院の武岡真司教授によると、
「胃や肝臓など、軟らかく縫いにくい臓器や出血しやすい臓器に応用すれば、手術時の短縮にもつながる」ということです。
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内臓に貼るばんそうこうまでできたのですね。
臓器に縫いやすいものと、そうでないものがあるのかと思いました。


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ゴーギャン展: 行ってきました

2009年07月08日 06時57分48秒 | 美術
昨日、「ゴーギャン展」に行ってきました。

東京国立近代美術館で、9月23日まで開催されています。

ゴーギャンは、タヒチの女性の絵で有名な、19世紀末~20世紀初頭のフランスの画家です。

今回の一番の見どころは、「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」という題の横長の大作です。

ボストン美術館の所蔵作品です。

それ以外にも、ゴーギャンがタヒチで絵を描くようになるまでの作品や、それ以降の作品など、全部で53点が展示されていました。
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平日の昼間だったので、作品のすぐ前まで行ってじっくり鑑賞することができました。

東京国立近代美術館は、皇居の北東部に位置し、東京駅からの無料シャトルバスも出ています。
最寄駅は竹橋駅(東西線)です。

いつもは本で見ている作品の本物を見ると、やはり感動します。

フランスの画家がどうしてタヒチに?と不思議に思っていたら、ゴーギャンのお母さんは、ペルーの貴族の血が流れた人で、実際1歳から6歳まではペルーで暮らしたこともあったのでした。

疑問に思ったのは、こんなに長期間、タヒチで生活した旅費、生活費、画材代はどこから出ていたのか。

タヒチの女性の絵を誰が買ってくれていたのか。

特定のパトロン(出資者)がいないと、絵だけで生計は立てられるものではないと思うのですが。

今回のゴーギャン展は、それぞれの絵に解説が展示してあるのも嬉しいことでした。
(通常は、絵の題名、制作年、画材だけのことが多いです)

ゴーギャン展には、所蔵作品展(常設展)のチケットもついてきます。
時間が許すようだったら、ぜひ、こちらも見てみてください。

美術の教科書で見たような重要文化財級の作品が多数あります。
4階の休息コーナーから見る皇居のお堀の風景は、一見の価値があります。


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