「ルーツな日記」的、サマーソニック&ソニックマニアのベストアクト5選もいよいよ後半です。
第3位 ジョルジャ・スミス @SONIC STAGE(8月19日サマーソニック)
今年のブリット・アワーズでCritics’ Choice(2018年に最も活躍が期待される新人へ贈られる賞)を受賞したUKソウルの新しき女神、ジョルジャ・スミス。今年、数多くの新人が出演したサマソニでしたが、その中で私が最も楽しみにしていたのがジョルジャ・スミスでした。なのでミーハー魂を炸裂させて最前列で堪能。いやもう、ホント最高でしたよ。チャンス・ザ・ラッパーとどちらを2位にしようか迷った程。
リリースされたばかりのデビュー・アルバム「ROST&FOUND」からのタイトル・ナンバー「Lost & Found」でスタートしたステージ。シンプルな赤い衣装に身を包んだジョルジャ・スミス。そこはかとなくジャジーな歌声には、ねっとりとしていながら独特の浮遊感がある。新人離れした落ち着きと深い味わいに満ちた声。美しい容姿と相まって、ただただうっとりでしたね。
「Where Did I Go?」、「February 3rd」、「On Your Own」、「Teenage Fantasy」などデビュー作からの楽曲が中心のセットリスト。アルバムで聴く以上にソウルフルで肉感的な歌声に酔いしれる。そしてバック・バンドがすこぶる良い! バンド・メンバーの正式発表は無いものの、おそらくネットなどで見られるジョルジャ・スミスのバック・バンド、Femi Koleoso(ds), Benjamin Totten(g), Mutale Chashi(b), Amane Suganami(key)の4人を連れてきていたのではないでしょうか? スイートなフレーズを連発するギタリストさんも最高でしたが、何と言ってもリズム隊ですよ!その黒々としたグルーヴに身も心も溺れるようでしたね。ドラムスは間違いなくFemi Koleosoで、この人はロンドンのネオなジャズ・シーンから頭角を現しているエズラ・コレクティヴのドラマーでもある人。そしてベーシストも、おそらくMutale Chashiでしょう。この人はKOKOROKOというロンドンのアフロ・ビート・バンドでベースを弾いている人のようで、「ROST&FOUND」にも一部クレジットされている。この2人のリズムがとにかく腰にくる。どっぷりとしたベースラインは良い塩梅にうねってきますし、Femi Koleosoによる黒人独特のタイム感にやられまくり。そしてここぞと言うときの切り込みがまたエグイ!!
そんな切り込みのエグさがさらに爆発したのが「Lifeboats (Freestyle)」です。ジョルジャ・スミスのラップもなかなかのものでしたが、後半からギタリストさんのネオ・ソウルなギター・ソロに。するとバンドも徐々に盛りあがり、グルーヴを加速していく。なかでもドラムのキレが凄まじく、その手数の多さからほとんどドラム・ソロを叩いているような様相となり、それが半端なく凄くて、いやはや、興奮させられましたね〜。あのドラムはヤバかった〜。
あと、耳慣れない曲があったのですが、なんとTLCのカヴァー「No Scrubs」だったんですね。ジョルジャ・スミスの歌唱からは、リアーナとかエイミー・ワインハウスからの影響を色濃く感じ、そこら辺に、新世代のシンガーという印象も受けていたのですが、TLCとは意外でしたね。でもこういう飛び道具的な選曲も良いですね。デビュー作以外からはブラックパンサーのサントラから「I Am」もやってました。他の曲とはちょっと違うダークな色彩が際立っていました。
終盤の「Blue Lights」、「On My Mind」の味わいも格別でした。両者ともデビュー・アルバムに先駆けてリリースされたシングルですからね、熱狂的なお客さん達の思い入れも強いらしく、かなりの盛り上がり。特に最後を締めた「On My Mind」は、最初しっとり気味に始まり、途中で一気にテンポアップするという、粋なアレンジに、観客達のテンションも最高潮でした。
黒々としたグルーヴにジョルジャ・スミスの揺らぐような歌声が絡みつき、それらが織りなす極上のソウル感にフロアが包まれる。ず〜っと浸かっていたい、そんなステージでした。
そう言えば、ライヴ感抜群のサウンドをメロウに纏めていた鍵盤奏者さんは、名前も容姿も日本人のようでしたけど。UKで活躍されている日本人の方なのでしょうか??
この日のセットリストはこんな感じだったようです↓
01. Lost & Found
02. Where Did I Go?
03. February 3rd
04. On Your Own
05. Teenage Fantasy
06. No Scrubs (TLC cover)
07. Lifeboats
08. I Am
09. Blue Lights
10. On My Mind
ジョルジャ・スミス、これからの活躍と、さらなる進化に、大いに期待です!!
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リリースされたばかりのデビュー・アルバム「ROST&FOUND」からのタイトル・ナンバー「Lost & Found」でスタートしたステージ。シンプルな赤い衣装に身を包んだジョルジャ・スミス。そこはかとなくジャジーな歌声には、ねっとりとしていながら独特の浮遊感がある。新人離れした落ち着きと深い味わいに満ちた声。美しい容姿と相まって、ただただうっとりでしたね。
「Where Did I Go?」、「February 3rd」、「On Your Own」、「Teenage Fantasy」などデビュー作からの楽曲が中心のセットリスト。アルバムで聴く以上にソウルフルで肉感的な歌声に酔いしれる。そしてバック・バンドがすこぶる良い! バンド・メンバーの正式発表は無いものの、おそらくネットなどで見られるジョルジャ・スミスのバック・バンド、Femi Koleoso(ds), Benjamin Totten(g), Mutale Chashi(b), Amane Suganami(key)の4人を連れてきていたのではないでしょうか? スイートなフレーズを連発するギタリストさんも最高でしたが、何と言ってもリズム隊ですよ!その黒々としたグルーヴに身も心も溺れるようでしたね。ドラムスは間違いなくFemi Koleosoで、この人はロンドンのネオなジャズ・シーンから頭角を現しているエズラ・コレクティヴのドラマーでもある人。そしてベーシストも、おそらくMutale Chashiでしょう。この人はKOKOROKOというロンドンのアフロ・ビート・バンドでベースを弾いている人のようで、「ROST&FOUND」にも一部クレジットされている。この2人のリズムがとにかく腰にくる。どっぷりとしたベースラインは良い塩梅にうねってきますし、Femi Koleosoによる黒人独特のタイム感にやられまくり。そしてここぞと言うときの切り込みがまたエグイ!!
そんな切り込みのエグさがさらに爆発したのが「Lifeboats (Freestyle)」です。ジョルジャ・スミスのラップもなかなかのものでしたが、後半からギタリストさんのネオ・ソウルなギター・ソロに。するとバンドも徐々に盛りあがり、グルーヴを加速していく。なかでもドラムのキレが凄まじく、その手数の多さからほとんどドラム・ソロを叩いているような様相となり、それが半端なく凄くて、いやはや、興奮させられましたね〜。あのドラムはヤバかった〜。
あと、耳慣れない曲があったのですが、なんとTLCのカヴァー「No Scrubs」だったんですね。ジョルジャ・スミスの歌唱からは、リアーナとかエイミー・ワインハウスからの影響を色濃く感じ、そこら辺に、新世代のシンガーという印象も受けていたのですが、TLCとは意外でしたね。でもこういう飛び道具的な選曲も良いですね。デビュー作以外からはブラックパンサーのサントラから「I Am」もやってました。他の曲とはちょっと違うダークな色彩が際立っていました。
終盤の「Blue Lights」、「On My Mind」の味わいも格別でした。両者ともデビュー・アルバムに先駆けてリリースされたシングルですからね、熱狂的なお客さん達の思い入れも強いらしく、かなりの盛り上がり。特に最後を締めた「On My Mind」は、最初しっとり気味に始まり、途中で一気にテンポアップするという、粋なアレンジに、観客達のテンションも最高潮でした。
黒々としたグルーヴにジョルジャ・スミスの揺らぐような歌声が絡みつき、それらが織りなす極上のソウル感にフロアが包まれる。ず〜っと浸かっていたい、そんなステージでした。
そう言えば、ライヴ感抜群のサウンドをメロウに纏めていた鍵盤奏者さんは、名前も容姿も日本人のようでしたけど。UKで活躍されている日本人の方なのでしょうか??
この日のセットリストはこんな感じだったようです↓
01. Lost & Found
02. Where Did I Go?
03. February 3rd
04. On Your Own
05. Teenage Fantasy
06. No Scrubs (TLC cover)
07. Lifeboats
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ジョルジャ・スミス、これからの活躍と、さらなる進化に、大いに期待です!!
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