ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

フジロック早割!

2012-02-04 19:29:00 | フジロック

フジロッカーズの皆様、早割チケットの申し込みはお済みでしょうか? 今日2月4日は受付初日です。私は先程、申し込み完了しました。ローソンです。実は朝にもチャレンジしたのですが、ネットがなかなか繋がらなくて、やっと繋がっても次の画面でまたエラーになったりの連続で、あらためてフジ人気(ローゼス人気?レディへ人気?)に驚きつつ、諦めて夕方にやり直しました。さて、当たるでしょうか? 当たれば良いな~。ま、とりあえず初日に申し込むというのが儀式みたいなものですから。


さて、例年ならこの時点では出演者はまったく分かっていない状況なのですが、今年は早くもヘッドライナーが2組発表されています。ストーン・ローゼスとレディオヘッド。気になるのは残り1枠ですよね~。3組ともイギリス勢で固めてUK祭と化すのか? バランスを考えてアメリカ勢が入るのか? おやじ枠もあり得る? いやダンス系かも? ま、結局想像つかないんですけどね。ただ、ローゼス、レディへと、超ビッグな初登場組を揃えてきたので、流石に残り一組は常連かな?みたいな。例えば、去年はケミカル・ブラザーズが出たので、今年はアンダーワールドか?なんて思ったり。ですがフジ初日の7月27日に彼等はロンドン・オリンピックの音楽監督を務めるんですよね~。いくらなんでも向こうでいっぱいいっぱいでしょう。あとはフー・ファイターズとか? 個人的にはビョークが良いな~。何だかんだでプライマル・スクリームに落ち着いたりして。


そんなグリーン・ステージのヘッドライナーが気になる一方で、やはり私は奥の方へ興味が向かう訳ですよ。怪しいのはこの2月、3月にスマッシュが扱う来日アーティスト。例えばトロンボーン・ショーティ、ジェフ・ラング、ロス・ロンリー・ボーイズ、マイ・モーニング・ジャケット、ザ・ポーグス、この辺りは怪しい。特に何故か東京一夜限りのライヴしかないロス・ロンリー・ボーイズとザ・ポーグスは怪しすぎますよね~。もちろんウェルカムです!

そして朝霧ジャムからのスライド組はあるのか? 例えばジーナ&クリスとか、TETEとか、シェウン・クティ&エジプト80とか。特にシェウン・クティ&エジプト80はメチャクチャ観たい!これ、絶対お願いします!スマッシュさん!!!

あとはバッファロー枠とか、プンクトン枠とか、そんな枠があるのか知りませんが、過去に数々の素晴らしいバンドをフジに送り込んでくれた両社様に期待する訳ですよ。例えばバッファローさんだったら、Dumpstaphunk、Big Sam's Funky Nation、Boneramaあたりのニューオーリンズ勢なんかが来てくれたら嬉しいんですけどね~。絶対フジにもハマりますよ。プランクトンさんだったら、先に挙げたシェウン・クティはもちろん、バロジとか、スタッフ・ベンダ・ビリリとか、アフリカ勢に期待したいですね~!

さらに女性SSW枠とか? ソウル・レジェンド枠とか? バディ・ガイのリベンジはあるのか?とか、興味は尽きません…。




あともう一つ言わせてもらえば、2010年のバーナード・ファウラー、2011年のロン・ウッドと、ひたひたと外堀から埋めてくるようなローリング・ストーンズ・ファミリー。今年も誰かあるのか?

ま、無いでしょうね。



という訳で、こんな妄想をするのも楽しい季節になってきた訳です。とは言え、アレを呼んで欲しい、コレを呼んで欲しい、という話をし出したらきりがなくなっちゃうので、次の出演者発表に思いを馳せながら、今日はこの辺で~。



2011年 ベスト・アルバム リイシュー編

2012-02-04 14:51:34 | 2011年総括
「ルーツな日記」的2011年リイーシュー作品ベストテン! 正直な話、音源の貴重度とかリリースされた価値のようなものはよく分からないので、単純に聴いてて楽しかったアルバム、そんな尺度で選んだベスト10です。どうぞ!!




第1位 VA / THE FAME STUDIOS STORY 1961-1973 HOME OF THE MUSCLE SHOALS SOUND
これはもう企画の勝利。ホント買う前からワクワクしてました。サザン・ソウルの聖地マッスル・ショールズ。その原点となるフェイム・スタジオ。かの地で録音された、オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、アーサー・コンリー、などなど、キラ星の如くなシンガー達の名唱で綴る伝説的スタジオの変遷。楽曲も、バックの演奏も、その全てから、かの地の空気を濃厚に感じさせられる3枚組。まさに疑似聖地への旅。アート・ワークも秀逸。ACE/ KENTから。



第2位 ALLEN TOUSSAINT / EVERYTHING I DO GONH BE FUNKY - THE HIT SONGS & PRODUCTIONS 1957 - 1978
ニューオーリンズの名プロデューサー、アラン・トゥーサンの初期仕事を纏めた2枚組。英チャーリーからリリース。これだけでも充分楽しめたのですが、その後もアーロン・ネヴィル、リー・ドーシー、ミーターズ、アーマ・トーマス、アーニー・K・ドゥと次々にアンソロジー盤がリリースされ、あらためてあの時代のニューオーリンズR&Bにどっぷり浸かってしまいました。そういったコンセプト企画として第2位!



第3位 AMEDE ARDOIN / MAMA, I'LL BE LONG GONE : THE COMPLETE RECORDINGS OF AMEDE ARDOIN, 1929-1934
ザディコの元祖とも言われる伝説的アコーディオン奏者/ヴォーカリストのアミディ・アルドワン。彼の1929年から1934年までのコンプリート録音集。アコーディオンの奏でる明るくも憂いのあるリズムと、荒々しくも感情的な歌声。弾けてるようにも聴こえるし、何かを訴えてるようにも聴こえる。さらに泣いているようにも聴こえる。何とも言えないディープな味わい。音質と合わせてタイムスリップ感も抜群。



第4位 CANDI STATON / EVIDENCE : THE COMPLETE FAME RECORDS MASTERS
キャンディ・ステイトンのフェイム録音完全版。やはりこの人のフェイム録音っていうのは特別なものがありますよね。数年前にキャンディのフェイム録音がCD化されたときも驚喜しましたが、今回はその時聴けなかった名曲や未発表曲がさらにてんこ盛りの2枚組です。こちらもACE/ KENTから。



第5位 BOBBY CHARLES / BETTER DAYS : RARE TRACKS ON BEARSVILLE
ルイジアナ生まれのウッドストック派、名シンガーであり名ソングライターでもあるボビー・チャールズ。彼の幻のセカンド・アルバムとされるポール・ロスチャイルド・セッションが日の目を観ました。録音はもちろんベアズヴィル・サウンド・スタジオ。バックにもお馴染みのメンバーが参加しているであろうと思われる、まさに桃源郷。(ライノ・ハンドメイドの3枚組には手が出ませんでした…。)



第6位 GEORGE JACKSON / DON'T COUNT ME OUT: THE FAME RECORDINGS VOLUME 1
またしてもACE/ KENTのフェイム物。しかもほとんど未発表音源という優れもの。シンガーとしてより、ソングライターとしての方が有名と言えるジョージ・ジャクソン。彼が手掛けた楽曲のデモ録音とも言われる音源ながら、これが凄く良い! ジョージ・ジャクソンの柔らかい歌声も味わいがあります。



第7位 THE ROLLING STONES / SOME GIRLS: DELUXE EDITION
この時代のストーンズの格好良さをあらためて確認。ライヴ・イン・テキサスのDVDと合わせてマスト!



第8位 J.B.'S & FRED WESLEY / THE LOST ALBUM FEATURING WATERMELON MAN
JB’Sの要であり、ファンキー・トロンボーンの第一人者であるフレッド・ウェスリー。72年の幻のアルバム。ジャズ・ファンク!



第9位 ALICIA KEYS / SONGS IN A MINOR COLLECTOR'S EDITION
デビュー作10周年。アリシア・キーズがデビューしたときの衝撃を思い出しました。



第10位 JAMES BURTON / THE EARLY YEARS 1956-1969
カントリー界の名ギタリストの初期音源集。続編もありそうなので楽しみ!