ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

2011年 ベスト・アルバム 21位~30位

2012-02-08 00:49:13 | 2011年総括
第21位

STEVE CROPPER / DEDICATED
スティーヴ・クロッパーによる、ザ・ファイヴ・ロイヤルズ(50年代に活躍したR&B/ドゥー・ワップ・グループ)のトリビュート盤。豪華ゲストもさることながら、瑞々しいクロッパーのギターが素晴らしい!

第22位

MORIARTY / THE MISSING ROOM
フランスから登場した不思議グループ、モリアーティの最新作。バンドの醸す空気感とローズマリーの歌声は、聴くものを瞬時に謎めいた妖しき古き時代へタイムスリップさせてくれます。

第23位

JEFFERY BROUSSARD & THE CREOLE COWBOYS / RETURN OF THE CREOLE
ザディコ・フォースでの活躍で知られるジェフリー・ブラッサードが自身のバンドを率いての最新ソロ作。これぞザディコですよ!この土っぽさが堪らない!

第24位

JILL SCOTT / LIGHT OF THE SUN
浮遊感のあるメロウなグルーヴとジャジー・ソウルな歌声、さすがはネオ・フィリーを代表する歌姫ジル・スコット! こういう質感好きです。

第25位

TREME BRASS BAND & MARDI GRAS INDIANS / TREME TRADITIONS
ニューオーリンズの老舗ブラス・バンドがマルディグラ・インディアンを向かえてより泥臭くなった強力盤。土地の臭いがプンプンします。

第26位

ETTA JAMES / THE DREAMER
死の直前にリリースされた遺作。ふくよかな歌声と独特の感情表現は健在でした。ガンズ曲のカヴァーという攻めの選曲も、さすがブルースの女王。

第27位

PRISCILLA AHN / WHEN YOU GROW UP
プリシラ流のポップ・センスを開花させつつ、さらに世界観を深化させたような最新作。とにかく彼女の声に包み込まれ、とろけてしまいます。

第28位

T-MODEL FORD & GRAVEL ROAD / TALEDRAGGER
ミシシッピの怪物。前作はアコースティックでしたが、今作はバック・バンドを従えて爆音でドロドロやってます。

第29位

HIROMI / VOICE
もし、2011年のベスト・ソングを選べと言われたら、迷わず今作収録の「Haze」を選びます!

第30位

PASTOR MITTY COLLIER / I OWE IT ALL TO THE WORD
ソウルの世界を離れ、教会へ身を捧げる道を選んだミッティ・コリア。本物のゴスペルです。付属のDVDがさらに凄い!


ようやく発表に漕ぎ着けました。「ルーツな日記」的、2011年、年間ベストアルバム30選!! 毎年書いてますが、特に何かのデータを集計した順位ではありません。単なる私自身の個人的な趣味と気分で選んだベスト30です。アレが入ってないではないか!なんでアレよりコレが上なんだ!など色々あるかとは思いますが、一種の余興として楽しんで頂ければ幸いです。では、2~3日かけて順次発表してまいりますのでお楽しみに!