アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

西部劇って!荒野の七人

2011年07月07日 | 映画

西部劇って…
興味ゼロだったのに。
1000円だし♪
この機会を逃したら
一生観ないかもってことで、レッツ!

2011年6月2日(土) 
TOHOシネマズ六本木

午前十時の映画祭
荒野の七人

 THE MAGNIFICENT SEVEN
 監督: ジョン・スタージェス 
 原作: 黒澤明 
 音楽: エルマー・バーンスタイン
 出演: ユル・ブリンナー
  スティーヴ・マックィーン 
  チャールズ・ブロンソン 
  ジェームズ・コバーン 
  ロバート・ヴォーン 
  ホルスト・ブッフホルツ 
  ブラッド・デクスター 
  イーライ・ウォラック 
 日本公開:1961年

「ユル・ブリンナーと
スティーヴ・マックィーンが出てる!」
予告編開始前に友達に聞いて、
一人でビックラこく私。
こんな予備知識も無いなんてぇ。

オープニングから西部の景色。
ヤヤヤ!!!
この音楽知ってるぞ~ぃ。
またもや、
一人でビックラこいで~る。

村人が
とうもろこしを剥いていると…
あっちの方から
煙りモウモウで馬を走らせてくる
一群が…。
こいつらが略奪していくのよぉ。
なんでもかんでもぉ。
でも村の人達は無抵抗…。
あ、抵抗して1人殺されたぁ。
鎌と拳銃だもん…。仕方ない…。

今度彼等に食料を持っていかれたら、
子供が飢え死にしてしまう…。
長老が言う
「銃を買って、使い方を習って来い」

代表3人が馬に乗って町へやって来たよ。
そこで事件が…。
先住民を墓に葬るなんて出来ない!
そういう葬儀屋に代わって、
墓場まで運ぶ奴らが…。

ユル・ブリンナーが立ち上がり、
スティーブ・マックィーン
拳銃を隣人から借りて、
馬車に乗りこむ2人。
WOOO~!カッチョエエ~♪
阻む奴らを…
バンバ~ン!!
アっという間に蹴散らして♪

勿論村人は、
クリス(ユル・ブリンナー)のとこに、
頼み込みに行くわなぁ。

「銃より人を雇え。その方が安い」
クリスからお知恵拝借なんだ。
ヘ~。
原作『七人の侍』は、
初っから
町に侍を雇いに行ってたよ。
おっとぉ、
そういう知識はあったね(パチパチパチ←拍手)

そうして
クリスが知り合いにドンドン声掛け!

ウォオオ~!
チャールズ・ブロンソン
「ウ~ン。マンダム」だぁぁあ!!
薪割りしてるよぉぉお。
800ドルの仕事をやる人が、
「今はそれでも大金だ」
村人達が一生懸命に集めたお金。
20ドルって仕事にOKサイン。

ウォオオ~!
ジェームズ・コバーン
「スピーク、ラーク」だぁぁあ!!
ナイフの達人!
ちょっとした決闘で、
相手の心臓にビュ~ッグサッッ!

ラストに現れたのがっ
ウォオオ~!
ナポレオン・ソロ』!
 ロバート・ヴォーン
イリヤは出ないんだね…。
嗚呼、那っちゃぁ~ん

兵どもも集まったことだし。
出~発ッ!
おっと、
若造が1人後からついて来てる。
腕っぷしは今イチだから、
頭数に入れてもらえないの…。
村に着いたら歓迎ムードゼロ。
腹を立てて大演説をぶっちゃう。
これで晴れて合格だっ。
7人揃ったぞい!

さっきの町も
ちっこそうだったけど、
こっちの村も
寂れた教会がポツンとあるだけで、
見るからに貧しそう。
ってここは何処?
…メキシコなのかっ。
だから
スペイン語が時々入ったりすんのかぁ。

この映画は、
『七人の侍』と瓜二つ。
って思ってたんだけど、
エッセンスだけ頂いちゃって、
アメリカらしく組み立て直してんのね!

なんてったって
服装がカッチョエエ♪
ユル・ブリンナーなんて黒で統一!
ダンディーだぁ♪
スティーブ・マックィーンは
ピンクのシャツなんだよ~♪
そんでもって、
首に巻いたバンダナが細い♪
何気にオシャレさ~ん♪

勿論、カウボーイハットにブーツ。
腰にはベルトに拳銃。
皆足長いしぃぃ♪

あ、後ね。
悪者のボスが赤いブラウス♪
胸のところがフリフリぃぃい♪

ブリンナーは
いつもビシッとしてブレない。
リーダージップもバッチリ。
その立ち位置はトップスターなんだ!

マックィーンは2番手だね!
だから、なんじゃかんじゃと
好き勝手やっちゃう♪
チャ~ミングなんだもん♪
村の子供達の食器に
食べ物を注ぎながら、
「君にお姉さんはいないかい?」
なんて聞いてるしぃ。
でも、銃を持ったら大変身!
さすがマックイ~ン♪

大ピンチの村を救おうと必死な7人…。
でも敵もさるもの、
なかなか全滅してくれない。
そうこういてるうちに…
村に裏切り者が出て…。
絶体絶命っぇええ。

西部劇なのに、
なかなかドンパチシーンがな~い。
でもイザ始まると、スッゲスッゲェェエ!
ラストの決戦なんてっ!
土埃がボワ~~ァァァア!!
馬が次々に倒れて、
人がドンドン落ちてってぇ。
こりゃぁ
スタントマンとスタッフも、
大変だったろうなぁ。
アッパレじゃ!

死闘の末、
生き残ったのはたった3人…。
さあ、村を出てゆこう。
チコ(ホルスト・ブッフホルツ)が、
どうも後ろ髪を引かれてるらしい…。
ユル・ブリンナーと スティーヴ・マックィーン
2人の男は言う「アディオス」
たったこれだけぇ!
「女が待ってるでぇ」とか
「行ったれよ」とか(なんで大阪弁)
無いのよぉ。男だねぇ♪

クリス(ユル・ブリンナー)と
ヴィン(スティーヴ・マックィーン)が
あの町で出逢って、
なんとな~くウマが合って、
ここまで来ちゃったのねぇ。
馬に乗った2人の後ろ姿が、
画面から一瞬消えるの。
坂道を下りたんだけど、
なんだかステキぃぃい♪

西部劇って
太陽がカンカン照りで、
人気の無い赤茶けた所を、
ひらすら馬で走るっていう、
むさいイメージだったけど(おいおい)
男達が死んでゆく姿が切なくって…。
人情たっぷりの映画じゃったぁ♪

 

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午前十時の映画祭 情婦 (2011.5.20記) 
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「午前十時の映画祭」詳しくは → こちら


8 コメント

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元祖、本家・・・ (やたけたの熊)
2011-07-07 08:18:39
「荒野の七人」高校生のときに観ました。
リバイバル上映ですよ(笑)
いやー、おもしろくって、
血が沸き筋肉踊りました(笑)

数年後、日本の映画のパクリだったと
知った日には、ビックリしました!
そして原作「七人の侍」を観たのは
さらに月日がたってからです。

ですから理解はしているつもりでも、
「荒野の七人」が元祖のような
気に、どうしてもなってしまうんです。

黒澤先生。お許しください!
返信する
逆さま! (かしまし娘)
2011-07-07 12:44:53
やたけたの熊
なるほど~。そういうこともあるんですね(笑)
でも、全然違う映画になってて驚きました。
「七人の侍」の方が重かった(笑)
って言ってもきちんとは覚えてないのですが…。
”元祖”を。

とにかく面白かったです!
「最後に残るのは農民だ」っていう風な
ラストの台詞とか、
子供達に好かれたジェームズ・コバーンが、
「俺よりお前たちの父さんの方がえらい」
みたいな台詞とか、
「守る家も、妻も、子供もいない」
って皆で語り合うとことか、
決してヒーローものじゃないんですよねぇ。

やっぱり西部劇は男性がワクワクするんですね。
客席にもおっちゃんが多かったし(笑)
返信する
Unknown (はぎお)
2011-07-07 22:01:37
こんにちは。
割と最近、BSか何かで初めて見ました。(確かラスト30分くらいですが(^_^;))
まさに渋い「男のドラマ」ですよね。カッコいい!!
あの男くささ、「草食系男子」に見せてあげたい(^^ゞ

実は「本家」を見てないのですが、結構本家をリスペクトして作られてるんですね♪
返信する
あの人は今・・・ (やたけたの熊)
2011-07-08 08:19:48
貼り付けていただいたyoutubeで、
「荒野の七人」を懐かしくみてました。

ジェームズ・コバーンは、腕の立つ一匹狼/宮口精二。
チャールズ・ブロンソンはマキ割りしてたから、
稲葉義男やったんや!

稲葉義男は「七人の侍」では、
無銭飲食した一膳メシ屋で、
食事代の変わりにマキ割りしてました(笑)

「荒野の七人」も、元祖「七人の侍」も、
存命の人って誰でしょう?

ロバート・ボーンは、BBC「華麗なるペテン師」に出ていますね。
ときどきBSでやってますから。

あとは・・・う~む。
返信する
あ、BS (かしまし娘)
2011-07-08 12:43:13
はぎお様
BSでド~ンと色んなものOAしてたんですよね。
シカトしたけど(汗)
テレビじゃぁそんなにグッと来なかったかも。
なんだか大画面の魔力にヤラレてます(笑)

スター制揃いでねぇ♪クラクラきました。
いつか全編観て下さいねぇ。

本家様々です。
ユル・ブリンナーが上演権を獲得。
スタッフの入れ込みようも半端ないですよ。
素晴らしい作品なればこそ、
形を変えて永遠に行き続けるのですね。

「七人の侍」もオススメです。
…といいつつ、
完璧には覚えてないんですけど(コラ!)
返信する
偉い! (かしまし娘)
2011-07-08 12:43:33
やたけたの熊様
本家と比較できるとは!
私なんて誰が誰やら、
三船敏郎、加東大介、志村喬 って
俳優の名しか覚えてません(トホホ)

存命…はて、誰でしょう。

「華麗なるペテン師」好きです♪
相変わらすダンディですよね。
「荒野の七人」の衣装もステキでした♪
返信する
調子に乗って・・・ (やたけたの熊)
2011-07-08 17:27:42
チコ役のホルスト・ブックホルツ・・・木村功
どちらも村の娘とくっつきます。

ユル・ブリンナー・・・志村喬

マックイーン・・・???大物どうしで三船敏郎かと思いましたが、
役がまるでちがいますね。

ロバート・ボーン・・・???わかりません。

マキ割りのチャールズ・ブロンソン・・・千秋実でした。
稲葉義男ではありません。
どうもちがうなあと、違和感を感じながら仕事してました。

そして「荒野の七人」の軽快なテーマと、
「七人の侍」のドンドコドンドコという太鼓の響きが、
仕事をしながらあたまから離れません(笑)
でも仕事がいつもより進みました。
なんでやろう・・・
返信する
あぁ~ (かしまし娘)
2011-07-08 17:49:51
やたけたの熊様
色々と教えて頂きありがとうございます。
ですが、さっぱり判りません(笑)
元祖のキャラをそんなに覚えているわけではないので…。
友達が言ってましたが、ドンピシャというキャラばっかりではないそうですよ。
詳しくはウィキでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E9%87%8E%E3%81%AE%E4%B8%83%E4%BA%BA

「荒野の七人」の主題歌はステキです。
ただ漠然と知ってるだけだった曲だったので、感動!
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