西部劇って…
興味ゼロだったのに。
1000円だし♪
この機会を逃したら
一生観ないかもってことで、レッツ!
2011年6月2日(土)
TOHOシネマズ六本木
午前十時の映画祭
荒野の七人
THE MAGNIFICENT SEVEN
監督: ジョン・スタージェス
原作: 黒澤明
音楽: エルマー・バーンスタイン
出演: ユル・ブリンナー
スティーヴ・マックィーン
チャールズ・ブロンソン
ジェームズ・コバーン
ロバート・ヴォーン
ホルスト・ブッフホルツ
ブラッド・デクスター
イーライ・ウォラック
日本公開:1961年
「ユル・ブリンナーと
スティーヴ・マックィーンが出てる!」
予告編開始前に友達に聞いて、
一人でビックラこく私。
こんな予備知識も無いなんてぇ。
オープニングから西部の景色。
ヤヤヤ!!!
この音楽知ってるぞ~ぃ。
またもや、
一人でビックラこいで~る。
村人が
とうもろこしを剥いていると…
あっちの方から
煙りモウモウで馬を走らせてくる
一群が…。
こいつらが略奪していくのよぉ。
なんでもかんでもぉ。
でも村の人達は無抵抗…。
あ、抵抗して1人殺されたぁ。
鎌と拳銃だもん…。仕方ない…。
今度彼等に食料を持っていかれたら、
子供が飢え死にしてしまう…。
長老が言う
「銃を買って、使い方を習って来い」
代表3人が馬に乗って町へやって来たよ。
そこで事件が…。
先住民を墓に葬るなんて出来ない!
そういう葬儀屋に代わって、
墓場まで運ぶ奴らが…。
ユル・ブリンナーが立ち上がり、
スティーブ・マックィーンが
拳銃を隣人から借りて、
馬車に乗りこむ2人。
WOOO~!カッチョエエ~♪
阻む奴らを…
バンバ~ン!!
アっという間に蹴散らして♪
勿論村人は、
クリス(ユル・ブリンナー)のとこに、
頼み込みに行くわなぁ。
「銃より人を雇え。その方が安い」
クリスからお知恵拝借なんだ。
ヘ~。
原作『七人の侍』は、
初っから
町に侍を雇いに行ってたよ。
おっとぉ、
そういう知識はあったね(パチパチパチ←拍手)
そうして
クリスが知り合いにドンドン声掛け!
ウォオオ~!
チャールズ・ブロンソン!
「ウ~ン。マンダム」だぁぁあ!!
薪割りしてるよぉぉお。
800ドルの仕事をやる人が、
「今はそれでも大金だ」
村人達が一生懸命に集めたお金。
20ドルって仕事にOKサイン。
ウォオオ~!
ジェームズ・コバーン!
「スピーク、ラーク」だぁぁあ!!
ナイフの達人!
ちょっとした決闘で、
相手の心臓にビュ~ッグサッッ!
ラストに現れたのがっ
ウォオオ~!
『ナポレオン・ソロ』!
ロバート・ヴォーン!
イリヤは出ないんだね…。
嗚呼、那っちゃぁ~ん♪
兵どもも集まったことだし。
出~発ッ!
おっと、
若造が1人後からついて来てる。
腕っぷしは今イチだから、
頭数に入れてもらえないの…。
村に着いたら歓迎ムードゼロ。
腹を立てて大演説をぶっちゃう。
これで晴れて合格だっ。
7人揃ったぞい!
さっきの町も
ちっこそうだったけど、
こっちの村も
寂れた教会がポツンとあるだけで、
見るからに貧しそう。
ってここは何処?
…メキシコなのかっ。
だから
スペイン語が時々入ったりすんのかぁ。
この映画は、
『七人の侍』と瓜二つ。
って思ってたんだけど、
エッセンスだけ頂いちゃって、
アメリカらしく組み立て直してんのね!
なんてったって
服装がカッチョエエ♪
ユル・ブリンナーなんて黒で統一!
ダンディーだぁ♪
スティーブ・マックィーンは
ピンクのシャツなんだよ~♪
そんでもって、
首に巻いたバンダナが細い♪
何気にオシャレさ~ん♪
勿論、カウボーイハットにブーツ。
腰にはベルトに拳銃。
皆足長いしぃぃ♪
あ、後ね。
悪者のボスが赤いブラウス♪
胸のところがフリフリぃぃい♪
ブリンナーは
いつもビシッとしてブレない。
リーダージップもバッチリ。
その立ち位置はトップスターなんだ!
マックィーンは2番手だね!
だから、なんじゃかんじゃと
好き勝手やっちゃう♪
チャ~ミングなんだもん♪
村の子供達の食器に
食べ物を注ぎながら、
「君にお姉さんはいないかい?」
なんて聞いてるしぃ。
でも、銃を持ったら大変身!
さすがマックイ~ン♪
大ピンチの村を救おうと必死な7人…。
でも敵もさるもの、
なかなか全滅してくれない。
そうこういてるうちに…
村に裏切り者が出て…。
絶体絶命っぇええ。
西部劇なのに、
なかなかドンパチシーンがな~い。
でもイザ始まると、スッゲスッゲェェエ!
ラストの決戦なんてっ!
土埃がボワ~~ァァァア!!
馬が次々に倒れて、
人がドンドン落ちてってぇ。
こりゃぁ
スタントマンとスタッフも、
大変だったろうなぁ。
アッパレじゃ!
死闘の末、
生き残ったのはたった3人…。
さあ、村を出てゆこう。
チコ(ホルスト・ブッフホルツ)が、
どうも後ろ髪を引かれてるらしい…。
ユル・ブリンナーと スティーヴ・マックィーン
2人の男は言う「アディオス」
たったこれだけぇ!
「女が待ってるでぇ」とか
「行ったれよ」とか(なんで大阪弁)
無いのよぉ。男だねぇ♪
クリス(ユル・ブリンナー)と
ヴィン(スティーヴ・マックィーン)が
あの町で出逢って、
なんとな~くウマが合って、
ここまで来ちゃったのねぇ。
馬に乗った2人の後ろ姿が、
画面から一瞬消えるの。
坂道を下りたんだけど、
なんだかステキぃぃい♪
西部劇って
太陽がカンカン照りで、
人気の無い赤茶けた所を、
ひらすら馬で走るっていう、
むさいイメージだったけど(おいおい)
男達が死んでゆく姿が切なくって…。
人情たっぷりの映画じゃったぁ♪
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午前十時の映画祭 情婦 (2011.5.20記)
何度観てもスゴイ 華麗なる賭け (2011.6.17記)
シェーン カムバーック! (2011.7.18記)
「午前十時の映画祭」詳しくは → こちら
色々と教えて頂きありがとうございます。
ですが、さっぱり判りません(笑)
元祖のキャラをそんなに覚えているわけではないので…。
友達が言ってましたが、ドンピシャというキャラばっかりではないそうですよ。
詳しくはウィキでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E9%87%8E%E3%81%AE%E4%B8%83%E4%BA%BA
「荒野の七人」の主題歌はステキです。
ただ漠然と知ってるだけだった曲だったので、感動!
どちらも村の娘とくっつきます。
ユル・ブリンナー・・・志村喬
マックイーン・・・???大物どうしで三船敏郎かと思いましたが、
役がまるでちがいますね。
ロバート・ボーン・・・???わかりません。
マキ割りのチャールズ・ブロンソン・・・千秋実でした。
稲葉義男ではありません。
どうもちがうなあと、違和感を感じながら仕事してました。
そして「荒野の七人」の軽快なテーマと、
「七人の侍」のドンドコドンドコという太鼓の響きが、
仕事をしながらあたまから離れません(笑)
でも仕事がいつもより進みました。
なんでやろう・・・
本家と比較できるとは!
私なんて誰が誰やら、
三船敏郎、加東大介、志村喬 って
俳優の名しか覚えてません(トホホ)
存命…はて、誰でしょう。
「華麗なるペテン師」好きです♪
相変わらすダンディですよね。
「荒野の七人」の衣装もステキでした♪
BSでド~ンと色んなものOAしてたんですよね。
シカトしたけど(汗)
テレビじゃぁそんなにグッと来なかったかも。
なんだか大画面の魔力にヤラレてます(笑)
スター制揃いでねぇ♪クラクラきました。
いつか全編観て下さいねぇ。
本家様々です。
ユル・ブリンナーが上演権を獲得。
スタッフの入れ込みようも半端ないですよ。
素晴らしい作品なればこそ、
形を変えて永遠に行き続けるのですね。
「七人の侍」もオススメです。
…といいつつ、
完璧には覚えてないんですけど(コラ!)
「荒野の七人」を懐かしくみてました。
ジェームズ・コバーンは、腕の立つ一匹狼/宮口精二。
チャールズ・ブロンソンはマキ割りしてたから、
稲葉義男やったんや!
稲葉義男は「七人の侍」では、
無銭飲食した一膳メシ屋で、
食事代の変わりにマキ割りしてました(笑)
「荒野の七人」も、元祖「七人の侍」も、
存命の人って誰でしょう?
ロバート・ボーンは、BBC「華麗なるペテン師」に出ていますね。
ときどきBSでやってますから。
あとは・・・う~む。
割と最近、BSか何かで初めて見ました。(確かラスト30分くらいですが(^_^;))
まさに渋い「男のドラマ」ですよね。カッコいい!!
あの男くささ、「草食系男子」に見せてあげたい(^^ゞ
実は「本家」を見てないのですが、結構本家をリスペクトして作られてるんですね♪
なるほど~。そういうこともあるんですね(笑)
でも、全然違う映画になってて驚きました。
「七人の侍」の方が重かった(笑)
って言ってもきちんとは覚えてないのですが…。
”元祖”を。
とにかく面白かったです!
「最後に残るのは農民だ」っていう風な
ラストの台詞とか、
子供達に好かれたジェームズ・コバーンが、
「俺よりお前たちの父さんの方がえらい」
みたいな台詞とか、
「守る家も、妻も、子供もいない」
って皆で語り合うとことか、
決してヒーローものじゃないんですよねぇ。
やっぱり西部劇は男性がワクワクするんですね。
客席にもおっちゃんが多かったし(笑)
リバイバル上映ですよ(笑)
いやー、おもしろくって、
血が沸き筋肉踊りました(笑)
数年後、日本の映画のパクリだったと
知った日には、ビックリしました!
そして原作「七人の侍」を観たのは
さらに月日がたってからです。
ですから理解はしているつもりでも、
「荒野の七人」が元祖のような
気に、どうしてもなってしまうんです。
黒澤先生。お許しください!