アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

完全版 佐川君からの手紙

2009年06月24日 | 


佐川君(佐川一政)が書いた本『霧の中
これすっげぇ昔に読んだ…
ウウ~ン
ほとんど記憶にないんだけど(コラコラ)
1場面だけ…強烈にっっ。
なんでこんな事を思い出したかっつ~と

完全版 佐川君からの手紙 
  唐 十郎/著  
河出文庫  定価924円

 「私は、この六月に、オランダ人の若い女性を殺し」
 …殺人事件の犯人から届いた手紙に導かれ、作家は巴里へ。
 滞在期間は七日。
 妄想と現実が綾なす虚構空間に事の次第が浮び上がるも、
 主人公は依然迷宮を彷徨う。
 果して出口は見つかるのか。
 第88回芥川賞受賞作と、その後日譚「御注意あそばせ」を収録した完全版。

佐川君
何十年ぶりかで読んだ。
けど…まるで初めてのよう(おいおい)
こういう話だったっけね。

佐川君との手紙のやりとり。
果てはパリまで行ってー

これ、み~んなフィクションか。
そうじゃないのか…。

人肉を食べたっつ~のは
ほんとだからね。

気がつくとドップリ”唐ワールド”

他に3本の小説も載ってるんだけど、
佐川君の影…
いや、オハラという女性がチラついて…。

”ですます調”の台詞!
これぞ唐の芝居じゃないかぁあ♪
懐かしいなぁ。何十年も行ってねぇ。
も~ここはテントの中!
って錯覚しまくっちゃうぞ。

主人公が長崎を歩いても、
巴里の街角に立ってても
私の脳が描く背景は、暗~い。
嗚呼、イイわぁ♪

そうそう
巴里に一緒に行った人形師は四谷シモン
QOO~。これも妄想なのか…
そうじゃないのか…。

あっちの世界とこっちの世界の真ん中で
唐ワールドを楽しんじゃったぁ♪

本の表紙はパリのホテルなの?
ここでも色んな想像が
プカプカ浮いちゃって…イヒ♪



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