”大河ドラマ”といえば「義経」と答える。
司馬遼太郎原作の「義経」を読んだおかげで、
マンガチックな義経主従に耐えて、毎週見てはいるけど…。
ちっぎゃ～ウ！！
”三本の矢”だー。（サ～ンフィレッチェ～）
「毛利元就」だー。
１９９７年。中村橋之助主演。
今更何よー。と言うなかれ。
これが時代劇専門チャンネルで絶賛放映中なのだわー。
８年ぶりにこんなところで出会うとは！
あの時は、陣内孝則が出てきた辺りで「おもろな～」って止めたんだわ。
ならば、リベンジー！
”男の生き方”にビリビリッッきてます。
”しおしお”していた（知ってる人だけニヤリ）若武者だったハッシーは、
ドンドン目がキリリッととしてきた。
と思ったら、髭もたくわえてる中年になっちった。あ、孫が出来た…。
毎日放映してるから、アッという間だ。
「義経」は女性も描くって言ってなかった？
「毛利元就」にこそ”女のロマン”あります！松坂慶子効いてます。
”見目の悪い女子（おなご）”（知ってる人だけニヤリ、パート２）達もキュート。
伝統芸能に脈々と息づき、学校でも教わった平家と源氏の物語より、
西国の一武将を描いた方に
「たっぷりっ！」って声掛けたくなるなんて、愉快！爽快！
ハッシーって、身体の線も細いけど、色気も細い。いや、薄い。
『富樫』は大好きだけどね。
いつまで経っても、福ちゃんと勘三郎のパシリ扱い。
でもＴＶじゃぁ、”男”、”男”、”男”であったー。
８年も前のハッシーを見直してどーする。
１１月国立劇場 通し狂言「絵本太閤記」
夏雄ちゃんの降板で大抜擢のハッシー。
”天覧歌舞伎”ともなり、父芝翫は「橋之助を観に来て！」とアピール。
みにくいあひるの子、白鳥になるか！
今日からは『黄金の日日』（１９７８年）放映開始！
こっちは、市川染五郎（現：松本幸四郎）でぃ。
ＶＩＶＡ！堺商人っ！これで見納め！お見逃しなく！
夕食時に『銭形平次』『水戸黄門』を、寝る前に『必殺！』見て育ったのさ。
大好きだ！ＴＶ時代劇！
歌舞伎に目覚めたら、ますます時代劇にのめり込みもーした。
おッといけねぇ、武士言葉っ。
まだまだつづくよ、時代劇。『世直し順庵！人情剣』へ
☆あくまでも主観で書いたものです。特に他意はありませんので平に容赦下さい。
言葉遣いはやっぱり気になるけど、それを超えておもしろい。「いくら何でもあの当時これはないだろう（使用人が口出しすぎ、とか）というのもあるけど、役者の力量でカバー。いかにも女性が書いた脚本と言う感じだけど、それが時には溜飲を下げることに。
慎吾クンの近藤勇もそうだったけど、ハッシーの元就も最初は線が細くて頼りなくて「大丈夫かいな」と思ったけど、段々眼光鋭く威厳がでてきたのにもびっくり。
やっぱり戦国時代はおもしろい！ってことですね。特に、毛利元就のように詳しいことあまり知らない武将だと「次はどうなるの？」というおもしろさが10倍！最後まで死なないってわかってるから安心だし（!）その点義経は知りすぎてるし、悲劇なのもわかってるし、感情移入すると可哀想だから出来ない。尤も今回の「義経」じゃあ感情移入しようにも出来ないが。
天覧歌舞伎があったのか！知らなかった。何年か前、偶然歌舞伎座で天覧歌舞伎とかち合ったのです。割れるような拍手でした。みんなあのお二人を敬愛してるんだなあと思いました。でも最初の一幕「暫」だけでお帰りに。「なんて可哀想な！最後までゆっくり見せてあげればいいのに！」と宮内庁を怒りました。
とにかく芝居が好きで好きで、いつも代役が降ってくるのを待ってる状態の橋之助、白鳥になるといいね！
同志がいて嬉しいです！！
もともとハッシーの”語尾を伸ばす癖”が耳障りで、ＮＨＫ金曜時代劇「御宿かわせみ」も見なかったのですが、「毛利元就」はなんだかハマッテしまいました！
今月国立劇場に行くのが楽しみになってしまった程です。アハハ～。
「黄金の日日」の幸四郎もイケてます。
歌舞伎演ってる時は、私のツボにまったく入らない人ですが、ＴＶの時はＯＫ～。「王様のレストラン」好きです。
武将の話ではない。という設定も楽しかったですヨ。
１２月は「元禄繚乱」放映です。ウゲゲ～。これはヒドかった。
「忠臣蔵」だから最後まで見ました。
そんな自分を自分で誉めてやりました（笑）
全くの消化不良で幕を閉じた年だった！
思い出したくもない～。だから、２度と見ませんっっ！！