アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

六世中村歌右衛門 二十年祭 須磨の写絵

2021年10月04日 | 歌舞伎



幕間15分

2021年9月17日(金)曇り
歌舞伎座 11時開演 3階A席

第一部
12:20-12:46
六世中村歌右衛門 二十年祭
七世中村芝翫  十年祭
須磨の写絵
行平名残の巻
出演
在原行平 梅玉
海女村雨 児太郎
海女松風 魁春

歌右衛門が上下通しで復活させて、
度々演じた役が松風。
私が歌舞伎座に
足繁く通うようになった時は、
歌右衛門は舞台から遠ざかっていて…。
2001(H13)年に倒れたのね…。
生の舞台を観ることは叶わず…ぅ。
本当に残念…ぅ。

須磨に流された在原業平(梅玉)を、
海女の姉妹・松風(魁春)と
村雨(児太郎)が
好きになっちゃって…ぇ。

清元なんだ…ぁぁ。
私を眠りに誘うのが上手なもんだから、
今日も意識が何処かへ飛んで行くぅうう。
でも一瞬で戻って来れた!
コラコラぁ。

海女が持ってる汐汲桶の
扱い方が難しそうだわぁあ。
前と後ろでブラブラ揺れるんだもん。



アレ…児太郎が
デッカク見えるんだけど…。
魁春の腰の落とし方が、
ググっと深いのかな…ぁ。
安定感がある様に見えるんだよぉお。
ん…ん…!!もしや!!
身長差がスッゲェある。
ってことなんじゃないのぉお。
いやぁ、世代の差を感じたぁああ。
これも時代なのねぇえ。



2人の女性に慕われて
「都へ帰るんだ。俺」
って、いつまで経っても言えない
業平(梅玉)が美しかったぁあ。

歌舞伎界を支えた成駒屋の二大スター
歌右衛門と芝翫を忍んで、
縁の役者達がズラリと揃った第一部。
穏やかな追善公演だったぁあ。

六世歌右衛門(1917~2001)、七世芝翫(1928~2011)の屋号はともに「成駒屋」。
現在の一門には、六世歌右衛門の長男梅玉さんと弟の魁春さんのほか、
七世芝翫の長男の中村福助さん、次男の当代芝翫さんらがいる。
六世歌右衛門の芸養子には中村東蔵さんもいて、それぞれの息子や孫たちも歌舞伎を受け継いだ。
七世芝翫は亡くなった十八世中村勘三郎と縁戚関係にあることから、その息子である中村勘九郎さんや七之助さんら「中村屋」一門とも関係が深い。(紡ぐTSUMUGUより)



2021年9月2日(木)~27日(月)
歌舞伎座
第一部
お江戸みやげ (2021.9.30記)
須磨の写絵 (2021.10.4記)
第三部
東海道四谷怪談 1回目 (2021.9.14記)
東海道四谷怪談 2回目 (2021.10.11記)


六世中村歌右衛門五年祭 (2006年4月記)

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