アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

Xの悲劇 の次は Yの悲劇 だぁあ

2023年07月04日 | 


巨匠クイーンのレーン四部作屈指の傑作であり、
オールタイムベスト常連の古典名作ミステリが
21世紀によみがえる!

2022年の8月に新訳版が出たぁあ!
早速!ゲットぉおお!
しかぁし、ここで問題がっ。
『Yの悲劇』は、
エラリー・クイーンが、
”バーナビー・ロス”
という別名で発表した作品、 
『ドルリー・レーン四部作』の中の
2冊目だったっ。
順番からいうと、
1冊目の『Xの悲劇』を
先に読むべきだよなぁ。
積読の山の中から見つけ出して
無事に読了。
クガァアアア!!
面白かったぁあああ。
第二弾もワクワクだぞぉおお。

Yの悲劇
原題:The Tragedy of Y
著:エラリー・クイーン 
訳:中村有希 
原書出版:1932年 米国
日本初版:1937年
出版:春秋社
訳:井上良夫
新訳版:2022年
出版:創元推理文庫(東京創元社)

あらすじ
ニューヨークの名門ハッター一族を覆う、暗鬱な死の影。
自殺した当主の遺体が海に浮かんだ二ヶ月後、
屋敷で毒殺未遂が起き、ついには奇怪な殺人事件が発生する。
謎の解明に挑む名優にして名探偵のドルリー・レーンを苦しめた、
一連の惨劇が秘める恐るべき真相とは? 

『Xの悲劇』より、
こっちの方が読み易かったぁああ。

ジャジャ~ン!登場したのは、
名優にして名探偵のドルリー・レーン!!
ヨッ!待ってましたッ!!

サム警視も再び登場!
前作でドルリー・レーンに
絶対の信頼を寄せるようになったもんで、
たいへんでい!親分!的な気持ちで、
ハムレット荘を訪ねたのかもぉ。

連続殺人がドドドッッ!!
じぇんじぇん犯人の目星がつかなぁあい。

今回も、名探偵ドルリー・レーンの行動に、
サム警視も私も興味津々だよぉおおお。

ドルリー・レーンの視線の先には
確かに犯人が…。
最後の最後に打ち明けられて…
警視も私も…
グエェエエエエ!!
そうなんかい!!
そいつなんかい!!
これが資産家一族の末路とは…。
ドキドキとワクワクとラストにホロリ…。



読み終わってから
もう1度表紙を見たら…
最初は何故にマンドリンが?
なんて思っていたのに、
部屋の中のどこを見ても
ガッテンガッテンガッテン!

エラリー・クイーン
アメリカの作家。
フレデリック・ダネイ(1905‐82)と
マンフレッド・B・リー(1905‐71)の、
いとこ同士による合同ペンネーム。
1929年、出版社のコンテストに投じた
長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。
同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、
当初はバーナビー・ロス名義で発表された
ドルリー・レーン四部作でミステリ界に
不動の地位を得る。
その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作を
いくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・
クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で
多数の作家を世に送り出したほか、
ミステリ研究者、アンソロジストとしても
功績を残した。
「アメリカの推理小説そのもの」と評された、
巨匠中の巨匠である。