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ルネサンスって… ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論

2017年10月28日 | 

ちょっとした思いつきで、
読書週間(2017/10/27~11/9)中、
読書レポをUPすることにしてみた!
最後まで載せきれたらご喝采ぃいい。
記念すべき1冊目はこれだぁああ。

映画『テルマエ・ロマエ』を観て、
抱腹絶倒ぉおおお!!
原作漫画は、
絵がちょっとイカつくって苦手だから、
読んでないけれど、
作家の名前はしっかりインプット。
で、書店でこの本が
平積みになってたわけなのヨ。 

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
著:ヤマザキマリ
出版社:集英社新書
発売:2015/12/22
定価: 760円(税抜) 

”ルネサンス”
言葉は知ってるけど、
どんなことなのか…
ダヴィンチとミケランジェロが、
何かドデカイ事をやったのかな。
よく判ってないぞ。フム…。

「はじめに」って所を
立ち読みして、
ビックラァアア!!

ヤマザキマリが、
イタリア在住なのは知ってたけど、
17歳の時に
フィレンツェに単身留学っ!
漫画家になる前は
画家だったぁああ!!

そんな人が語ってくれる
「ルネサンス美術論」
それならこんな私にも
理解出来るんじゃぁ…。

しかぁし、
買ってはみたものの、
読み始めて直ぐに躓いた…。
だってぇえ
そんなに興味があるわけじゃ
ないからなぁ。

で、そのまま本棚のどっかに…。
で、いつの間にやら忘れてた…。
この間、ヒョッコリ私の前に…
「読んで~読んで~」
って言いながら現れたぁああ。
しゃぁないなぁ。
ほんならいくでぇぇ。 

読書中…
プハァアア!!
色んな画家の事が
書いてあるわぁあ。 

画家達の絵はもちろんのこと、
ヤマザキマリのイラストもあるし、
いいねぇ♪

ボッティチェリは、
ラファエル前派」いなかったら、
埋もれていたかも。

ウキャァア!
こんなところで「ラファエル前派」!
展覧会に行って…
いつのことだったっけ…
拙宅検索中…
ウオ!2014年!
大いに盛り上がったんだったぁあ。

フリィッポ・リッピの時代
絵描きは芸術家という意識はなく、
職人だった。
職人だからギルド(組合)に
入るんだけど、
”薬剤師”の組合に加入したんだって。
絵を描く時に顔料を使うんだけど、
当時は薬物の一種だ。
という考えからそうなったらしいよ。

それが三大巨匠の時代、
ラファエロ、ミケランジェロ、ダヴィンチ
になって意識が変わった。
あのぉ…。
三大巨匠って言葉を、
初めて知ったんですけど…。
ラファエロって…
馴染みが無いなぁ…。
美術って全然知らないもんで…。
トホホ

「変人」をキーワードに紹介するのが、
ヤマザキ流。

伴侶にするならラファエロが最適!
なになに!どういう意味ぃい。

どんな女性像を描いたかで
その人の人格を推量するのが、ヤマザキ流。
なるほどォ。
そんな風に見たことなかったなぁ。

ミケランジェロは
生真面目な完璧主義者。

なもんでユーモラスさがイマイチらしい。
う~むぅ。
関西出身者としては、それはアカンね。
って、天下のミケランジェロに対して
失礼な。
そやかて、
笑いは心の栄養やないかいな。
アハアハ

ミケランジェロの彫刻は、
人間的じゃない。超人になってる。
っていうのね。
筋肉の付き方が美し過ぎる。
ヘェエなるほどぉ。
彫刻ってそうやって見るのかぁ。

古代の神々もちょっと力み過ぎ。
ヘェエ。
どんな感じなのか見てみたいなぁ。

写実的にじゃなくって、
空想的なイメージを、
高度な技術で立体化してたのがミケなのね。
「ミケランジェロ」って入力するのが、
面倒くさくなって略してしもうたぁ。
”完璧主義の変人”さん。 

レオナルドダヴィンチは
マルチな才能を持った人。

ひとつの職業に凝り固まらない
イタリア流がレオナルドの生き方。
芸術作品の他に、
軍事兵器も発明したんだと!

見る者に媚びず、
謎を投げかける絵が”モナリザ”。
うぅん。
モナリザをナマ見したことが無いから
よく判らないんだけど…
ダヴィンチにも、
あんまり興味が無くて…。
人間嫌いで、
クールに見る人だったんだって。 

絵画といえば、今は鑑賞するものだけど、
その昔は、もっと身近なもの。
日々の苦しい生活の支えになってた。
教会に行って見つめるもの。
沢山の人が見るそんな絵の数々は、
現代のメディア的存在。
壁画や天井画には、
社会状況が描かれていた。
一方、描かせる側は、
メッセージをそこに込めたっ。
キョエェエエ!!
そうだったのかぁぁああ!! 

ルネサンスに活躍した画家って
色々いるんだね!!
画家がいる場所だって、
フィレンツェとローマだけじゃない。
その他の都市についても
紹介されてるヨ。 

ヒャァァアア!!
処変われば絵も変わる。
こういう視点で見るとオモロイなぁああ。 

北の巨人ブリューゲル
オ~ォオ!
バベルの塔”の人だぁあ。
あの塔は、
ローマのコロシアムにそっくり。
なるほどォ。
そう言われてみれば…。
神話と現実の大胆な組み合わせ!
こんなことをした画家は彼だけ。
ヤマザキマリが
”最大級の変人”と大絶賛!!

読書中…
プハァアア!!

ルネサンスを、美術だけじゃなくて
文学や建築等から紹介してくれる。
ヤヤヤ。
いたる処に変人がっっっ。
国が発展するというか、
文化の波が広がるって
すっごいことなんだねぇええ。

日本にも目を向けて…
宗教の存在をイタリアと比較したり…。

読書中…
プハァアア!!

ルネサンス=再生
この意味が!奥が深いわぁああ。
私もいつか、
三大巨匠に興味を持てる日が来るかなぁ。 

つづく

特設サイト
集英社新書 

ラファエル前派展 そのリアルさにクラクラ♪ (2014.4.24記) 
テルマエ・ロマエ 侮れぬ!平たい顔族! (2015.4.21記)
バベルの塔展へ行ってきた!  (2017.7.16記)

読書週間 本に恋する季節です! (2017.10.27記)