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え!部署の名前なの? 警視庁 生きものがかり

2017年10月30日 | 

ちょっとした思いつきで、
読書週間(2017/10/27~11/9)中、
読書レポをUPすることにしてみた!
最後まで載せきれたらご喝采ぃいい。
3冊目だぞぉおおお。

警視庁 生きものがかり
著者:福原秀一郎
出版社:講談社
発売:2017/8/4
定価:1300円(税別) 

え!部署の名前なの?
ホントにあるの?
警視庁生活部生活環境課環境第三係
通称”生きもの係” 

密輸ブローカー、
ペットショップ経営者、
そうして、ペット愛好家を相手に、
ペットをめぐる闇を暴く!! 

保護したのはこの人…
じゃなかった、この子たちだ。
っていうイラストと
学名と特徴が描かれているのが、
オモシロイ!

そうして捜査官こそが、
この本の著者なのだぁあ。
パチパチパチ。

著:福原 秀一郎(フクハラ シュウイチロウ)
1955年鹿児島県鹿屋市生まれ。
警視庁生活安全部生活環境課勤務。
希少野生動植物密売捜査において、
全国で唯一の警察庁指定広域技能指導官に指定され、
全国でもきわめて珍しい「希少動物専門の警察官」となる。
人呼んで「警視庁の生きものがかり」。
2015年3月・警察功労章受章、
2016年1月・警視総監特別賞受賞。 

考えてみれば、
絶滅の恐れがある動物とかさぁ
守らないと…
…え!植物も!
えぇえええ!!植物ものぉお!
ウヒャァァアア!!
それはおったまげだぁああ!! 

密輸とか売買を防いでいる人達が
いるってのはね、
当然のことなんだろうけどさぁあ。
人間を取り締まるだけでも、
なんやかやあるだろうに…。

でもさ、やっぱり最初は、
周囲から馬鹿にされたらしいのね。
だろうなぁ。
相手が相手だし。
畑違いな風に感じるよね。
しかぁし、
そんな冷たい視線もなんのその。
今では名誉ある賞も貰って
「生きものがかり」に
配属するにはどうしたらいいの?
と考える若い警察官が現れるほどに! 

ビックラこいだのが、
警視庁4万6000人の中の、
たった5名しかなれない!!
そんなちっこい部署なんかいっっ。
いやいや、
なんちゅう狭き門なのじゃぁああ。

福原さん…あ、著者のことだよ。
先輩から言われた
「十八番を作れ」という言葉を忘れず、
もともと動物好きだった
ってこともあってこの仕事に体当たり!! 

悪徳ペット業者の足を洗わせ、
そういう人達から情報を手に入れ…。
オオ!なんか鬼平犯科帳っぽいなぁあ。
カッケェエエ!!

日本全国だけじゃない、
世界も相手にしてるんだぜぇえ。 

「ワニの事件は落とした。
次はカメの件を自白させるしかない」
ククク
ほのぼのしてる場合じゃぁないんだけど、
つい♪

ガセネタ(嘘の情報)
ガサ入れ(家宅捜索)
帳場(捜査本部)
こんな言葉が飛び出してくるんだぜぇえ。
ほんまもんやでぇええ!! 

動物園の飼育員とも知り合いって、
知識収集をしたり。
研究する専門家の指示を仰いだり。
鳥なんてね。
東京都鳥獣保護管理員が、
住宅街を歩いて、鳴き声を聞いて
ピンときたら110番!
ってなことをしてくれるんだって。
色んな人の動物愛にも助けられて、
悪と戦っているのだぁあ!! 

悪戦苦闘の日々が綴られているのに、
やたらとMYツボに刺さってしまって。
ニヤニヤしながらページを捲るよぉお。
イヒイヒ

悪人達の名前は勿論、仮名。
でも、猫田とか犬山、海老沢etc
とにかく生き物の名前になってるのよね。
アハアハ 

生きものがかりの皆さん。
これからも動植物の平和のために!
人類の平和のために!
地球の平和のために!
頑張って下さい!! 

いやぁああ、
未知の世界に
足を踏み込んじゃったよぉおお。
世の中には、
私の知らない職業が
まだまだいっぱいあるんだろうなぁあ。 

ドラマ化されてたよね。
って思ってたんだけど、
あれは違う作家の原作なんだってね。 

つづく

講談社
リアルな「警視庁 生き物係」、捜査員が体験を本に