アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

神はサイコロを振らない 

2006年01月25日 | テレビ(国内)

日テレ系 毎週水曜日 夜10時放送中

行方不明になっていた飛行機が、ある日帰ってきた。
時空を超えて!10年ぶりッ!シェ~ッ!
でも、機内の人達にとっては、たったの29分後っ!?

 「イリュージョン?CG?夢じゃない。現実ですよね?」
グランドホステスのヤス子(小林聡美)は、驚きで頭が上手く回らない~。

真剣なのに思わず笑っちゃうのが、小林聡美の魅力だーねー。
旦那の三谷幸喜に負けてないよねー。
”やっぱり猫が好き”だもんねー。

三谷が小林聡美にゾッコン!になっちゃって、
猫アレルギーを愛の力で克服し、
猫好きな彼女と、めでたくゴールインしたとか(エエ話やの~)

人生にポッカリ穴が開いたような空虚感の中で、10年間。
 「ソツなく無理なく淡々と、決して自分の意見は言わない。
 無難に暮らして年金貰おう。って学んだはずでしょー?」
なのに、なのに、それなのに。
先頭切って、走っちゃって、乗客を外に出してしまったー。

死んだと思ってた…遺体も遺品も見つからなかった…
家族が、恋人が、友人が、今戻ってきた。
 「生きてるッ、動いてるッ、動いてるッ」

ヤス子は親友・亜紀(ともさかりえ)と再会。
嬉しかったは半時ばかり…(野崎村か)この距離感。
なんてったってあっちは若いっしょ。こっちは10年。
大人に…、ぶっちゃけ老いた~!!
冷静に考えると、どーなの?喜んでばかりもいられないんじゃ…。

案の定、上司から巨大なカミナリが落ちた。う~んキツイぃ。
 「どっこいしょ。よっこらしょ」
疲れた身体を引きずって、帰ろうとする主人公。
そんな彼女に友人の渇がっ!
 「10年なんかに負けてんじゃね~!心に汗かいてね~だろ!」
はたして主人公の心に…響いたかー。

過去に置き去りにしたもの。
プチンッと切れた糸の先にあるもの。
例えば、南の島に沈んだままの戦艦。
そこに眠る戦死者を見つめるような…。
サラッと流しちゃいけない、重いもんかもしんないわ。

吸い込まれていくような、消えてっちゃうような…
どこに行ったのか判らないまま戻ってきた人達。
残された時間はあと9日。
それってどーいうことヨ?

さて、第2回はどんな進展が?
今夜もチャンネル合わせよー。

『神はサイコロを振らない』 
原作:大石 英司 (著) 中公文庫
詳細はこちらから 公式HP  

にほんブログ村 演劇ブログへ