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『ケンカの流儀』佐藤優著(その6/完)

2016年10月27日 | O60→70(オーバー70歳)
【208ページ】
偉人とは、「自分のなかからなにかを創造するように見える人物」のことである。新しい事柄を創造するのであるから、当然、周囲と軋轢を引き起こす可能性がある。
偉人は、何らかの理念を追求している。ただし、それは第三者から見て言えることで、偉人自身が理念を意識しているわけではない。平たく言えば、人間は自身のやっていることの意味がよくわかっていない場合が多いということだ。

【209ページ】ヘーゲル
偉人は他人を満足させようとするものではなく、自分の満足をねらいとします。

(ken) 私は偉人ではないが、「自身のやっていることの意味がよくわかっていない」人間でもある、と思います。というわけで、本書の『ケンカの流儀』を読み、自分の凡人さ加減を痛感させられた次第です。逃げるのは恥だが役に立つ(ハンガリーの諺)。(終わり)
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