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たばこと塩の博物館がリニューアルオープン!

2015年04月25日 | たばこをめぐる見聞記
▼たばこと塩の博物館は、日本専売公社が1978(昭和53)年11月、渋谷の公園通りに開館、数多く人々が来館し、待合せ場所の定番としても知られた名所でした。それが、本日の土曜日(4月25日)、東京スカイツリーのほど近くにリニューアルオープンしました。
▼そもそも、たばこはアメリカ大陸の古代文明の儀式で利用されたことを起源としており、大航海時代の16世紀以降世界中に広まりました。世界各地で、水たばこ、かぎたばこ、噛みたばこ、刻たばこなど、特色ある展開をみせました。日本へは16世紀末に伝来し、江戸時代の庶民文化にとけこみ、独自のたばこ文化が生まれました。
▼また、「人は海から誕生し、今でも体内に海を抱え込んでいる」といわれるように、塩は生命の糧として人類生存の歴史と深い関わりをもっています。日本では、岩塩等の内陸の塩資源がなく、縄文時代以来、海水から濃い塩水を作って煮つめるという、独自の製塩技術が発達しています。
▼入場料100円で、たばこと塩の歴史と文化を知ることができます。渋谷の公園通り時代には、空間的な制約等もあったようですが、倍以上のスペースとして生まれ変わり、映像技術・データ活用がいっそう進み、50000冊に及ぶ関係書籍類の閲覧が可能とのことです。言葉を換えれば、世界屈指のテーマ別博物館といえましょう。
▼アクセスは、本所吾妻橋、押上、錦糸町から徒歩で行けますので、詳しくはWeb検索してください。開館時間は午前10時~午後6時、休館日は月曜日(月曜日が祝日、振替休日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)となっています。
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