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イオン天王寺店はSATYだった!

2017年02月26日 | ここで一服・水元正介
先週の日曜日は、イオン天王寺店でお買い物をしました。車で出かたのですが、横浜市内は想像以上に密集しており、あっという間に着きました。喫煙所は一階の入り口左にあって、スタンド灰皿にはSATYのロゴが残っていました。いつ頃の建物なのだろうと、あたりを見回したら「定礎昭和52年11月吉日」というプレートがありました。世暦では1977年、ちょうど40年ですから地域住民の暮らしに寄り添い、喜怒哀楽を共にしてきたのでしょうね。
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『希望の資本論』その6

2017年02月26日 | O60→70(オーバー70歳)
【40~41ページ】
佐藤 そうすると年収150万円そこそこなら、100円ショップを使っていれば食べていくこともできるし、部屋だって新宿区でも築40年以上になった場合なら、3万円以下で借りられます。しかもトイレ共用の場合にはもっと安くなります。住宅費さえ削れば、実は生きていくだけだったら、そんなに大変ではない。

* ホワイトカラー・エグゼンプション
ホワイトカラーに対して、労働法上の規制を適用免除するというアメリカなどで行われている制度。労働時間ではなく、仕事の成果、能力に応じて評価をするとして、日本でも「高度ブロフエッショナル労働制」という名称で、2015年の通常国会で、政府が労働基準法の改正をめざしている。

【42ページ】
池上 最近、都道府県別による大学進学率が発表になって、進学率が最低の鹿児島県は32.1%、最高の東京都では77.5%と40ポイントの差があり、この20年で最上位と最下位の差は2倍になったそうです。

【44ページ】
池上 それとともに日本も、教育と生涯給与がリンクするアメリカ型のシステムになってきた。これによる社会的なストレスがどうなるかというシミュレーションをきちんとしておかないと、大変なことが起こるかもしれない。

[ken] 「住宅費を削れば、年収150万円で暮らしていける」という佐藤さん持論については、先日、スーパーで1玉15円(これで一食がまかなえる)のうどんを買ってみて納得しました。これが、後期高齢者の定番商品であることは、以前テレビを見て知っていました。そして、貧困児童が6人に1人という統計もあるわけですから、後期高齢者だけでなく、先進国ニッポンの子どもたちが、それもかなりの人数が口にしていると推定できますね。42ページの都道府県別大学進学率については、鹿児島県が最下位であることを知りませんでした。私の友人に、鹿児島県出身がたまたま多かっただけだったようです。これは実に意外でしたね。44ページの池上さんが指摘する「教育と生涯給与がリンクするアメリカ型のシステム」は、ますます表面化していると実感しています。邦画で大ヒットした「ビリギャル」にしても、父が自営業(自動車整備会社の社長)であり、母も娘の塾代をパートで稼げる条件が整っていました。学習塾で、週3日の個人指導から週5日の個人指導に切り換えるには、それなりの資金が必要ですし、「ビリギャル」でも将来に備えた各種の保険を解約していましたね。もちろん、本人や塾講師の努力を否定するものではありませんし、よく頑張ったと思いますよ。(つづく)
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