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晴れて・・・

2009-12-20 11:23:32 | Weblog
かなり重篤な病にでもおかされない限り病院には行かないであろう私が、夏以来週一で皮膚科に通っていた。

1年ほど前に右手中指の第二関節甲側にイボができた。

「オレら子どもの頃にようできた。ほっとったら花が咲いてなくなるわ。」

という何の根拠もないお父さんの経験談を信じていた病院嫌いの私。

だが、いつになってもお父さんの言う「花」は咲かない。

・・ってか、花って何なの・・?

「白うなってひび割れてくるんや。」



しかし、花もひび割れもない潤いを保ったまま二つ目のイボが小指にできた。

「花も咲かんのに、子どもができるなんて・・・。」

人間の感覚というものは微妙なもので、昔スマートだったお父さんが自分の体の幅を過信し壁にぶつかるのと同様に、ちょこっと出っ張っているだけでもあちこちにぶつけてしまい痛い思いをする。料理をしていてもまな板に擦れたり・・痛い・・。

オリーブオイルがいいときくとパックしてみたり、どこどこのクリームがいいときくと塗ってみたりしたがなくならないイボ・・。これ以上放っておいてドンドン仲間が増えていってもたまらない。

意を決して皮膚科の受診をした。

・・「液体窒素で治療しますからどんなことがあっても毎週金曜日私のところに来ると約束できますか。」という医者の言葉に承諾した。

液体窒素で焼くのだが、これがチリチリ痛い・・。足がバタバタ・・先生の手を払いのけ逆に押さえ込まれ無言で小さな攻防を数回繰り返す治療が続いた。

治療中にも仲間が増え、最高5ヶ所

・・「イボはしつこいもんなんですよ。」

9回目の治療の時、先生が言った。

・・「ちょっと・・、しつこいですから治療法を変えます。・・メス。」

「メス??」「切るんですか?」

・・「いえ、削ります。」

ごく原始的な方法だった。

患部を削った後、スピール膏(魚の目とかの治療に使う皮膚を溶かす薬)を貼って終了。

三日後、取れた。

そしてめでたく「様子を見ましょう。」ということになった。

当初の見立てでは最大6ヶ月だったが、年内に終了した。


なんでも早め早めに治療すればいいとはわかっているのだが、なかなかそうはいかないのだ。
予防注射をしなくてもインフルエンザが寄りつかないわ・・なんて思ってしまう強気のおばさんだが・・・病院はキライだ・・

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