朝のワイドショーを見ていたら、伊勢神宮の参拝客が過去最高といえるほど増えているとか。
今まで伊勢に縁がなかったが次男のお陰で私達も年に数回行く機会が出来、できるだけ参拝しようと心がけている。学校で知り合った保護者の中には、月一回必ず参拝することを目標に掲げられて実行している方もいらっしゃる。
車で4時間かかるので私達には到底そんな真似は出来ないが、同じ伊勢に足を向けるならということで時間が許せば外宮内宮両方、時間のない時はどちらか一方と私達の中で勝手にルールが決められている。
テレビでは、不況の時は神社参拝が多くなると言っていた。確かにそれは実感する。
しかし、それは一過性のものと同等であり伊勢の場合には旅行観光の割合が大きいのではないかと思う。
数年前からのスピリチュアルブームに端を発し数々の啓蒙本やネット発信のものなど触れる機会も多くなった。伊勢の参拝客数増加もそれらの力によるものも少なくないと思う。
一緒にテレビを見ていたおじいちゃんに、自分の心の中に神さんがいると説く本が沢山売れているんだよ・・という話をした。
自分の中の神さん・・・そのとおりだと思う。
その認識の方法は各自おのおのであってけして強いられることではない。
そういう考えなのでうちの布教活動はままならないのではと思うことも度々あるのだが。
そんなことを考えながら掃除をしていたら頭の中に歌が響きだした。
生きることが つらいとか 苦しいだとか 言う前に 野に育つ 花ならば 力の限り生きてやれ
松山千春の「大空と大地の中で」のフレーズ。
生きる本質ですよね。