便りのないのは

「便りのないのは無事と思え。」

よくいわれることである。

通信手段が発達していなかった昔と違って、今は各個人が携帯電話を持ってる時代である。
いつでもどこでも連絡がつくと思うと、連絡がないのは余計に不安感を募らせるものだ。



昨日、長男への荷物を依頼した宅配屋さんから電話がかかってきた。

「夜八時以降の指定なんで八時以降に何度か持って行ったんですけど・・、部屋には電気がついてるのに出てきてないんですよ・・。」

荷物を依頼したのは月曜日。
火曜日の夜には届くようになっていた。
昨日は木曜なので少なくとも２回は宅配屋さんに足を運んでもらってるのだ。

・・。
宅配屋さんに長男の連絡先を教え、こちらからも連絡をとることを伝えた。


長男と連絡をとったのは２週間以上前。
今回、荷物を送るとメールをしたが、その返事もなかった・・・。


宅配屋さんの電話を切ったあとから、頭の中をいろんな状況が駆けめぐり始めた・・・。

仕事が忙しい・・といっていたので・・・もしかしたら・・・・。



倒れてるんじゃないだろうか・・・。

こんな時、超能力があったら・・・。
いやいや、おじいちゃんは、「自分に近い事は感情が入るから案外わからんもんや。」・・ってゆうとったなあ・・。

会社へ連絡してみようか・・。
いやいや、無事やったら迷惑かけるからアカン・・。

こういうときは神様にお祈りして・・・。

・・・・・。

「長男の生きる力を信じよう。」

気分がラクになった。

私が心配性なのは、長男が小学生の時に遭った事故のときから・・・。いまでも時々思い出す・・・。



学校から帰ってきた二男に話すと・・・、

「きっと・・・。



イヤホン付けて音楽聴いとったんちゃう？」


・・・。・・そうだね。
二男の言葉でなんだか妙に安心した。


で、結局長男はというと・・、
私が入れた「無事か？」というメールに対して「無事。仕事中やから後で。」・・というメールを返してくれた。

仕事し過ぎて体大丈夫かな・・？なんて次々考える母・・。

ごめんね～～。

後で・・の連絡はなかったけど、元気でいてくれてよかった～～～。