島田雅彦 著
これは好みが分かれるなあ。
どっちかというと苦手な部類であった。
ただ、これが書かれたのが1990年であることを考えると、
時代を先読みする力には脱帽せざるをえない。
突然失踪したB君の行方を探すうちに、東京近郊の町
ロココ町に迷い込んだもと予備校教師のぼく。
そこは常識とは程遠いはちゃめちゃな町でありながら、
超遊園地都市として成長を続けていた。
ギルガメ師と呼ばれる人物がB君ではないかと思ったぼくは、
町を歩き回りながら、彼に出会おうと試み、いつのまにか
住み着いてしまう。
やがて、あまりにもみんなに進められる「遺伝子分析」を
受けることになり、情報都市の一部として組み込まれることになる。
まあ、人が情報というものになり、個ではなくなり……
それをひとまとめにした人工知能的なものが町を制御し、
そんなことなのかなあ。
しかしそんな大筋などものともせず、実に濃いエピソードが
次々に現れ、混乱させられる。
登場人物もやたらとキャラが強い。
面白くないとは言わないけれど、なんか疲れた。
これは好みが分かれるなあ。
どっちかというと苦手な部類であった。
ただ、これが書かれたのが1990年であることを考えると、
時代を先読みする力には脱帽せざるをえない。
突然失踪したB君の行方を探すうちに、東京近郊の町
ロココ町に迷い込んだもと予備校教師のぼく。
そこは常識とは程遠いはちゃめちゃな町でありながら、
超遊園地都市として成長を続けていた。
ギルガメ師と呼ばれる人物がB君ではないかと思ったぼくは、
町を歩き回りながら、彼に出会おうと試み、いつのまにか
住み着いてしまう。
やがて、あまりにもみんなに進められる「遺伝子分析」を
受けることになり、情報都市の一部として組み込まれることになる。
まあ、人が情報というものになり、個ではなくなり……
それをひとまとめにした人工知能的なものが町を制御し、
そんなことなのかなあ。
しかしそんな大筋などものともせず、実に濃いエピソードが
次々に現れ、混乱させられる。
登場人物もやたらとキャラが強い。
面白くないとは言わないけれど、なんか疲れた。
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