山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

飯士山

2018-09-29 | 2018山登り
山域山名:越後・飯士山(新潟県)
期  日:2018年9月23日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、らがー
行動記録:五十嵐口登山口490m(9:00)→負欠岩880m(10:00/10:10)→西峰(10:45/10:55)→飯士山1111m(11:05/11:20)→南峰1025m(11:30)→鋸尾根→尾根左曲点(12:30/12:40)→神弁橋(13:20/13:30)→湯沢駅(13:45/14:14)=<上越線>=石打駅(14:21)=<タクシー>=登山口
<天候:晴れ>

巻機山、谷川岳、日白山、神楽峰、、、標高は低いが魚沼平野の最奥にキリリと聳え、周りの山に登るたびに必ず方向の目印としていた飯士山。

南アルプス、丹沢、奥秩父から眺める富士山のような感じだろうか。

噴火活動でできた山で、山名の由来も山頂部に穀物の神様を祀ってあるから「飯」、富士山の姿に似ているから「士」で飯士山となったらしい。

岩原スキー場から登れば簡単だが、今日は経験者向きといわれる負欠岩を経由する五十嵐口から登って、鋸尾根から湯沢の街に下山する周回ルートで登って来ました。

石打五十嵐集落から狭い舗装林道を走って、今は使われなくなったテニスコート下の登山口から入山。




登山道は昨年に地元の方が下草を刈ってくれて、間違えやすいポイントには赤テープを張ってくれたので明瞭。




しかし、鉄砲登りの連続。




負欠スラブを見上げるところまで来た。




ここからが今日のハイライト。負欠岩の左側に下がったロープ伝いに登るが、昨日の雨で湿っていて嫌らしかった。




高度感抜群だ。




読み方は「おいかけいわ」「ふっかけいわ」「ふかけいわ」といろいろ云われているがどれが正しいのだろうか。
クライマーはトレーニング気分で簡単に登ってしまうらしい。




まだまだ気が抜けない斜面が続いて、灌木やロープを掴みながらスラブを登る。逆層なので足場は乏しい。




確かに山慣れた人以外は危険だ。




稜線もやせた岩稜。




尾根コース分岐。




魚沼平野一望の西峰に立つ石仏。





展望を楽しみながら本峰を目指す。




飯士山山頂。




三角点がある南側のピーク。こちらはハイカーで賑やかでした。




国境稜線の眺めは素晴らしい。




三国街道。




南峰からの本峰。




鋸尾根に入る。




こちらも小ピーク越えるたびに急斜面の登下降が何度も現れる。










負欠岩とスラブがよく見える。尾根コースも凄い場所に道が付けられている。




山毛欅の森に入ってやっと緊張から解放される。




稲穂が輝く里に向かって下る。




鋸尾根は古い標識が多い。一般ルートではあまり紹介してないようだ。その方がいいでしょう。




神弁橋で登山道はGOAL。




しっかりと登山してきました(笑)




魚沼川は鮎釣り人がたくさん。




湯沢駅へ。










せっかくなので少し待って上越線に乗る。




車窓から負欠スラブ!!




石打駅へ到着。




フォームがオーストリーっぽい。




バブルの時は賑わった駅前だが。。




時間が止まった駅前。







石のドラえもん!




飯士山は昔から変わらず、地元に愛されてます。




石打駅からタクシーで登山口まで1850円でした。




キリリと聳える飯士山は名山でした。